料理することが嫌いだ
立ち位置から料理する役になっているが
けっして好きでやっているわけではない
めんどくさいからへただし
好きでもないことを毎日やり続けることを思うと
絶望だ
休日となると
ひとりだけ休み関係なく
自分の時間もなく
なんだかひとりで家のことをして
同じ外出しているのに帰宅すれば
自分だけ家のことを片付けて
のんびりすることもない
だいたい
家族で朝から出かけたところで
帰宅後に
なにもせずに「あ〜くたびれた」と
座って茶をのむだけで済まされないのが
納得いかない
こんな時は決まって
家を空けた分の用事を片付けて
ひとりだけ忙しくしているのだ
労われることもない
褒美も報酬も特にない
だから
休日は自分以外の人のためだけであり
主婦の休みはどこにもない
ひとりきりの時間
それだけが
自由に休めるほんの少しの休日なのだが
それも
家族ありきでの自由だから
本当の自由など
どこにもないのだ
このままの日々を送るのであれば
生きてる限り
本当の自由はない
誰かのため
誰かありきの主婦の人生
どうしても
好きでないことを
やる日々が絶望でしかないのは
すべてのことが
あたり前の世界だからなのだ
やりたくないこと
好きじゃないことを日々続けているのに
何を
「好きなことだけして、自分を大事に」
して生きられようか
更年期だとか、うつだとか
家族の協力だとか
そんな生半可なキレイごとなんか
なんの解決にもなりません
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