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２６日のヤクルト戦（神宮）で、

２０００本安打まであと１本と迫っていた“広島・新井貴浩 選手（３９）”が、

この日迎えた第二打席で、ヤクルト・成瀬 投手からレフト線をやぶるヒットを放ち、

史上４７人目となる通算２０００安打の金字塔を達成。

今季、２０００本安打まであと２９本で迎えたシーズン。

開幕から打撃好調で４月中に早々と決めました☆



２００３年から広島カープの４番となりましたが、なかなか結果を出せませんでした。

しかし２００５年に転機が訪れます。

当時の内田順三打撃コーチ（現巨人打撃コーチ）と改造に取り組んだ結果、

４３本塁打の自己最多本塁打を放ちタイトルも獲得。

本塁打だけでなく、初めて打率３割を記録しました。



そしてさらなる成長につながったのが、２００６年に就任した”ブラウン元監督”の、

「１００打点を目指せ。得点圏に走者がいる時の打撃が重要だ」という言葉。

この言葉を基に新井選手は、今までの本塁打狙いの大振りはやめて、

打ち損じなく確実に打点を稼げるように中堅から右方向に打つことの精度に磨きをかけます。



その成果も出て打率も安定、今季３０安打のうち半数以上が右方向。

この日の七回にセンター前へ打った２００１安打目のヒットが、

まさにその追い求めている形の完成形ではないでしょうか♪

２０００本安打達成後、

新井選手は「広島へ戻ってなかったら、難しかった？」の問いに、

「それは普通に考えて（達成はできて）ないでしょう。

本当に心が体を動かしてくれていると実感している。

自分は気持ちでやるタイプだから、声援が自分の心を動かしてくれて、体が動いていくと感じる」

広島カープに戻り、スタメン４番を勝ち取った結果の２０００本安打の達成。

本当におめでとうございます♪


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