はなしあいて

子供の頃は、親に褒められた記憶がない
褒められて嬉しいと感じた記憶がない

いつも、ダメな子で
あれもできない、これもできない
あんたは、ダメだね

そんな言葉だけが、そう言ってる母の顔だけは
思い浮かべることができる

子供の頃だけじゃない
大人になっても

私の言うことすべて否定する母
なにひとつ、認めてくれることがない
「そうだね」と感心することはない

配偶者とのことの話で「あの人にはできないから」と
言ったとたんに
「あんただって、できない！」と言われて、胸糞わるかった
それは最近のことだ

私は否定されるから会話をしないようにした
話を振られても、私の答えを絶対に否定する
そして、自分の言ってることにただ「うん」と答えるまで

延々と、否定し続ける

私は親から認められてないらしい

そんな私は、ひとりきりだ

親も、子供も、誰も、私の話し相手にならない
今日も、いてもいなくても、どうでもいい

ひとりきりだ、話し相手もいない私は、ひとりだ

誰からも、存在を大事にされてない
その逆は許されないのに
私の扱いは、雑草だ

全部、面倒な日々