はなしあいて

私には特別なものもない
地位もなく
これというもの、なんにもない

そんな風に思うことがある

家族を見ていると

それぞれ地位があり特技もあり
努力の賜物であることには違いないから

なにもない自分が今さらどうだってんだ
と、思う

自分の存在なんか家族の数人しか知らない

いて当たり前
何かしてもらうことはないが
こちらは常に家族に何かをし続ける

誕生日すら、祝うのは自分だけで

好きでもない料理を作り面倒な片づけをして
その繰り返しの日々がずっと続くのか

そんなことを思う

楽しむってどう楽しめばいいのだろう

こんなふうに思ってしまうってことは
心に余裕があるからなのかもしれない
余裕がなければ、考えてる暇もない

不満を数えるって暇で不幸ってことだ

余裕ができたということは
いろんなことが良くなっていて
そのおかげ様ってこと

気持ちに余裕ができて
自分の存在について、暇なもんで
考えちゃったと言うこと

もっと忙しくしよう

目の前の、今自分ができること
それが何かわからないけど
何もしたくないから、何もしないでいると
ろくなこと考えないからなぁ

こんな時は
どうしたらいいかではなくて、どうしたいのか
って考えること

それが基本

自分の価値ってなんだろって思ってしまったけど
そんな自分は今どうしたいのかな

地位とかほしいわけじゃなくて
楽しく過ごしたいだけかな

楽しくなれることってなんだろ

自分のご機嫌をとろう

ひとまず、笑えないけど、笑ってみる


愚痴ってもいいし、落ち込んでもいいし
それでも私は、楽しく、安心して生きる

そう決めてるから、それでいい

何を思っても、私は安心して生きるのだ！！！！！！！

自分らしく [ 高橋真澄 ]

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