母さんの電話は
ちょっとこわい今日この頃
用事があっての電話だが
他に話すことは
何度も聞く話であり
気分が暗くなる言葉ばかりを
繰り返す
暑い
痛い
老齢
友人の病気
困ったもんだ
もうやんなる
眉をひそめて口をへの字にしてる顔が
浮かんでくる
明るい話題を見つけようとは思わないのかな
私は何度か試みた
楽しい話題を出して
笑いながらも会話してみた
だけどどうしても
マイナスなほうにしたいらしく
今笑いながら私が話したのに
結局
老後は貧乏になるやら
私はかつかつで生活して
もういやんなるよ
ってやっぱりそうなるのかと
あきらめる
母さんとの電話は
ネガティブな言葉しかないと断言してもいいくらい
それに対して私がもっとネガティブになればいいと
思っているのかのように
そのネガティブな言葉に返す言葉もなくなった
小さく「うん」しか答えられない
ネガティブな話なんかしたくないし
それ以前に
そういう言葉を発する気もいっさいないから
「うん」しか言えなくなったんだ
ネガティブな言葉に何か答えようものなら
それを否定しながらもっとネガティブな話題に
なるんだろうかと恐ろしくなるのが本音
もっと楽しく話そうよ
世の中がこうだから暗い話題じゃないと
ダメなんだと思ってるのか
笑ってはいけないと思うのか
そのネガティブオーラを私に投げかけて
どんな答えを望んでるのか
いや望んでるわけじゃなくて
何を言おうと否定して
もっと暗い話題になるだけなんだ
どうして
楽しい話だけしようよ
母さんからの着信を見ると
「ああ、またネガティブ言葉にガードしないと」
ってなって
楽しくはなすこともないし
言っても否定されるから
黙っていよう
って瞬時に思ってしまうようになった
楽しい話、あるでしょ
前向きな話もいくらでもできるでしょ
暑くて出かけることができないね
って話題に
来年はもっと暑くなるみたいよって
根拠ないこと言って
困ったもんだって言ってしまって
そこから
もういやんなるってなって
知り合いの人が2人亡くなったって
こないだも言ってたけど違う人かな
大事なのは人数ではなくて
「大変だ」「いやんなる」「暑くてしにそう」
っていう言葉を連呼したいだけかって思ってしまう
電話の度にだよ
宇宙とか潜在意識の勉強で
心を取り戻した私には
そのネガティブオーラ満載の話に
閉口せざるを得ないのです
いつもありがとう
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