はなしあいて

「時間が解決する」という言葉をよく耳にした

特に、辛い悲しい苦しいという状態の時に
どうすればいいかわからないと嘆いている時に

周りから聞こえるのは

「時が解決するものだから」
「時間が過ぎれば懐かしい思い出」
「いつまでも続かないから」
「明けない夜はない」とか

そんなこと聞かされても
今きっついのに、解決されるまでの時間って
どれくらいだよ？

こんなに悲しいのに
いつまでこのまま待てばいいの？？

って思っていた

過ぎてしまえばどうってことない
本気で悲しくて苦しい時間なんて
ほんの少しだった

だから、時間が解決するのは本当の話だ

今思えば
悲しい辛いって気持ちは
その出来事があった時だけのものなのに
そこからの過ごし方が問題だった

信じられない出来事に耐えられずに
楽しい時間が懐かしく
もう戻らないことで自分を苦しめて
それをずっと繰り返してるから
ずっと悲しい辛い自分だっただけで
好んで、悲しんでいたんだなぁと今頃気づく

なので
失恋して、振られて、ショック受けて悲しい
という気分は
その時だけのことだから

そのあとも思い出に浸って悲しみたいなら
いつまでも悲しんでる自分を選択して

悲しいのが辛いからいやだと思うなら
必ず解決してくれる時間を利用して

心の傷が癒えるまで
悲しい気分のままでもいいから
数分でも
気を反らすことをして過ごす

解決されるまでの過ごし方が大事なんだろうな

いやな気分でいたくないなら
楽しい気分になれることで時間を過ごしてみる

無理に忘れることもないけどと思う

「恋ノチカラ」というドラマの中で
好きなセリフがあった

「思い出は、忘れたくなくてもどんどん消えていっちゃうから

覚えてるうちは、大事にしなよ」


そんなような言葉だったと思う

無理しなくても、時の流れに身を任せるように
「自分は今悲しくて辛いんだなぁ」って思ってみればいいと
思えるようになった

自分は今、悲しい思いをしたけども
それでも
楽しく生きていくことに決めてる

いつまで悲しく過ごせるのかな
いつまで思い出を覚えていられるかな

いつまで過ぎた出来事に
たった一度の自分の人生の時間を
使えるのかな


今日も良いことあって良かったね
ありがとう

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