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2022年08月30日

旧統一教会の教えはブラック企業と同じ…普通の人を「よろこんで献金する信者」に変える3つの原則

旧統一教会の信者はなぜ多額の献金をしてしまうのか。北海道大学大学院文学研究科教授の櫻井義秀さんは「信者たちは自分で考え、判断することを悪とみなすようにマインド・コントロールされている。これは戦前の軍隊や、ブラック企業など、一般社会でも見られる手法だ」という――。
■マインド・コントロールの3つの原則

 ところで、旧統一教会の元信者が語るところでは、次のようなコントロールがある。

 @カイン―アベルの原則

 創世記によると、カインが兄、アベルが弟で、2人はアダムとエバの息子達であるが、神はカインの献げものよりもアベルの献げものを取られたのでカインは怒ってアベルを殺してしまう。

 この物語から旧統一教会では、神に嘉(よみ)されたアベルにカインは従うべきという一般則を作る。これが組織内ではアベルは上司(信仰上の先輩)、カインは部下(信仰上の後輩)に相当するという。

 したがって、信仰共同体の組織は下位のものが上位のものに道徳的に逆らえないピラミッド的なものとなる。最上位には文鮮明がいる。社会関係のコントロールである。

 Aアダム―エバの原則

 先に女性が堕落して男性を誘ったということから、女性は男性に献身的であるべきという一般則を作る。これが国家間に適応されると先に述べたアダム国家(韓国)-エバ国家(日本)の図式となり、日本が韓国に仕えるのは当然なのだということにもなる。

 また、堕落は男女の間違いから始まったことなので、信徒同士男女間の密な関係は禁じられ、再臨主たる文鮮明を仲介しない男女関係は全て不義なるものとされる。

 祝福後の家庭にも再臨主が介在し、夫婦間の愛情よりも再臨主への信仰の方が強いのである。性愛と結婚のコントロールである。

 Bほうれんそうの原則

 報告、連絡、相談を縮めたものである。自分の行為は全て上司に報告し、信徒同士連絡を密に行い、自己判断の必要がある場面では全て相談する。

 旧統一教会の信徒は自己の裁量で行動することは殆どなく、組織的な判断や指令を優先する信仰実践の毎日である。これは行動のコントロールである。
■旧統一教会の手法は「一般社会にも見られる」

 このような@ABのコントロール下では、自己の認識や判断よりも、再臨主の教えや教団組織の方針を優先するよう、旧統一教会信徒としての人格が形作られている。

 もちろん、Aは旧統一教会特有の傾向であるが、@Bの組織的統制は一般社会でも見られる。

 閉鎖性が強く、権威主義的な組織に属していると、自分で考え判断することが悪いという価値観を持たされ、ついには自分で判断するよりも上位者に判断を委ねること自体が善であり、模範的(信仰的ないしは忠実)であると思いこまされる。

 戦前の軍隊がそうであったし、現在もこのような組織的統制によって社員に違法すれすれの営業をやらせるような会社がある。

 いったん、このような組織に身を投じてしまうと認識の枠組みがいつの間にか変わってしまい、自分で自分の判断を縛ってしまうようになる。

 マインド・コントロールとは常に誰かから監視され、遠隔操作されているようなものではなく、自縄自縛の状態なのである。
【マインドコントロールからの脱却】
だから、Aさんが信徒であった間になした旧統一教会への献金も、Aさんを勧誘し、献金を勧めた信徒達の行為も、外形的には自律的行為とみなせるものである。

しかし、そうした行為を真に自律的なものとみなしてよいのかどうか。
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