アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2019年05月21日

ジェンダーに関する英語の文献を使った勉強会 [オンラインサロン]

"見た目を変える"化粧水


京都・大阪・神戸でのオフ会含むオンラインサロンを関西で開きたいと考えています。「説教したがる男たち」の英語版を使った勉強会を米国人の教授が京都で開きたいと言っているのでそれと合体。どんなサービスが欲しいですか?ご意見大募集!

「説教したがる男たち」
著者:レベッカ・ソルニット
訳者:ハーン小路恭子
2018年9月10日 第一刷発行
http://sayusha.com/catalog/books/p9784865282085

Men Still Explain Things to Me: Facts still don’t get in their way.
By Rebecca Solnit
https://www.thenation.com/article/men-still-explain-things-me/

Mansplaining, explained: 'Just ask an expert. Who is not a lady' | Jessica Valenti
https://www.theguardian.com/commentisfree/2014/jun/06/mansplaining-explained-expert-women?CMP=share_btn_tw


【Gender Gaps in Political Science】
This collection contains a selection of articles from journals published by Cambridge University Press.Free access to all of the articles below until the end of 2019.

https://www.cambridge.org/core/browse-subjects/politics-and-international-relations/gender-gaps-in-political-science







【このカテゴリーの最新記事】

デザインと倫理[オンラインサロン]

IMG_3144.JPG



Design and Ethics: Reflections on Practice
Edited by Emma Felton, Oksana Zelenko, Suzi Vaughan
Routledge (2012)

https://www.routledge.com/Design-and-Ethics-Reflections-on-Practice-1st-Edition/Felton-Zelenko-Vaughan/p/book/9780415688130

「デザインと倫理」この本の一章を執筆しました。とても重要なテーマですが、関連書籍が少なく、教科書になるような本がありませんでした。そこで、オーストラリアの大学でデザイン・建築を教えている先生方が中心になって、この本が出版される運びとなりました。

実は他の執筆者の章をまだ読めていません。一緒に勉強するような形でオンラインサロンの開催を考えています。オフ会は基本的に京都・大阪・神戸で開催予定です。でも、会員が増えたら他の地域での開催も検討してみます。出来ればテーマに関するツアー・見学会も実施したいです。

こちらも希望のサービスに関するご意見を募集いたします。

【Table of Contents】

Part1: Perspectives on Design and Ethics

1. Framing Perspectives on Design and Ethics Oksana Zelenko and Emma Felton

2. Design-Ing Ethics: the Good, the Bad and the Performative Stephen Loo

3. Design, Ethics and Group Myopia Leslie Becker

4. From Allure to Ethics: Design as a ‘Creative Industry’ Justin O’Connor

Part 2: Communication Design

5. Hybridity, Hegemony, and Design in a Globalized Economy Karen Fiss

6. Values and Pragmatic Action: The Challenges of Engagement with Technical Communities in Support Of Value-Conscious Design Noëmi Manders-Huits And Michael Zimmer

7. Designing Well: Sustain-Able Interaction Design and Vegetarianism Gavin Sade

8. Design and Ethics in Digital Mental Health Promotion Oksana Zelenko

9. Interaction Design, Mass Communication And The Challenge Of Distributed Expertise John Hartley

Part 3: Built Environment

10. Living With Strangers: Urban Space And The Ethics Of Civility Emma Felton

11. Built Environment, Design and Ethics:The Social Responsibility of Educational Institutions Paul Sanders, Shannon Satherley and Kuniko Shibata

12. Rethinking Practice: Architecture, Ecology and Ethics Marci Webster-Mannison

1 3. Delivering Sustainable Housing: Family Experiences with Professional Ethics in the Design/Construct Supply Chain Wendy Miller And Laurie Buys

Part 4: Fashion

14. Fashion, Ethics, Ethos Paula Dunlop

15. Nourishing And Polluting: Redefining the Role of Waste in the Fashion System Alicia Payne

Part 5: Epilogue

16. Looking Back, Forward And Elsewhere: An Afterword Tony Fry


この本 Ethics&Designノート2(開)でカバーしているテーマ。広汎ですからかう(あっかんべえ)

【Subject Categories】

Environment

Sustainable Development

Climate Change

Policy

Housing 

Public Space

Management

Built Environment

Planning

City and Urban Planning

Urban Design

Architecture

Structure, Materials and Detailing

Arts

Design

Humanities

Philosophy

Ethics Philosophy

Professional Practice

Fashion

Food

Communication

サロンの運営の方法はいろんな意見を聞いてから、検討しますが、「コミュニティ」と「コンテンツ」の関係については以下の記事が参考になりました!

コミュニティとコンテンツの関係
https://note.mu/qzqrnl/n/n60576f90f228


要点は以下の3つのようです。

★息の長いコミュニティは定期的なコンテンツ発信の場をもっている
★コミュニティで重要なのはそのコミュニティの「共通言語」
★人同士が集まっても、共通言語がなければ新しいものを生みだせない

記事を更新しながら考えていきたいと思います。






2019年05月20日

【The Japan Times】G20大阪サミットで何を期待すべきか: 海外ジャーナリストからのガイド


The Japan Timesの方からイベントのご案内がありましたのでお知らせいたします。

G20 The Japan Times Event.gif


日時:2019年5月31日(金) 午後7時〜9時

場所:グランフロント大阪ナレッジキャピタル7F
   プロジェクトルームG ・H

【登壇者】
株式会社ジャパンタイムズ関西事務所 上級関西特派員

エリック・ジョンストン (Eric Johnston)
 
30年以上 関西に在住。取材範囲は国内外の国連会議に
加え、沖縄・北海道・三重でのG7サミットにも及ぶ

6月28日・29日、アメリカのトランプ大統領、中国の習近平国家 主席、韓国の文在寅大統領、ロシアのプーチン大統領を含むG20の首脳らを迎える大阪。来月末に話し合われる議題、そしてサミットの開催がもたらす大阪の未来への影響とは――

ジャパンタイムズ 上級関西特派員 エリック・ジョンストンが解説します。興味のある方はご参加ください。

参加費無料 / 先着36名様

※ 講演は日本語で行なわれます (パワーポイント資料は英語)


お申し込みは os_event@japantimes.co.jp よりお願いします。

2019年05月14日

5/23(木)・5/25(土)朝英語の会梅田のテーマ:「医療と倫理」

5月23日(木)7:30AM〜5月25日(土)9:30AM〜【朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE〜The Japan Times 紙記事について議論する〜】に利用する記事が配信されました。

Let's discuss iPS cells
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/05/13/language/lets-discuss-ips-cells/#.XNpQx477TIW

IPS細胞を利用して人間の膵臓を豚の体で育てるという実験が計画されています。研究チームはこの技術を使い、重い糖尿病の治療法の開発を目指しています。

この記事が掲載されたThe Japan Times紙の紙版は5/14(火)発売。大手書店なら電話予約をすれば通常1週間は取り置き対応が可能です。The New York Times紙と2紙合わせて210円。

政府が人間の細胞を含むAnimal Embryo(動物胚)の生成を許可し、iPS細胞を使って育成する膵臓の実用化実験の申請が始まりました。生命倫理からの慎重意見も多いので、まだ日本では子宮内にある人間の細胞を含む動物の受精卵や遺伝子工学により作られた動物の受精卵の移植実験は認められていません。

しかし、遺伝子工学、ゲノム編集技術を使った生殖は既に技術的に可能で、今後はどのように既存の倫理、リスクを考慮しながら、人類の発展のためにその技術を実用化させるのかという段階に入っています。海外では遺伝子工学を利用した様々な実験が既に始まっており、再生医療の進歩のスピードは我々の想像をはるかに超えているようです。

Designer babies aren’t futuristic. They’re already here.
https://www.technologyreview.com/s/612258/are-we-designing-inequality-into-our-genes/

Using animal organs in humans: 'It's just a question of when'
https://www.theguardian.com/science/2019/apr/03/animal-global-organ-shortage-gene-editing-technology-transplant?CMP=share_btn_tw

遺伝子工学の研究が進んでいる米国の意識調査では、既に57%の米国人が遺伝子工学により生まれた動物の細胞を利用した臓器移植に賛成です。

57% of Americans OK with Genetically Engineering Animals for Organ Transplants
https://www.biospace.com/article/cp8r-57-percent-of-americans-ok-with-genetically-engineering-animals-for-organ-transplants/?TrackID=16

そんな中、昨年末に飛び込んできたニュースが、中国で「ゲノム編集ベビー」誕生というものでした。「世界初のゲノム編集赤ちゃん」という見出しで、双子の誕生と別の女性の妊娠を確認したそうです。「中国の調査当局によると賀建奎准教授は倫理審査書類をねつ造していて、厳しい処罰が下されるという」が中国を含む各国で禁止されているゲノム編集の研究成果について「誇りに思う」と話していた、といいます。

中国「世界初のゲノム編集赤ちゃん」 双子の誕生と、別の女性の妊娠を確認
https://www.bbc.com/japanese/46955786#

そしてゲノム編集ベビーを誕生させた目的は「遺伝性疾患の治療や予防ではなく、将来的なHIVウイルス(AIDSの原因ウイルス)感染への抵抗力という、生まれつき持っている人が少ない形質を与えようとすること」であると説明しています。

中国で“ゲノム編集ベビー”誕生…挿入欠損変異でその子の将来に何が起きるか不明の懸念
https://biz-journal.jp/2019/01/post_26421.html

教授は大学の倫理委員会に虚偽の申告をして実験に臨みました、しかし、その実験が失敗したとしたら、どうでしょうか?記事にもあるように、実際はその子供が成長するまで、今回の実験の結果を見極めるのは極めて難しいことです。

ますます発展する医療テクノロジーに私たちはなにを望むでしょうか。また、その在り方はどうあるべきなのでしょうか。デザイナーベイビーという言葉が現れ始め、従来の生殖・生命倫理の枠を超えて医療技術が進化しています。5/23(木)5/25(土)朝英語の会梅田のテーマは「医療と倫理」です。





2019年05月06日

5/9(木)朝英語の会梅田のテーマ:選択的夫婦別姓について

auネットワークで月々980円(税抜)〜!【UQ mobile】


5/9(木)7:30AM〜「朝英語の会梅田」で利用する記事が配信されました。

2019年5月9日(木)7:30AM〜 朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE〜The Japan Times 紙記事について議論する〜で利用する記事が配信されました。4/30(火)発売のThe Japan Times紙。電子版では4/29(月)に記事が配信されています。テーマは日本での「選択的夫婦別姓」について。結婚により姓を変えることにより不利益が生じる場合があります。現在日本の法廷でもその正当性が争われている案件です。 

Let's discuss keeping your last name
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/04/29/language/lets-discuss-keeping-last-name/#.XM8FoY77TIV

現在の日本では夫婦別姓は原則として認められておらず、婚姻届けを提出する際に、どちらかの姓を変更する必要があります。但し、職務上の必要性など様々な理由で「夫婦別姓」を貫いている人も多数おり、その運用など法律面での問題点を整理したのが以下の記事です。


日本も夫婦別姓になる日が近い⁈知っておきたい夫婦別姓の9つのこと

+日本における夫婦同姓の原則と歴史
+夫婦別姓の声が高まる背景
+夫婦別姓でいる方法 

https://best-legal.jp/married-couples-surname-36789/

一方、選択的夫婦別姓制度を認めないのは現行の憲法と世界の人権制度の発展に合っていないと批判する意見が数多く上がっています。

選択的夫婦別姓は基本的人権−「個」のアイデンティティ守る重要性:研究員の眼 
https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/family-name_b_8634344.html?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter

夫婦別姓は実現する?いよいよ判決、弁護士は「裁判所内にも、別姓を求める声がある」と期待
https://www.huffingtonpost.jp/entry/separate-family-name_jp_5c93dd10e4b057f73308109f?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter

また、2001年以降、参院本会議で幾度も採択されてきた「女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准」を求める請願が、参院外交防衛委員会で日本維新の会が「保留」を主張しているため、日本は未批准の状態です。「国連女性差別撤廃条約議定書」は国連女性差別撤廃委員会に個人や団体が直接通報する個人通報制度を認めるものです。通報を受けた同委員会が審査し、締約国に意見や勧告を行う、となっています。

女性差別撤廃条約選択議定書の批准請願/日本では今国会採択されず 「維新」が保留 
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-17/2017061702_04_1.html

女子差別撤廃条約選択議定書について
http://jawe2011.jp/cgi/keyword/keyword.cgi?num=n000081&mode=detail&catlist=1&onlist=1&shlist=1

日本がこの議定書を批准すると、国民は「男女賃金差別」「選択的夫婦別姓」「婚外子差別」の是正を国連に訴えることが出来るそうです。

「女子差別撤廃条約の選択議定書は、個人等の通報制度(個人または集団が、条約違反に対して女子差別撤廃委員会に申し立てできること)を定めたもので、1999年第54回国連総会で採択され、2000年に発効した。申し立てには裁判で解決に至らなかった等国内での手段を尽くしていることが要件となっているが、人権への重大で組織的な侵害があった場合には女子差別撤廃委員会がその国への訪問を含む独自の調査に乗り出せることが盛り込まれている。国内の現状に合わせた判断だけでなく、条約に基づいて女性に対する差別や暴力についての判断を受けることができる。」

事実、この議定書を批准した国々では国連の勧告を受けて、既存の法律等の見直しが行われています。

皆さんはこの現状をどのように変えていきたいですか?当日の議論に期待します。



2019年04月24日

4/25・4/28 「朝英語の会梅田」のテーマ: 日本社会での多様性について

4/25(木)7:30AM〜 4/28(日)9:30AM〜 「朝英語の会梅田」で利用する記事が配信されました。本日4/23発売のThe Japan Times紙。テーマは日本社会での「多様性」について。

書籍では自身も日本とベルギーのハーフ(これもある意味差別語)である著者が国内外で暮らすハーフの人々に「差別」「故郷」について聞き取りをしています。ワークショップでは、日本人と外国人のハーフ mixed-race Japanese individualsと呼ばれる人々の写真とインタビューをまとめた Hāfu2Hāfu を通じて、日本そして世界における「多様性と社会」について考えます。

Let's discuss diversity in Japan
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/04/22/language/lets-discuss-diversity-japan/#.XL6bS-j7TIU

Hāfu2Hāfu Home Page
https://hafu2hafu.org/

2019年04月13日

イチローとメディア--SNS時代のコミュニケーション

追記:イチローの引退会見については厳しい見方をするメディア関係者もいました。特に海外で生活した方からの意見です。国際化時代、企業や個人が今後、海外で活動するときに留意するポイントかも知れないと個人的には感じました。

Ichiro retirement: Unwavering focus and tension - NHK NEWSLINE - News - NHK WORLD
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/nhknewsline/backstories/ichiroretirement2/

タグ:メディア

2019年04月05日

4/11・4/13 朝英語の会梅田のテーマ:イチロー選手の引退について

4月11日(木)7:30AM〜、4月13日(土)9:30AM〜「朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE〜The Japan Times 紙記事について議論する〜第47-1回&47-2回」に使う記事が配信されました。テーマは先日、電撃的な引退を発表したイチロー選手についてです。

Let's discuss Ichiro's retirement
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/04/01/language/lets-discuss-ichiros-retirement/#.XKX2eZj7TIV

大リーガーとして米国で長年活躍してきたイチロー選手がついに引退することになりました。電撃的な引退発表だったわけですが、海外のプロスポーツで人気・実力ともトップ選手としての地位を築いたイチロー選手の言葉には、今後グローバル社会で活躍する人のためのヒントが数多く詰まっています。1時間半近くに及んだイチロー選手のインタビューですが、日本という枠を超えて世界で活躍し、充実した日々を送るにはどうしたらいいのか?彼のインタビューから読み解いていきたいと思います。

イチロー引退【会見全文・前編】「監督は絶対無理。人望ない」「日本復帰の選択肢はない」 (1/8) 〈dot.〉|AERA dot.
https://dot.asahi.com/dot/2019032200005.html

イチロー引退【会見全文・後編】「大谷翔平は世界一の選手に」「外国人になって人の痛み想像した」

https://dot.asahi.com/dot/2019032200008.html

米国でのプロ選手としての生活

成果を常に問われ、厳しい競争に晒される米国でのプロスポーツ選手としての生活、ファンとの関係について述べた後、イチロー選手は広い米国での地域文化の差を説明しています。広大な国土を持つ米国は州ごとに違う国みたいなものと言っても過言ではないと思います。まさにThe United States of America (USA)であるというのは私も全米を一周した時に感じました。また同じ英語圏とはいえ、英国、豪州、NZ、南アフリカ、カナダも文化的にはかなり相違があります。これもやはり、その土地に行ってみないと実感できない事だと思いました。

「アメリカのファンの方々は、最初は厳しかったですよ。最初の2001年のキャンプなんかは「日本に帰れ」としょっちゅう言われましたよ。……なかなか入れてもらえないんですけど、入れてもらった後、認めてもらった後はすごく近くなるという印象で、がっちり関係ができあがる。シアトルのファンとはそれができた。僕の勝手な印象ですけど。 ニューヨークというのは厳しいところですよね。でも、やればどのエリアよりも熱い思いがある。マイアミというのは、ラテンの文化が強い印象で、熱(あつ)はそれほどないんですけど、結果を残さなかったら人は絶対に来てくれない。そういう場所でしたね。それぞれの場所で関係を築けたような。特徴がそれぞれありましたけど。アメリカは広いなと。ファンの人たちの特徴を見るだけでアメリカは広いなという印象ですけど。」

チャレンジの意義と成功について

メジャーリーグに挑戦する意味は「成功するかどうか」ではなく最高峰のものにチャレンジしたいから行く、自分の可能性をとことん追求してみたい、そんな気持ちであったと思います。これも海外の大学院に進学した私にはよくわかります。チャレンジした後の結果よりも、自分の限界というものをもっと広い世界で試してみたかったのでしょう。

「メジャーリーグに挑戦するということは、大変な勇気だと思うんですけど、でも成功、ここではあえて成功と表現しますけど、成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔をうむだろうなと思います。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。」

アメリカで外国人として学んだこと

イチローがアメリカに来て学んだことは「マイノリティとはどういうことか」だったと言います。社会で弱い立場になった時に「人の気持ちがわかるようになった」とも述べています。そしてもっと大きい成果は新天地で「新しい自分を発見した」ことでしょう。また「それらは、孤独や辛い経験を実際に体験したから、生まれたもので、自分の未来の糧になっている」と力強く締めくくっています。新しい試みは成功か失敗かに焦点が当てられがちですが、チャレンジすること、新しい土地・人間関係・仕事・勉強により、人はどんどん「新しい別の自分」を見つけていくのだと思いました。

「それとは少し違うかもしれないですけど、アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったこと、アメリカでは僕は外国人ですから。このことは、外国人になったことで人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。」
 
「孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気のある時にそれに立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことではないかと感じています。」

皆さんはイチロー選手についてどんな印象を持っていますか?またこの引退会見から何かを感じることが出来ましたか?一緒に考えていきたいと思います。



2019年03月23日

3/28・3/30 朝英語の会梅田:24時間営業の見直しについて

人気ホテルが最大50%OFF!


3月28日(木)7:30AM〜、3月30日(土)9:30AM〜「朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE〜The Japan Times 紙記事について議論する〜第46-1回&46-2回」に使う記事が配信されました。テーマはコンビニやレストラン等の24時間営業の見直しについてです。

Let's discuss around-the-clock service
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/03/18/language/lets-discuss-around-clock-service/#.XJXMtZj7TIX

議論のきっかけは以下のNHKの番組「くらし☆解説」の「どう考える? コンビニの24時間営業」の解説記事の中に詳しく書かれています。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/315706.html

以下記事からの抜粋です。

「発端は、東大阪市にある」セブンーイレブンの加盟店のオーナーの声でした。去年春以降、なかなかアルバイトが集まらず、やむを得ず、先月1日から、朝6時から日付が変わって午前1時までの、一日19時間の短縮営業に踏み切りました。ところが、本部のセブン―イレブン・ジャパンから、契約違反だとして、「24時間営業に戻さない場合は、契約を解除するとともに、およそ1700万円の違約金が必要になる」と求められたということです。本部側は、24時間営業を続けられるようサポートしていきたいとしていますが、オーナーは、営業時間を選択できる仕組みにするよう求めて、対立が続いています。」

実は24時間営業の見直しは飲食業では数年前から始まっていて、ロイヤルホストが24時間営業を廃止し、ガストやマクドナルドも24時間営業の店舗を大幅に縮小しています。背景にあるのは社会からの長時間労働への批判、人手不足、そして、何よりも企業そのものが24時間営業に関して労働生産性や効率性の観点から深夜営業を縮小する方向性に向かっていることが大きな理由のようです。

ファミレス「24時間営業」撤退、はたして「生産性」は上がるのか?
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50683

この中で頑なに24時間営業を続けてきたのが、今回問題になったセブンイレブン・ジャパンです。どうやらセブンイレブンが24時間営業のこだわるのは、企業発祥の地である米国本部での24時間営業開始時の成功体験からきているようです。

米国でセブンイレブンが24時間営業を始めたのは1963年。テキサス大学近くの店舗でアメフトの試合が終わった後に、店がたいへん混雑し、午後11時以降も開店せざるを得なくなったことがありました。その日の売り上げが今までにないほど大きかったことから、その店舗は営業時間をそれ以降24時間を標準としました。そのサービスがチェーン全体に広まったのがこのサービスの始まりです。

How 7-Eleven Got Its Name And Why It's Open 24 Hours
https://www.foodbeast.com/news/7-11-name

それゆえに、飲食業界の大半の企業が24時間営業の見直しに取り組み始めた2017年11月6日のインタビューで も当時のセブンイレブン、古屋一樹社長は「24時間営業 は絶対続ける」 と断言していました。また「向こう3年は年1600店を開業する予定。1600といってもビルド&スクラップを含むので、年800店ずつ増えるイメージ」と営業規模拡大の強気の発言をしています。

セブンイレブン社長「24時間営業は絶対続ける」
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/102700177/102700004/?n_cid=nbponb_twbn

また古屋社長はこのインタビューで次のような発言もしています。

「セブンイレブンとして、24時間営業は絶対的に続けるべきと考えています。社内で見直しを議論したことはありませんし、加盟店からもそんな声は全く出ていないですね。まず売り上げに響きます。店を閉じている時間だけじゃなくて、開けている時間の売り上げも落ちるんです」

しかし、加谷 珪一氏は現代メディアの記事で24時間営業に頼らなければ十分な売り上げが維持できない日本のサービス業の生産性の低さを問題にしています。

「ドイツやフランスの 生産性 は日本と比較すると約1.6倍もある。これだけの稼ぎがあれば、小売店も無理に深夜営業や休日営業を実施しなくても十分に利益を上げられるだろう」

欧州諸国では24時間営業のメリットが少ないし、国民の多くもそれを求めていません。

一方、報道によると、今年2月から24時間営業をやめて本部と対立していた、セブンイレブン東大阪南上小阪店(大阪府)について、セブン-イレブン・ジャパンが店舗側に、時短営業を理由とする契約解除はしない旨を伝えていたことがわかりました。

セブン「現時点での契約解除はない」も…時短店オーナー「まだまだ不安」
https://www.bengo4.com/c_5/n_9359/

しかし、セブン・イレブンでは一部の直営店・加盟店で、短縮営業の実験をするが、この東大阪店を対象とするかについては「検討中」だということです。

今後も実験・交渉は続きそうですが、貴方はこの「24時間営業」についてどう思いますか?皆さんの議論に期待します。




タグ:24時間営業

2019年03月10日

3/14(木)朝英語の会梅田のテーマ:骨髄ドナー制度について

auネットワークで月々980円(税抜)〜!【UQモバイル】


2019年3月14(木)の朝英語の会梅田で使う記事が発表されました。3月5日が新聞休刊日の為、2月26日(火)の以下の記事を使います。今回は白血病を患っていることを公表した東京オリンピック出場候補の池江璃花子選手の件から注目を集めている骨髄移植についての記事です。

Let's discuss bone marrow donation
https://www.japantimes.co.jp/life/2019/02/25/language/lets-discuss-bone-marrow-donation/#.XISvzCj7TIW

衝撃的な池江選手のニュースを受けて、急激に骨髄バンクへのドナー登録希望者が増えました。白血病の治療には以下の記事にあるように複数の治療方法がありますが、病気の進行が進んでいれば、やはり最終的には骨髄移植に頼ることになります。

Leukemia: Symptoms, Causes, Treatment
https://www.webmd.com/cancer/lymphoma/understanding-leukemia-basics#1

【Treatments】
The treatment you get depends on the type of leukemia you have, how far it has spread, and how healthy you are. But the main options are:

-Chemotherapy

-Radiation

-Biologic therapy

-Targeted therapy

-Stem cell transplant

-Surgery

日本骨髄バンクのHPによると、ドナー登録者は2018年3月末で48万3,879人。しかし、2010年の時点で、9割以上の患者さんに適合するドナー候補者が見つかっても、実際の移植率は約6割だといいます。どんな課題があるのでしょうか。ドナー登録をしていても、いざ提供する段階になると断られるケースも多いそうです。「がんサポート」のHPによると、骨髄の移植率が低いのには、次のような理由があるそうです。(https://gansupport.jp/article/patient_and_organization/patient01/4567.html

1. 圧倒的に多いのが、登録時には健康でも、適合通知が届いた時点で何らかの病気の治療中、妊娠・出産・授乳中といった、健康上の理由。

2. 自分の意思で登録したものの、提供する段階になって、後遺症が残ることを心配する家族の同意が得られないケース。

3. 健康上の理由の次に多いのが「都合がつかない」というもの。骨髄採取時には通常3泊4日程度入院するほか、提供前後の健康診断、自己血輸血(*)にそなえての採血や諸手続きなどのため、計6〜10回通院しなければならない。これが、働きながら提供したい人には高いハードルとなる。いざ選ばれても「どうしても仕事の都合がつかないため、今回は見送らせてください」というケースが多い。

少し古い記事ですが、3の問題を解決するため、近年はドナー休暇やボランティア休暇の制度を整える企業も出てきました。また、骨髄ドナーの休業に関わる金銭的な負担を減らすため、助成金を提供する自治体も現れてきています。18歳の息子を白血病で失った夫婦が、患者家族の立場から骨髄バンク事業の普及啓発に取り組んだ結果、骨髄ドナーに対する助成金制度を導入したのが新潟県加茂市です。夫婦が約1年半にわたって交渉を続け、加茂市は2011年4月、提供したドナー本人に1日当たり2万円、7日間を限度に給付する全国で初めての助成制度を実現させました。(https://www.kobe-np.co.jp/news/health_topics/201410/0007405161.shtml

また別の記事で驚いのたが、日本の骨髄バンクは諸外国とも提携していて、条件が合致すれば、日本人ドナーの骨髄が海外在住の外国人に提供されることもある、という事実です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201902/0012065215.shtml

池江選手のような強靭な肉体を持っていても、世界にはまだまだ治療困難な病気がたくさんあります。その時に我々は今や世界に広がったコミュニティの一員としてどのように行動できるでしょうか。人間の英知が問われていると思います。



ファン
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
検索
<< 2023年02月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新記事
(02/13)【重要なお知らせ】「英語で学ぶ現代社会」ニュースレターのサイトがSubstackに移動します
(12/04)4人に3人の子どもが暴力を経験【SDGs英語ニュースについて議論する】第43回 12/10(土)10時@オンライン
(12/04)国際スポーツ・イベントとSDGs【英語で学ぶ大人の社会科】第47回 12/11(日)20時@オンライン
(12/01)TOEIC Listening & Reading Test 新形式 模擬試験及び解説 12/28(水)1日集中コース@神戸元町
(12/01)【論文の教室:基礎・実践編@オンライン】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座 12/29(木)
写真ギャラリー
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
地域振興政策(1)
朝英語の会梅田(117)
文化(8)
グローバル人材(14)
グローバル人材育成(3)
TOEIC対策(5)
UCLA Extensionオンライン講座(1)
Peatix参加チケットのキャンセルの方法(1)
ソーシャルビジネス(2)
名称の変更(1)
市民権(1)
TOEIC1日コース(7)
英検(1)
英語エッセイ・コンテスト(2)
英文ライティング(20)
危機管理(2)
The Japan Times(3)
デザインと倫理(2)
ジェンダー(2)
オンラインサロン(3)
月別アーカイブ
プロフィール
グローバル・アジェンダさんの画像
グローバル・アジェンダ
グローバル・アジェンダ (旧ITS Global Education Services)は神戸市産業振興財団の創業支援プログラムのサポートを受けて2014年10月に誕生しまた。Global Agendaは急速な発展を続けるグローバル社会で必要とされる調査、コンサルティング、R&D、教育研修に特化したサービスを展開しています。
プロフィール
日別アーカイブ
RDF Site Summary
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。