新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年02月02日
スパイ教室01 《花園》のリリィ 感想
大戦後、各地でスパイ用養成機関が設立され情報戦による影の戦争が繰り広げられている。スパイチーム「灯」のボス、クラウスは養成学校で落ちこぼれの少女たちを洋館「陽炎パレス」に集め、死亡率九割超えの不可能任務に挑む!!
コードネーム「花園」、決死の覚悟で参ります!
養成学校で落ちこぼれのリリィは校長に仮卒業を言い渡され、不可能任務を専門に行うチーム「灯」に配属される。エリートチームの一員になれるとの事で有頂天に登るリリィ。
七人全員、養成学校の落ちこぼれだ
洋館「陽炎パレス」に到着したリリィは年の変わらぬ六人の少女に出会う。そこに灯のボス、クラウスが現れ、七人の少女を鍛え、一か月後に不可能任務に挑むことを告げる。
初めて自覚したよ__僕は授業が下手らしい
陽炎パレスで共同生活を送ることになった七人。
クラウスは、講義を始め、六つの南京錠を一瞬に解錠して少女達の羨望を集める。
解説を聞いた少女達は、クラウスとの感覚の違いに絶望し、教官としてはポンコツだと解る。
コードネーム「花園」__咲き狂う時間です
リリィは、授業法を模索するクラウスを気分転換にと散歩に誘う。翌日、街を散策し湖でボートを借り、二人だけで湖の中央に着く。リリィはクラウスが指導できない為、自分たちは死ぬしかないと思い、覚悟を決め毒ガスを散布しクラウスを麻痺させる。特異体質であるリリィは毒に耐性があり、クラウスを欺き、灯の解散とメンバーの生活保障を約束するよう脅迫する。
僕を倒せ
翌日、メンバーが集められクラウスは誰一人も死なせない、一人でも命を落とした場合は、自死すると伝え新しい訓練を打ち出す。
次の襲撃、エルナがやるの
少女たちはクラウスに何度も挑むが敗北を繰り返す。襲撃方法の議論を重ねても簡単に答えがでない中、最年少のエルナが次の襲撃の実行犯を自ら進み出る。
極上だ__全員生きて帰ろう
訓練が始まって、四週間が経ち、灯の設立理由と不可能任務の詳細が明かされる。その一週間後、メンバーは陽炎パレスを発ち、ガルガド帝国へ入国する。
少女が集まると、これほど姦しいのか
メンバーは三班に分かれ情報を収集する。十分な活躍を見せる少女達は潜入作戦を練り上げる。決行日の前日、リリィより決起会を行いたいと打診があり、渋々承認するクラウス。
ようこそ、ここが地獄だ
作戦決行日、二つのルートから潜入するメンバーたち。一つはクラウス、もう一つは少女たち。少女たちの前に、クラウスの師匠で伝説のスパイチーム「焔」のメンバーだったギードが立ちはだかる。
欺き倒せ、僕たちの騙し合いの成果を示せ
ギードの戦闘技術に圧倒される少女たち。一人ひとり、脱落していきリリィが最後に残る。少女たちによる騙し合いにてギードに一太刀浴びせるが、立ち上がり、少女たちを追い詰める。ギードが銃の引き金に指をかけた時、任務を終えたクラウスが駆けつける。
感想
スパイは常に嘘をつく_。
この作品は眞にこれです。灯のギードに対する嘘、騙し合い、そして私も騙されました…。
あれ?1、2、3……ん?こんな感じです。読み終わって、続けてもう一回読み直してしましました。
灯のメンバーのわちゃわちゃと、クラウスとリリィの掛け合いも面白いです。灯の発足にギードの裏切りがあり、ギードの裏切りにもの何かがあるようなので次の刊も買いですね。次は、どの少女がサブタイトルですかね?