2015年12月09日
【全Windowsユーザー対象】Microsoft 12月の月例バッチを公開
12月の月例パッチ
【2015 年 12 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要 】
今回はかなり多くのパッチが適用されるようです。
Windows 10で新たに導入された新ブラウザ「Edge」に関するものや、
Microsoft Office 2007 以降のMicrosoft Office スイート製品群の「緊急」のセキュリティパッチも含まれています。
12月の月例パッチは、通常のアップデート方法で適用することができます。
12月のセキュリティ更新プログラム一覧
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3116180)
Cumulative Security Update for Internet Explorer
MS15-124
Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3116184)
Cumulative Security Update for Microsoft Edge
MS15-125
JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3116178)
Cumulative Security Update for JScript and VBScript to Address Remote Code Execution
MS15-126
Microsoft Windows DNS 用のセキュリティ更新プログラム (3100465)
Security Update for Microsoft Windows DNS to Address Remote Code Execution
MS15-127
Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (3104503)
Security Update for Microsoft Graphics Component to Address Remote Code Execution
MS15-128
Silverlight 用のセキュリティ更新プログラム (3106614)
Security Update for Silverlight to Address Remote Code Execution
MS15-129
Microsoft Uniscribe 用のセキュリティ更新プログラム (3108670)
Security Update for Microsoft Uniscribe to Address Remote Code Execution
MS15-130
Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3116111)
Security Update for Microsoft Office to Address Remote Code Execution
MS15-131
Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3116162)
Security Update for Microsoft Windows to Address Remote Code Execution
MS15-132
Windows PGM 用のセキュリティ更新プログラム (3116130)
Security Update for Windows PGM to Address Elevation of Privilege
MS15-133
Windows Media Center 用のセキュリティ更新プログラム (3108669)
Security Update for Windows Media Center to Address Remote Code Execution
MS15-134
Windows カーネル モード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム (3119075)
Security Update for Windows Kernel-Mode Drivers to Address Elevation of Privilege
MS15-135
Microsoft Security Bulletin
過去のセキュリティ更新プログラム一覧
2015年11月のセキュリティパッチの概要を以下で見る事ができます。
「2015 年 11 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要」
2015年10月のセキュリティパッチの概要を以下で見る事ができます。
「2015 年 10 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要」
2015年9月のセキュリティパッチの概要を以下で見る事ができます。
「2015 年 9 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要」
2015年8月のセキュリティパッチの概要を以下で見る事ができます。
「2015 年 8 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要」
過去〜最新のセキュリティパッチを見る場合は、「セキュリティ TechCenter」
セキュリティ TechCenter
「Windows ライフサイクルのファクト シート」
月例パッチの不具合
月例パッチによる不具合としては、以下のようなものがあります。
・一部のWindowsで再起動ループを繰り返す。
・メモリの少ないWindows7で大量のスワップが発生し、Windows Updateに非常に時間がかかる。
・一部のPCでブルースクリーンや再起動不能となる。
・特定のアプリケーションがフリーズする。
・修正パッチのインストールが繰り返される。
起動しない、再起動ループする場合の対処法
大切なパソコンを守る為に必要な月例パッチなので、
適用しないというのは論外です。
適用しないことで、ウイルス感染して個人情報を抜き取られるだけでなく、
パソコンを破壊されたり、ウイルスを蔓延することにもなるので、
やはり月例パッチはきっちりと適用したほうがいいと思います。
パッチを適用した途端に起動しなくなる、再起動ループを繰り返すなどの
不具合に陥ったら、とにかく以前の正常な状態に戻すのが一番です。
Windowsを正常動作時の状態に戻すには
WindowsVISTA以降、Windowsが正常に起動できない場合には、
起動時のシステムファイルに関する問題が検出されると、自動的にスタートアップ修復が行われるようになっています。
ただし、パッチなどのソフトウエアによる不具合によって起動不能に陥った場合、
このスタートアップ修復では解決できず、スタートアップ修復が繰り返し表示されたり、
「問題が検出できませんでした。」などのメッセージが表示される場合があります。
この場合は、「システム回復オプション」を利用して、Windowsを以前の状態に戻すのが一番です。
システム回復オプションの利用手順
@パソコンの起動、再起動時に「F8」キーを何度か押して、「詳細ブートオプション」を表示してください。
※BIOSやキーボードの違いによって「F8」キーで「詳細ブートオプション」が起動しない場合は、
パソコンの起動時に、「Windows」キー+「R」キーで「Windowsブートマネージャー」を起動してください。
A「詳細ブートオプション」が表示されたら、「コンピュータの修復」を選んでください。
B「システム回復オプション」の画面でキーボードの入力方式を選択し、「次へ」をクリックしてください。
Cローカルユーザーのパスワードの確認画面が表示されるので、パスワードを入力し、「OK」をクリックしてください。
D回復ツールの選択画面が表示されるので、「システムの復元」をクリックしてください。
Eシステムファイルと設定の復元の画面が表示されるので、「次へ」をクリックしてください。
Fシステム復元に利用できる復元ポイントの一覧が表示されるので、
直近の復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックしてください。
G復元ポイントの核に画面が表示されるので、「完了」をクリックしてください。
これでシステムの復元が開始されるので、復元が完了するまで待ちます。
H復元完了の確認メッセージが表示されるので、「再起動」をクリックしてください。
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