2014年02月11日
エクロジャイト
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エクロジャイト(榴輝岩)
エクロジャイト(eclogite)は、高温高圧下でできた変成岩(広域変成岩)。赤色の柘榴石(鉄礬柘榴石〜苦礬柘榴石)と緑色の輝石(オンファス輝石)を主成分とするため、榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。かんらん岩に伴って産する。
目次 [非表示]
1 概要
2 産出
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
概要[編集]
化学組成は玄武岩とほぼ同一であり、玄武岩質の海底プレートが沈み込み、高圧により変成して生成したものといわれる。また地殻深部でも生成するといわれるが、比較的低圧で生成したものは鉄礬柘榴石Fe3Al2(SiO4)3成分に富み、より深部の高圧で生成したものは苦礬柘榴石Mg3Al2(SiO4)3成分に富むとされる[1]。
上部マントルは予測される化学組成、密度(3380kg m−3)および地震波の伝播速度(P波 : 8110m s−1、S波 : 4490m s−1)[2]などのデータから、これらの条件を満たす岩石は限定され、かんらん岩(3297kg m−3、P波 : 8185m s−1、S波 : 4681m s−1)およびエクロジャイト(3445kg m−3、P波 : 8127m s−1、S波 : 4583m s−1)[3]などからできていると予測されている[4]。
産出[編集]
比較的産出は稀であり、主な産地はノルウェーなどで、日本では愛媛県の東赤石山付近で少量産出する。
エクロジャイト(榴輝岩)
エクロジャイト(eclogite)は、高温高圧下でできた変成岩(広域変成岩)。赤色の柘榴石(鉄礬柘榴石〜苦礬柘榴石)と緑色の輝石(オンファス輝石)を主成分とするため、榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。かんらん岩に伴って産する。
目次 [非表示]
1 概要
2 産出
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
概要[編集]
化学組成は玄武岩とほぼ同一であり、玄武岩質の海底プレートが沈み込み、高圧により変成して生成したものといわれる。また地殻深部でも生成するといわれるが、比較的低圧で生成したものは鉄礬柘榴石Fe3Al2(SiO4)3成分に富み、より深部の高圧で生成したものは苦礬柘榴石Mg3Al2(SiO4)3成分に富むとされる[1]。
上部マントルは予測される化学組成、密度(3380kg m−3)および地震波の伝播速度(P波 : 8110m s−1、S波 : 4490m s−1)[2]などのデータから、これらの条件を満たす岩石は限定され、かんらん岩(3297kg m−3、P波 : 8185m s−1、S波 : 4681m s−1)およびエクロジャイト(3445kg m−3、P波 : 8127m s−1、S波 : 4583m s−1)[3]などからできていると予測されている[4]。
産出[編集]
比較的産出は稀であり、主な産地はノルウェーなどで、日本では愛媛県の東赤石山付近で少量産出する。
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