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2019年05月31日

【汗の量を抑えたい!】汗の量が増える原因4つを徹底解説!

こんにちは。30代お悩み山もり女子、まりこです。

前回、前々回と汗の量が増えるメカニズムや、代謝についてお伝えしてきました。

前回、前々回記事はこちらから。
汗の量を抑えたい!】どうして汗をかくの?汗をかくメカニズムを知って上手に汗ケア♪
【汗の量を抑えたい!】「汗の量が多いのは、代謝が良いから」は信じちゃダメ!!

お待たせしました!

今回はついに、汗の量が増える原因についてお伝えしていきたいと思います。

原因を知ることで、汗ケアもしやすくなりますよね!

知識を深めて、この夏を快適に、悩み知らずで過ごしましょう!




汗が出るのは「体温を下げるとき」と「緊張したとき」

汗をかくメカニズムをご紹介したときに、汗が出るときの3つの要因をお伝えしました。

一つは、「温熱性発汗」
汗をかくことで、カラダにこもった熱を発散して体温を下げる働きをします。

二つめに、「精神性発汗」
緊張やストレスを感じたとき、驚いたときなどに出る汗です。

三つめに、「味覚性発汗」
スパイスの効いた辛いものや熱いもの酸っぱいものを食べたときに出る汗です。

味覚性発汗の場合、食事が済めば自然と汗は止まります

そのため、汗の量を減らしたい場合に注目したいのは「温熱性発汗」「精神性発汗」と言えます。

体温が上がりすぎないように工夫したり、精神面のケアをしたりすることで、

汗の量はある程度抑えられそうです。

汗が出る要因に気を付けても量が減らないことも!

汗の要因に気をつけてさえいれば、汗の量は減らせるのでしょうか。

残念ながら、そういうわけにもいかないのです。

汗は、脳の視床下部が命令を出し、交感神経が汗腺に働きかけることで分泌します。
この、どこかの働きが悪くなれば、コントロールがうまくいかず、汗の量が増えてしまうことがあるのです。

つまり!!

汗が出る3大要因にかかわらず、
生活の乱れによって汗の量が増えることがあるということです。





生活の乱れによる多汗!原因は4つ!!

冷え性や血行不良

わたしも同じく、冷え性血行不良に悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?

体温を下げるための「汗」。

血行不良で体が冷えるなら、少なくなるのが普通じゃない??

と思ってはいけません!

実は、汗は、

体温を下げるだけではなく、
カラダに溜まりすぎた水分を外へ排出するという役割もあるのです。



血行が悪くなると、カラダの水分代謝が悪くなり、水分を溜め込もうとします。

それによって、カラダに余分な水分が増えむくみを引き起こし
余分な水分を排出しようと汗の量が増えてしまうのです。

また、カラダが冷えると、体温を保とうとして、

手足の先の温度を下げてでも、脳やカラダの中心を温めようとします。

すると、手足だけ異常に汗をかくという現象になるわけです。

またこれによって、頭やカラダの温度が上がり

顔や背中・ワキの汗の量が増えるという事態も引き起こしてしまうのです。

運動不足による汗腺の衰え

汗腺は、きちんと正しく汗を出していないと機能が低下してしまいます。

運動不足や、エアコンの効いた部屋ばかりで過ごしていると、

汗をかかない状況が長い時間続きますよね。

これによって、汗腺が衰え、正しく汗を出せないようになってしまいます。

汗腺の働きが低下すると、正常に働く別の汗腺から汗を出そうとがんばります。

そのため、ある部分ではほとんど汗をかかないけれど、別の部分には大量の汗をかくといった状態になります。

汗が出やすいのは、ワキや顔、手のひらや足の裏など。
普段、特に汗が気になる部位の量が増えるので、余計に気になってしまうというわけですね。




不規則な生活

汗は、脳の視床下部がコントロールしていることをお伝えしました。

視床下部は、
自律神経である「交感神経」に指令を出し交感神経が汗腺に働きかけて汗を出します。

つまり、自律神経のバランスが崩れることで、汗の量が増えてしまうということです。

交感神経は、クルマで言うと「アクセル」
起きて活動しているとき興奮、緊張しているときや、ストレスを感じたときに優位になります。

睡眠時間が極端に短い方や、眠りの浅い方、ストレスが多い方は、
交感神経が優位な状態が非常に長く続き、自律神経のバランスが崩れがちです。


そのため、コントロールがうまくいかず、汗の量が増えてしまうのです。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、自律神経の乱れを引き起こします。
したがって、ホルモンバランスが崩れると汗の量を増やす結果につながります。

汗は、女性ホルモンにも大きく関係しています。

一般的に、女性に比べて男性の方が汗の量が多い傾向にあります。
これは、女性ホルモンの働きによって汗を抑えているからです。

すなわち、女性ホルモンの減少によって、汗の量が増えてしまうことがあります。

更年期に差し掛かると、女性はカラダにさまざまな不調が出始めますよね。
このほとんどが女性ホルモンの減少に起因しています。

汗の量も同じく、更年期に差し掛かると、汗の量が増えたり、呼吸が苦しくなったり、カラダの冷えやのぼせを感じるようになります。
閉経を迎え、女性ホルモンの量が安定すると、汗の量やその他の不調もあらわれなくなってきます。

汗の量を減らすためには、生活の見直しが必要

汗の量が多くなってしまう原因4つをご紹介してきました。
これをみると、汗の量を減らすためには生活の見直しが必要不可欠のようです・・・。

わかっちゃいるけどなかなかできないのが人間ってものですよね・・・。

とはいえ、このまま放置しておくと、
悩みの種どんどん伸びて立派な花を咲かせたわわな実をつけるということは容易に想像できます・・・。

制汗剤や汗拭きシートなんかで一時的にケアしても、
そのうちごまかしきれないほどになってしまう可能性も否めません。

まずはできることから少しずつ、一緒にがんばってみませんか?

とはいえ、これまで生きてきた不摂生を一気に直すことはできません。
カラダが生まれ変わるのには相当な時間がかかるでしょう。

制汗剤などのケア用品もうまく使いつつ、
汗に悩まないカラダにリセットしていきましょう。


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まりこ
昭和生まれ。 三十路となり、スキンケアを怠ってきた自分を殴ってやりたい今日この頃。 キレイのための情報交換・オススメ商品の共有の場にできればと思います。 好き:お酒、珈琲。演劇、映画、本。布団、お風呂。 嫌い:甘いもの。朝。面倒な人間関係(笑
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