自分自身として見る人が
いない
ある時から
名字が変わってから
だれそれの
どこどこ家の
だれちゃんの
私
しかも名前もない
奥さん
嫁
ママ
自分自身として付き合っていける
そんな相手はもう存在しない
いまさら
どうにもならない
名字が変わってから
もうどうにもできない
そして
ひとの収入で生きていくこと
それが足りないなら
その分 自分が少し足しにする
どうして
なんで
私自身じゃなくて
誰かの自分として生きてるんだろう
人のことばかり優先して
やりたくない料理して
掃除して
どうして私のことは
誰もやらないんだろう
万能な家事ロボットでいることに
私は
幸せを微塵も感じていない
このまま人生が終わるのか
他人に尽くすことに喜びなどない
なぜ
私は 家事ロボットでいなきゃ
ならないんだろう
自分自身の収入で
好きなもの買って
遠慮せず暮らせれば
どんなに幸せだろう
なぜ
養う人は偉そうにできるんだろう
私はあんたの母親じゃねーわ
母親と同じことをやって
私が嬉しいとでも思ってるんか
なぜ
私はもう
誰にも何もやってもらえないんだろう
なぜ私だけが
自分のことは自分で
面倒なことはすべて人の分もやるんだろう
生活するのに
100万でも与えてから偉そうにしろよ
金ない金ないばかり言って
多額の遺産があるの知ってるんだ
私は他人だから
何もしてやる必要はないと思ってるんだろう
そういう親に育てられたからそうなる
じゃあ
私も
他人の、面倒などみたくもない
なぜこんなに理不尽な人生なんだろう
もういい加減
解放されたい
私には味方もいないんだ
だから
誰にも頼らない
口をそろえて私が悪いと言うから
自分の親でさえ
味方ではない
ひとりで生きるために
その準備をしなくては
もうこのまま終わるなんて耐えられない
感想(3件)
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