これは、ひとつ前の記事「検索してくる人を無視してない? -ファンブログというSNS-」にいただいたコメントに関する返信です。その記事をお読みいただかないと、意味が通じない部分があるかもしれません。ご了承ください。
ファンブログを、不特定多数を対象にしたブログとして運用するか、SNSのようなコミュニケーションツールとして使うかで、対応する時間の割り振り方、時間に対する運用コストが変わってきます。
コミュニケーションの道具として考えた場合、コメントのやりとりがメインになるでしょう。
自分の記事に10人からコメントをもらったとします。
その10人に返事を返すため、相手のブログに行き、記事を読み、その記事への感想をコメントする。
ひとつのブログを読んで、感想を書くのに5分で済んだとしても、10人のブログを回って全部感想を書くと50分かかります。
自分のブログに人気が出てコメントをもらう数が20になったとします。コメントの返事を書くために100分消費します。1時間40分です。
これはコメントを書く時間だけです。
自分の記事を更新したら、さらに時間が必要です。
20人の読者に返事をするのに1時間40分必要なら、自分の記事を書く時間を追加すると、毎日2時間以上かかります。
読者が30人、40人と増えればどんどん時間が必要になってきます。
やがてどこかでパンクします。100も200もコメントが来たら、物理的に返信が不可能になります。
ここで質問しますが、新聞や雑誌を読んで面白いと思う記事を見つけたときに、その新聞社や雑誌社に感想を書いて送りますか?
中には本当に感動した、どうしても気持ちを伝えたいということもあるでしょう。実際に感想を送ることもあるでしょう。でもそれは非常にレアケースです。
新聞や雑誌の記事に、多くの読者が感想を送り、感想をもらった記者が、お礼の手紙を書いていたとしたら仕事になりません。
不特定多数を対象としたブログとして記事を書くのであれば、すべてに返信はできないということです。
ここで、冒頭に書いた「ファンブログを、不特定多数を対象にしたブログとして運用するか、SNSのようなコミュニケーションツールとして使うか」の違いが出てきます。
SNSツールとして使うことを否定しているのではありません。
ただ、コミュニケーションツールとして使うなら、対応できる相手の数も限られます。数十人と話すのが限度ではないでしょうか?
その、コメントの返事を書くのに要する時間を記事執筆に回せば、もっと記事を書けますし、同じ記事の量であれば記事の質が上がるでしょう。
つまり、少人数を対象としたコミュニティでないのなら、記事も増えるし、さらに良質になる。
そうすればアクセス増加にもつながり、読者が増えます。
情報発信を目的に考えるなら、読んでくれる人が多い方がいいのではないでしょうか。
読者が多ければ、アフィリエイト収入も多くなります。
コメントのやりとりを中心にした、スモールコミュニティはその構造上、一定数以上メンバーを増やせません。返事が出来ないので。
メンバーが増やせないんだから、アフィリエイトも売れません。
私は小さなコメントコミュニティを否定するのではなく、目的によってやり方は違うということを言っています。
コメントの交換が楽しいという、その事自体は否定しません。
ただ、コメントもしたいし、そのコミュニティでアフィリエイトも成功させたい、というのは無理があるのではないかと思います。
あるいは、コメントをやりとりする相手と、そうでない相手の両方を対象にするということでしょうか。そういう方法もあるでしょうが、そのすみ分けはどうするのでしょう。
コメントというものは書き残したい時にだけ、書けばいいのであって、読み逃げが許されない環境、頭を悩ませてまでコメントを残さなければいけないコミュニティは生産的でないと思います。
これは私の考えであって、他の方の考え方や、やり方を否定するものではありません。
[追記]
コメントが中心のコミュニティの場合、記事よりもコメントが中心です。
よって古い記事にはアクセスがありません。最新の記事にコメントが書き込まれ、古い記事は読み返されません。
アフィリエイトを考える場合、これは致命的な欠点です。記事を書いた日にしかクリックされる可能性がないのですから。
私自身は、今月も、1年前に別ブログに書いた、アフィリエイト記事(商品紹介記事)から売り上げを出しています。なぜなら、古い記事であっても、検索から新しい読者が来てくれるからです。
検索からのアクセス、導線を考えていない、ファンブログのコメントコミュニティでは、その可能性が少なくなると思った方がいいでしょう。
ファンブログを、不特定多数を対象にしたブログとして運用するか、SNSのようなコミュニケーションツールとして使うかで、対応する時間の割り振り方、時間に対する運用コストが変わってきます。
コミュニケーションの道具として考えた場合、コメントのやりとりがメインになるでしょう。
自分の記事に10人からコメントをもらったとします。
その10人に返事を返すため、相手のブログに行き、記事を読み、その記事への感想をコメントする。
ひとつのブログを読んで、感想を書くのに5分で済んだとしても、10人のブログを回って全部感想を書くと50分かかります。
自分のブログに人気が出てコメントをもらう数が20になったとします。コメントの返事を書くために100分消費します。1時間40分です。
これはコメントを書く時間だけです。
自分の記事を更新したら、さらに時間が必要です。
20人の読者に返事をするのに1時間40分必要なら、自分の記事を書く時間を追加すると、毎日2時間以上かかります。
読者が30人、40人と増えればどんどん時間が必要になってきます。
やがてどこかでパンクします。100も200もコメントが来たら、物理的に返信が不可能になります。
ここで質問しますが、新聞や雑誌を読んで面白いと思う記事を見つけたときに、その新聞社や雑誌社に感想を書いて送りますか?
中には本当に感動した、どうしても気持ちを伝えたいということもあるでしょう。実際に感想を送ることもあるでしょう。でもそれは非常にレアケースです。
新聞や雑誌の記事に、多くの読者が感想を送り、感想をもらった記者が、お礼の手紙を書いていたとしたら仕事になりません。
不特定多数を対象としたブログとして記事を書くのであれば、すべてに返信はできないということです。
ここで、冒頭に書いた「ファンブログを、不特定多数を対象にしたブログとして運用するか、SNSのようなコミュニケーションツールとして使うか」の違いが出てきます。
SNSツールとして使うことを否定しているのではありません。
ただ、コミュニケーションツールとして使うなら、対応できる相手の数も限られます。数十人と話すのが限度ではないでしょうか?
その、コメントの返事を書くのに要する時間を記事執筆に回せば、もっと記事を書けますし、同じ記事の量であれば記事の質が上がるでしょう。
つまり、少人数を対象としたコミュニティでないのなら、記事も増えるし、さらに良質になる。
そうすればアクセス増加にもつながり、読者が増えます。
情報発信を目的に考えるなら、読んでくれる人が多い方がいいのではないでしょうか。
読者が多ければ、アフィリエイト収入も多くなります。
コメントのやりとりを中心にした、スモールコミュニティはその構造上、一定数以上メンバーを増やせません。返事が出来ないので。
メンバーが増やせないんだから、アフィリエイトも売れません。
私は小さなコメントコミュニティを否定するのではなく、目的によってやり方は違うということを言っています。
コメントの交換が楽しいという、その事自体は否定しません。
ただ、コメントもしたいし、そのコミュニティでアフィリエイトも成功させたい、というのは無理があるのではないかと思います。
あるいは、コメントをやりとりする相手と、そうでない相手の両方を対象にするということでしょうか。そういう方法もあるでしょうが、そのすみ分けはどうするのでしょう。
コメントというものは書き残したい時にだけ、書けばいいのであって、読み逃げが許されない環境、頭を悩ませてまでコメントを残さなければいけないコミュニティは生産的でないと思います。
これは私の考えであって、他の方の考え方や、やり方を否定するものではありません。
[追記]
コメントが中心のコミュニティの場合、記事よりもコメントが中心です。
よって古い記事にはアクセスがありません。最新の記事にコメントが書き込まれ、古い記事は読み返されません。
アフィリエイトを考える場合、これは致命的な欠点です。記事を書いた日にしかクリックされる可能性がないのですから。
私自身は、今月も、1年前に別ブログに書いた、アフィリエイト記事(商品紹介記事)から売り上げを出しています。なぜなら、古い記事であっても、検索から新しい読者が来てくれるからです。
検索からのアクセス、導線を考えていない、ファンブログのコメントコミュニティでは、その可能性が少なくなると思った方がいいでしょう。