お断り:公開してしまった後にコメントでも指摘されているんですが、これ本当ならかなりヤバい数字です。逆に言えば間違った数字である可能性も相当高いです。記事は削除しませんが、間違いである可能性があることをお断りしておきます。精査せず公開してしまったことをお詫びします。
削除しない理由は、この記事の最後のブロックはデータと無関係ですし、その話を知っておいた方がいいと思う人たちがいるからです。
今、偶然見つけたサービスなんですが、サイトの閲覧数や訪問者数などを表示してくれる、ウェブク (http://webku.jp/) というページがあるんですね。
ウェブサイトバリューと題して、サイトの価値を価格で表示してくれます。
どこの運営なのか、日本のサービスなのか、調べてもわからなかったので信頼できるデータなのかは不明です。日本語の使い方は外国のページの翻訳ぽいです。
トップページではyahoo.co.jp、google.co.jp、fc2.com、ameblo.jp、livedoor.com、rakuten.co.jp、goo.ne.jp、mixi.jp、amazon.co.jp、2ch.netの価格が表示されています。
ここで、調べたいサイトのURLを入力すると、価格の他に、1日のページビュー数、1日の訪問者、ワールドワイドランク、日本国ランク、外部リンクを教えてくれます。
自分のブログを調べてみたいところですが、サブディレクトリ方式のファンブログでは見ることが出来ませんでした。
下は fanblogs.jp 全体のデータを調べた結果です。(結果ページ)
ウェブサイトバリュー | 5,301,418.93円 |
1日のページビュー数 | 8,104 |
1日の訪問者 | 2,709 |
ワールドワイドランク | 177,653 |
日本国 ランク | 15,768 |
外部リンク | 84,175 |
データは2012年12月23日 08:25pmのものです。
ページの下の方に「1週間の平均」「1ヶ月の平均」「90日間の平均」も表示されますので、興味のある方は見てみてください。
繰り返しますが、どこまで信用できるデータなのかはわかりません。ただし、ある程度参考になる数字なんだとしたら、ここから恐ろしい結果が出てきます。
まず、第一にこのアクセス数が本当ならば、ファンブログの中のごく小数のブログで大部分のアクセスを消化していると言うことになります。
月間アクセス数8000のブログが30個で、ほほ全部を占めちゃいます。月間8000は、決してすごい数字じゃないので達成しているブログはそこそこあるのでは?
先日、移転したかこが残した無更新のブログが1日で500アクセス記録したと書きました。これだけで16分の1あります。ハッキリ言ってしまえば、当ブログを含む少数のブログで半分以上稼いでしまうことになっちゃいます。
これはちょっとショッキングな結果です。ファンブログのアクセス数を全部足しても、有名なアルファブロガーひとり分にもならないのです。
この際だから書いてしまうと、検索から直接記事に来てもらえれば1アクセスなんですが、ファンブログのコメントまわりをしている方々は1訪問で4アクセス稼いでいます。つまり、そのアクセス数は水増しです。
その方々は、おそらく毎日見に行くブログのトップページ、あるいはプロフィールページを、お気に入りに登録していると思います。その日書かれたばかりの、まだ読んでいない最新記事をお気に入りに登録しておく事はできないので、必ず最初にトップページあるいはプロフィールページを開くことになります。これで1アクセス(1ページビュー)。
次に、そこから最新記事を見つけて移動します。これで2アクセス(2ページビュー)。
記事を読み終えて、感想をコメントします。これで3アクセス(3ページビュー コメント投稿前→コメントのある状態へページ再読み込み)。
おそらく、多くの方はその後(またはその前)に、前日書いたコメントへの返事を読みに、1つ前の記事を開きます。これで4アクセス(4ページビュー)です。
このように、ファンブログのコメントまわりはかならず3ページ以上消化します。だから、アクセス数が100のブログで、コメントが25個あったなら、その25人以外はひとりもブログに来ていない事になります。コメントが多いからって大勢が読んでくれているわけではありません。
前の記事「コメント記入コスト」で書いたようにコメントのやりとりが楽しくて、それが出来ればいい、というのなら否定はしません。
でも、ファンブログ内部のコメントまわりでは絶対にアクセスは増えないし、アフィリエイトが目的であるならなおさら、毎日数人から数十人、同じ人が来るだけではどうしようもないと思います。
アクセスが欲しいのなら、検索にかかるようになって、ファンブログの外に来訪者を見つけるようにしないと絶対に解決しません。