子供が県外の専門学校に行くため
一人暮らしを始めた頃
人と会う機会があると、子供の話題になり
現在は、一人暮らしをしていると知ると
「それはお寂しいですね、お子さんおひとりだし」
とよく言われたものだ
子供が何人いても寂しいものは寂しいだろうし
ひとりだけでも、そうでもないこともあるだろう
ほとんどが同じことを言うことについて
いつも、不思議だなぁと思ってきた
一人っ子だと聞くと、
「じゃあ、寂しいですね、ひとりは」って
よく言われた
兄弟が多かろうといなかろうと
寂しいときは寂しいし
そうでもないなら、そうでもないのだ
そして、ひとりっこだからお母さん子で
甘えん坊のわがまま
ってものすごい固定観念
ひとりっこに対する、差別的見解とも言えそうだ
血液型で人の性格を決め込む、みたいな
意味のない話なんだけどね
外側の1部分だけを見て
勝手に相手のことを決めて思いこんでしまう
いつも、おとなしくしている人が
本当に、おとなしい性格とは限らない
気が弱そうに見えるから、何を言ってもいいとか
勘違いしてしまう人の多いこと
私は、一人っ子の子供がやりたいことのために
大学をやめて、一人暮らしをして学校に行くと
決めたことに対して
「決心できたことが素晴らしい」と思った
自分であれば
同じようなお子さんを持つ人に対して
「立派なことですね」と言ってもいいと思う
以前の知り合いに
ひとり息子がひとりで暮らすなんて言ったら
絶対に反対する!って言ってる人がいた
その反対する理由は、自分が寂しいからだろう
家を出る子供の気持ちで考えれば
「寂しいのよ」と言うよりも
「立派になったな!嬉しいぞ」くらいのこと
言ってあげたほうが
子供はもっと、親の気持ちがわかる優しい子に
なっていくと思う
言うだけでいい
本心は寂しくても、そういう言葉で、もっと良くなっていく
子供はみんな、親の笑顔が好きなんだ
大人になっても、変わらない
眉間にしわよせてる親よりも
楽しそうにしている親のほうが好きなんだ
今日も良い日で良かった
いつもありがとうございます
明日はもっと良いことだらけ
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