キャンプツーリングことはじめ

大変ご無沙汰しております。
冬は寒くて乗らないのでネタが・・・

今日は休み＆暖かいので春のロングツーリング前にクラッチワイヤーの洗浄と注油をしました。

悲劇はこのあと！



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レバーの根元部分の洗浄グリスアップは年一回くらい行っていたのですが、クラッチワイヤーの洗浄注油は2014年4月以来です。サボりすぎですね。それが悲劇の原因ですｗ

１．まずは10mmの工具を用意します。
大きな力は加わらないので僕は小さめのラチェットレンチを使ってます。


２．クラッチレバー下側のロックナットを外します。


３．クラッチレバーの上からボルトを抜き取ります。


４．クラッチワイヤーのダイヤル（ロックナット）を緩め、


さらに引き具合を調整するケーブルスクリュー（アジャストスクリュー）を抜きます。


するとクラッチレバーを外せます。

レバーは去年の６月に清掃したのでさほど汚れていません。

５．ケーブルにCRC556を吹き込み、ワイヤーを手でシュコシュコします。


６．反対側からCRC556が出てくるまで数回行います。
このとき、出てくる液体が黒ければキレイになるまでやります。
長年放置されてた車両だと、体感できるレベルでワイヤーの動きが良くなります。


７．悲劇！　ワイヤーが一部ほつれています。

これではいつ切れるかわかりません。すぐに部品を発注しました。
まあ16年めの車体で3万6千kmほど。長持ちしたほうでしょうか。
出先で切れると厄介なので年一回位の目視点検と早めの交換を心がけたいものです。

８．注油
CRC556は洗浄と浸透導入目的なので本来はこのあと注油します。
僕はエンジンオイルをつかいます。
が、今回は即交換なのでとりあえず元に戻して終了しました。

９．クラッチ調整確認
元通り組みあげてからクラッチのミートポイントをケーブルスクリューで調整します。
レバーを握りきった状態で完全に切れる、少し離すと半クラになればよいです。
スクリューを締めすぎると握りきっても半クラ状態になり、停車時にブレーキを離すと車体が動き始めてしまいます。
逆に緩めすぎるとレバーを完全に離しても半クラ状態で、スピードが出ない・燃費悪い・クラッチ加熱など弊害があります。
調整ができたらダイヤル（ケーブルアジャストロックナットというらしいです）で固定します。

次回は、交換編をお伝えする予定です。
タンク外さないといけないのでめんどいなぁ。

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