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１５日の楽天戦（東京ドーム）、

同点で迎えた９回に目の前で阿部選手が歩かされます。

２死１，２塁で打席に立つのは村田選手。

この時の心境を後ほどこう語ります、

「もう慣れている。

阿部さんの初球ボールになった時点で心の準備はできていた」



３ボール１ストライクからの５球目、

外角よりの浮いたスライダーをキッチリとレフト前に放つと、

２塁走者が生還しサヨナラ打となりました。



サヨナラ打を放った瞬間、

村田選手はベンチから飛び出してきた、

他の選手たちにもみくちゃにされ喜びを爆発。

「ホッとした。打ててよかった」と。



チームは５連敗でどん底状態でした。

この日の試合前、

いつもは４，５人の若手中心で行う早出の練習に、

村田選手・鈴木選手・坂本選手ら１０人近く集まりました。

この日の”サヨナラ劇”の９回を振り返ると、

代走で鈴木選手が送られ、

坂本選手が今季初の送りバントで鈴木選手を２塁に進め、

村田選手がホームへ向かい入れるという、

なんとも言えない展開に。



「それぞれ自分の持ち味というか、いい仕事をしてくれた」

と高橋監督。

「苦しくても、みんな前だけを向いてやってきた」

と村田選手。

このサヨナラ勝ちで、低迷するチームに勢いがつけば、

貯金生活もすぐそこでしょう♪


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