2008年08月24日
うなずく玩具開発
岡山県立大の渡辺教授ら言葉に合わせ、うなずく玩具開発
「ペコッぱ」に話しかける渡辺教授
葉っぱだけど、聞き上手―。岡山県立大情報工学部の渡辺富夫教授(人間情報工学)が、相手の言葉に合わせてうなずく葉っぱ型の玩具「ペコッぱ」を大手玩具メーカーと共同開発した。
ペコッぱは、鉢植えの双葉をイメージした模型(高さ15センチ、幅10センチ)。内蔵型のIC(集積回路)チップが人間の会話のリズムに反応して、茎が大小2パターンにうなずくように曲がったり、葉を羽のように動かす。記憶合金製のため機械音がせず、滑らかな動きが特徴だ。
渡辺教授が会話の間合いを判別する今回のシステムを開発し、玩具メーカー・セガトイズ(東京)がペコッぱの開発を提案して製品化が実現。
渡辺教授は「絶妙なタイミングのうなずきに心地よさを感じるはず。メールや電話で会話することが多い時代だからこそ、一体感や共有感が得られる対面コミュニケーションの大切さに気付いてもらえれば」と話している。
「ペコッぱ」に話しかける渡辺教授
葉っぱだけど、聞き上手―。岡山県立大情報工学部の渡辺富夫教授(人間情報工学)が、相手の言葉に合わせてうなずく葉っぱ型の玩具「ペコッぱ」を大手玩具メーカーと共同開発した。
ペコッぱは、鉢植えの双葉をイメージした模型(高さ15センチ、幅10センチ)。内蔵型のIC(集積回路)チップが人間の会話のリズムに反応して、茎が大小2パターンにうなずくように曲がったり、葉を羽のように動かす。記憶合金製のため機械音がせず、滑らかな動きが特徴だ。
渡辺教授が会話の間合いを判別する今回のシステムを開発し、玩具メーカー・セガトイズ(東京)がペコッぱの開発を提案して製品化が実現。
渡辺教授は「絶妙なタイミングのうなずきに心地よさを感じるはず。メールや電話で会話することが多い時代だからこそ、一体感や共有感が得られる対面コミュニケーションの大切さに気付いてもらえれば」と話している。
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