2022年03月07日
部下のメンタル壊す「危険な上司たち」の特徴 上司と合わないと思ったら必ず原因がある
部下のメンタル壊す「危険な上司たち」の特徴
上司と合わないと思ったら必ず原因がある
合わない上司を5つのタイプに分類し、それぞれ対策をお伝えします
上司との関係で悩んでいるビジネスパーソンは少なくないでしょう。部下が上司を選ぶことはできないので、いったん気の合わない人の部下になると憂鬱な日が続くことも。
上司と合わないことには、原因が必ずある
仕事をしていると、自分と仕事の姿勢や考え方、価値観の合わない上司と仕事をしなければならない場面がどうしてもあります。毎日、「嫌だなぁ」と思いながらも、仕事だと割り切って仕事をし続ける人もいれば、合わない上司と仕事をしても、面白くもないし、つらいだけなので、転職しようと考える人もいると思います。そんなとき、あなたは、うまくやっていけるでしょうか。
「業務量の配分や処遇がほかの人と比べて不公平」「上司から威圧的な態度をとられたり冷たい対応をされた」「リーダーシップ不足」「フォロー不足」「上司としての役割を果たしていない」といったささいなことで、上司と部下の間にほころびが生まれ、関係が悪化していくことが多くあります。
上司と合わないと思うようになった場合、そこには原因が必ずあります。ところが、多くのビジネスパーソンは、原因によって打つべき対策が異なるにもかかわらず、思いつきの発想で解決しようとします。例えば、同僚に愚痴をこぼしたり、友達と飲んでストレスを発散したりして、気分を入れ替え明日に臨んだり。
それも大切なことでしょう。しかし、本当の意味で解決したとは言えません。依然、上司は変わっていないわけですし、また顔を合わせれば、ストレスはたまっていくでしょう。それを理由に転職したとしても、その先でまた上司と合わないということがあります。
つまり上司と合わない原因が何なのかをきちんと分析し、効果的な解決策は何なのかを考えることこそ、こういった問題を解決するには不可欠なわけです。
上司にも色々なタイプがいます。これまで何万ケースも見てきた結果、上司と部下で齟齬(そご)が生まれる場合、5つのタイプに分類されることが多かったように思います。そこでまず上司がどんなタイプなのかを分類してみましょう。
タイプ1性格不一致型上司
タイプ2感情型上司
タイプ3ナルシスト型上司
タイプ4無関心型上司
タイプ5優等生型上司
あなたの上司はどのタイプに当てはまるでしょうか。上司がどんなタイプかを知ることは、問題を起こさないために非常に大切です。もちろん、現状ですでに問題が発生している場合、解決するためにその人がどんなタイプであるか知ることは大切なことです。以下では、タイプ別に特徴とその対策を紹介していきます。
あなたの上司はどのタイプ?
タイプ1性格不一致型上司……人として無理
特徴
当初は上司の欠点や癖も1つの個性と見ていたものの、仕事の進め方や価値観など、いつの間にか上司を不愉快な存在としてみるようになり、コミュニケーションをしなくなっていく。いわゆる、どうしても好きになれないタイプの上司を指します。
対策
自分自身がメンタルでダウンしてしまわないよう、何をしても合わない上司とは距離を置いて接することが大切です。報告はメールなどで行うなど、上司と接触する機会をできるだけ少なくして距離をとりましょう。そして今の上司との付き合いは数年と割り切って仕事をすることです。すぐに上司(もしくはあなた)が異動することは大いにありえます。
タイプ2感情型上司……感情が態度に出てしまう
特徴
部下がミスをしたりすると「何やっているんだ」と強く叱責したり、嫌なことがあると憮然とした表情をしたり、気持ちがそのまま言動や表情にストレートに出てしまう上司のことを指します。
対策
こんな上司は、日頃からちょっとした雑談などで楽しそうな雰囲気をつくることが大切です。ミスをしたときに延々と言い訳をするのではなく、単刀直入に謝ると、思いのほか、うまくいくことが多いです。まずは、相手の懐に飛び込んでみるようにして、話しかけることから始めるといいでしょう。
タイプ3ナルシスト型上司……自分がチヤホヤされたい
特徴
自分のことが大好きで、自分がつねに注目を浴びたいと思っている上司です。「俺って、最高!」と思っており、まわりからチヤホヤされると上機嫌になる上司を指します。
対策
自分が認められたいという承認欲が強いので、相手の存在感を認めることが大切です。合わないと思っても、上司の言うことに耳を傾け、尊重する姿勢を見せるのがいい対策法です。「さすが!」とか、「すごいですね」とか上司を持ち上げる言葉を入れつつ話をすると、よい関係を続けられるでしょう。
共感することが苦手な上司の対策は「はっきり伝える」
タイプ4無関心型上司……気持ちを酌み取るのが苦手
特徴
このタイプの上司は、部下の気持ちを酌み取るのが苦手な上司です。部下が困っている場合にいかにも心配しているような言葉をかけますが、心から心配していません。共感することが苦手で、相手の気持ちがわからない上司です。
対策
このタイプの上司は、あなたの気持ちをわかっていないことが問題です。はっきり言わないとわかってもらえないと知っておきましょう。遠慮せずに、上司にははっきりと伝えることが大切になってきます。
タイプ5優等生型上司……出世意欲バリバリ
特徴
自分が出世できるかどうかに関心があり、上のご機嫌を取るのが得意です。地頭もよく、そつなく仕事をこなします。慎重派であるため、トラブル時の対応などトラブルシューティングが少し苦手なところがあるタイプです。
対策
こういうタイプの場合は、仕事ができる点を認め、自分の仕事の参考にしてみるといいでしょう。もっとも気をつけるべき点は、部下の手柄を自分の手柄にしてしまうというところなので、その場合はそのさらに上の上司に相談してみるといいです。
部下は、上司を選べません。その上司を変えることができないなら自分が変わるほうがラクでストレスもかかりません。相手のタイプを知り、そのために何をすればいいかを実行すれば徐々に楽しく仕事ができるように必ずなります。
こんな風にアドバイスしている私ですが、IT系の中小企業に新入社員で入社し、その後ITとは名ばかりの企業で働いている中では、数えきれないほど人間関係で悩みました。
今でも鮮明に覚えているのは転職したての頃の話です。営業ノルマを達成出来なかった私は、大勢の社員がいる前で「お前のせいだ!!!!」と上司に怒鳴られてしまいました。この事件をきっかけに、怒鳴った上司のことを憎らしく思い、「もう、こんな会社辞めてやる」と思って転職サイトを眺めていました。
ただやはり、そうした問題は自分自身で解決しようとしなければ解決しません。私自身もそうでした。当時私を怒鳴った上司は先ほど紹介した、典型的な感情型上司(タイプ2)でしたし、そのことをわかったうえで、1つひとつ対策を練って関係を作っていきました。しばらくは気まずい関係でしたが、その後、上司との関係も頭を悩ますものではなくなり、最終的には会社の上層部がパワハラを認定して地方営業部に移動させられました。
ただし、今思えば良く耐えたと言う見方もありますが、逆に言えばいつでも逃げられる準備は必要だなと思いました。
もしも、上司に耐えられず仕事に支障をきたしてしまうようなら鬱や病気になる可能性もあるからです。
そうなる前に、耐えながらも逃げる事を考えなくてはなりません。どんなに忙しくても、余裕がなくても、少し自分の人生について考える事が大事です。
上司と合わないと思ったら必ず原因がある
合わない上司を5つのタイプに分類し、それぞれ対策をお伝えします
上司との関係で悩んでいるビジネスパーソンは少なくないでしょう。部下が上司を選ぶことはできないので、いったん気の合わない人の部下になると憂鬱な日が続くことも。
上司と合わないことには、原因が必ずある
仕事をしていると、自分と仕事の姿勢や考え方、価値観の合わない上司と仕事をしなければならない場面がどうしてもあります。毎日、「嫌だなぁ」と思いながらも、仕事だと割り切って仕事をし続ける人もいれば、合わない上司と仕事をしても、面白くもないし、つらいだけなので、転職しようと考える人もいると思います。そんなとき、あなたは、うまくやっていけるでしょうか。
「業務量の配分や処遇がほかの人と比べて不公平」「上司から威圧的な態度をとられたり冷たい対応をされた」「リーダーシップ不足」「フォロー不足」「上司としての役割を果たしていない」といったささいなことで、上司と部下の間にほころびが生まれ、関係が悪化していくことが多くあります。
上司と合わないと思うようになった場合、そこには原因が必ずあります。ところが、多くのビジネスパーソンは、原因によって打つべき対策が異なるにもかかわらず、思いつきの発想で解決しようとします。例えば、同僚に愚痴をこぼしたり、友達と飲んでストレスを発散したりして、気分を入れ替え明日に臨んだり。
それも大切なことでしょう。しかし、本当の意味で解決したとは言えません。依然、上司は変わっていないわけですし、また顔を合わせれば、ストレスはたまっていくでしょう。それを理由に転職したとしても、その先でまた上司と合わないということがあります。
つまり上司と合わない原因が何なのかをきちんと分析し、効果的な解決策は何なのかを考えることこそ、こういった問題を解決するには不可欠なわけです。
上司にも色々なタイプがいます。これまで何万ケースも見てきた結果、上司と部下で齟齬(そご)が生まれる場合、5つのタイプに分類されることが多かったように思います。そこでまず上司がどんなタイプなのかを分類してみましょう。
タイプ1性格不一致型上司
タイプ2感情型上司
タイプ3ナルシスト型上司
タイプ4無関心型上司
タイプ5優等生型上司
あなたの上司はどのタイプに当てはまるでしょうか。上司がどんなタイプかを知ることは、問題を起こさないために非常に大切です。もちろん、現状ですでに問題が発生している場合、解決するためにその人がどんなタイプであるか知ることは大切なことです。以下では、タイプ別に特徴とその対策を紹介していきます。
あなたの上司はどのタイプ?
タイプ1性格不一致型上司……人として無理
特徴
当初は上司の欠点や癖も1つの個性と見ていたものの、仕事の進め方や価値観など、いつの間にか上司を不愉快な存在としてみるようになり、コミュニケーションをしなくなっていく。いわゆる、どうしても好きになれないタイプの上司を指します。
対策
自分自身がメンタルでダウンしてしまわないよう、何をしても合わない上司とは距離を置いて接することが大切です。報告はメールなどで行うなど、上司と接触する機会をできるだけ少なくして距離をとりましょう。そして今の上司との付き合いは数年と割り切って仕事をすることです。すぐに上司(もしくはあなた)が異動することは大いにありえます。
タイプ2感情型上司……感情が態度に出てしまう
特徴
部下がミスをしたりすると「何やっているんだ」と強く叱責したり、嫌なことがあると憮然とした表情をしたり、気持ちがそのまま言動や表情にストレートに出てしまう上司のことを指します。
対策
こんな上司は、日頃からちょっとした雑談などで楽しそうな雰囲気をつくることが大切です。ミスをしたときに延々と言い訳をするのではなく、単刀直入に謝ると、思いのほか、うまくいくことが多いです。まずは、相手の懐に飛び込んでみるようにして、話しかけることから始めるといいでしょう。
タイプ3ナルシスト型上司……自分がチヤホヤされたい
特徴
自分のことが大好きで、自分がつねに注目を浴びたいと思っている上司です。「俺って、最高!」と思っており、まわりからチヤホヤされると上機嫌になる上司を指します。
対策
自分が認められたいという承認欲が強いので、相手の存在感を認めることが大切です。合わないと思っても、上司の言うことに耳を傾け、尊重する姿勢を見せるのがいい対策法です。「さすが!」とか、「すごいですね」とか上司を持ち上げる言葉を入れつつ話をすると、よい関係を続けられるでしょう。
共感することが苦手な上司の対策は「はっきり伝える」
タイプ4無関心型上司……気持ちを酌み取るのが苦手
特徴
このタイプの上司は、部下の気持ちを酌み取るのが苦手な上司です。部下が困っている場合にいかにも心配しているような言葉をかけますが、心から心配していません。共感することが苦手で、相手の気持ちがわからない上司です。
対策
このタイプの上司は、あなたの気持ちをわかっていないことが問題です。はっきり言わないとわかってもらえないと知っておきましょう。遠慮せずに、上司にははっきりと伝えることが大切になってきます。
タイプ5優等生型上司……出世意欲バリバリ
特徴
自分が出世できるかどうかに関心があり、上のご機嫌を取るのが得意です。地頭もよく、そつなく仕事をこなします。慎重派であるため、トラブル時の対応などトラブルシューティングが少し苦手なところがあるタイプです。
対策
こういうタイプの場合は、仕事ができる点を認め、自分の仕事の参考にしてみるといいでしょう。もっとも気をつけるべき点は、部下の手柄を自分の手柄にしてしまうというところなので、その場合はそのさらに上の上司に相談してみるといいです。
部下は、上司を選べません。その上司を変えることができないなら自分が変わるほうがラクでストレスもかかりません。相手のタイプを知り、そのために何をすればいいかを実行すれば徐々に楽しく仕事ができるように必ずなります。
こんな風にアドバイスしている私ですが、IT系の中小企業に新入社員で入社し、その後ITとは名ばかりの企業で働いている中では、数えきれないほど人間関係で悩みました。
今でも鮮明に覚えているのは転職したての頃の話です。営業ノルマを達成出来なかった私は、大勢の社員がいる前で「お前のせいだ!!!!」と上司に怒鳴られてしまいました。この事件をきっかけに、怒鳴った上司のことを憎らしく思い、「もう、こんな会社辞めてやる」と思って転職サイトを眺めていました。
ただやはり、そうした問題は自分自身で解決しようとしなければ解決しません。私自身もそうでした。当時私を怒鳴った上司は先ほど紹介した、典型的な感情型上司(タイプ2)でしたし、そのことをわかったうえで、1つひとつ対策を練って関係を作っていきました。しばらくは気まずい関係でしたが、その後、上司との関係も頭を悩ますものではなくなり、最終的には会社の上層部がパワハラを認定して地方営業部に移動させられました。
ただし、今思えば良く耐えたと言う見方もありますが、逆に言えばいつでも逃げられる準備は必要だなと思いました。
もしも、上司に耐えられず仕事に支障をきたしてしまうようなら鬱や病気になる可能性もあるからです。
そうなる前に、耐えながらも逃げる事を考えなくてはなりません。どんなに忙しくても、余裕がなくても、少し自分の人生について考える事が大事です。
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