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2017年09月12日

私以外は褒める人たち


息子とのツーショット写真を
母親の携帯に送ったら
画像がそこまで鮮明でなく
サイズが小さく、映りもよくなかったらしい
なので

妹と一緒に写真を見ながら
「彼女との写真かねえ、たいして、あんまりかわいくないね」と
話したそうだ
そののちに画像を拡大してみて、よく見たら
私だったのねと言われた

母親は楽しそうに話していたけど
私かどうかもわからない写真を見て
「彼女だとしたら、たいしてかわいくない」と言ったこと
それも、すでに失礼な話かと思うが

私だとわかった時点でも
「たいしてかわいくないね」って言ってたのよ〜
と楽しげに、本人に言ってる
そう言われて、私は、まったく笑えず、ひとことも
返さなかった

母親は、私のことは、絶対に褒めない

そのあとに、改めて息子と彼女の写真を送ると
「彼女、かわいいね」と、私に言った

人を褒めるということは、簡単なことだ
しかし
自分の子供のことは褒めちゃいけないと
思ってるらしい

思い浮かぶのは

誰かの前ではいつも
「早くしなさい」「ほんとにダメで」と
うちのダメな娘ですと紹介していた母

勉強も、「頭が悪いから」と言われるだけで
なにひとつ、「よくできたね」と言われた記憶はない

何をしても、褒められないから
何かしても、また怪訝な顔するんだろうと思って

一生懸命やることもなくなった

何一つ、なかったんだろうね、私には、親が褒めるとこ
それよりも
ダメなところを見つけるしか、してなかったんだね
意識が「ダメ」にしか向いてないから

どうすれば、褒めてもらえるのか考える前に
褒めてもらって嬉しいという感覚も知らなくて
ただ
寂しかっただけだった

私は、子供が小さい時からできるだけ
「えらいね」「すごいね」という言葉を
使うようにしてきた

今も、けっしてマイナスな言葉を
かけることはしない
意識して、プラスの言葉を言ってる

ささいなことでも、何でもいい
褒めることはたくさんある

わざわざ、聞いていやな言葉を伝えることは
ないんだ

自分の子を褒めるとこもないなんて
そんなのおかしい

家族と名のつく他人たちも
私のこと以外なら、褒めることをする人ばかり

母親も私を責めて
家族という他人も、私の存在を蔑ろにするだけ

でも、自分を幸せにできるのは、自分だけだから
今、幸せになるのは、簡単なんだ

幸せを感じることなんて、有り余ってるよ、まわりに

それに気づけたことも、最高にラッキー


親に褒められなくても、自分が味方だ

心がラクになる心屋仁之助手帳 2018 / 心屋仁之助 【本】

















posted by 彩沙 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき
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