絶望を覚えることが増えた
苦手な料理を
しぬまで毎日続けていくのか
毎日 掃除して時間が過ぎていく
誰かの付属として
誰かのためだけに存在しているだけ
やりたくないこと
面倒なことを毎日
一生やり続ける
それで存在給をもらってるのか
自分は
誰かのつけたしで
その誰かが生きやすいように
細々したことを
面倒でも嫌いでも
続けて人生終わるのか
そんなことを思い
絶望の小さな小さな種を
抱えて生きているだけなのか
なぜこんなふうに
絶望しかなくなったんだろう
楽しいこと
嬉しいこと
どんどん遠くなっていって
若くなければ
楽しむことも望んではいけないような
そんなことを言われたりする
老後は貧乏になると
決めてかかる人もいる
そんな人生で楽しいのかと聞けば
年取ったら
楽しいことなんかないんだと
謎に決めつける人たち
文句言いながら
なぜ暮らせるのだろう
絶望なんかすることがないから
文句ばかり言えるのだ
文句を言えるほど
元気と言うことに気づき
感謝するべきだ
雑棒の種を抱えながら
矛盾した思いを持ったりする
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