2015年05月28日
マインドミステリーズを見て(その2)
最近マインドミステリーズを見ていたのでちょっと感想的なものを...
ちなみに、見たのは2巻〜6巻です。
第2巻は全編ブレイクスルーシステムと言うスタックを使ったマジックの解説でした。
スタックデックを使ったマジックのアイディア集という意味で有用でした。
ピークの使い方も参考になったかな...
ただ、現象としては若干手間かもしれませんが、ネモニカの方が色々できて良いかも知れません。
(この辺は人によると思います)
第3巻は軽く見ただけなので今回はスルーで...m(_ _)m
内容を簡単に言うと日用品を使ったメンタルマジックです。
とりあえずリチャード・オスタリンド氏のスプーン曲げの方法が気になったので、そこだけ先に見ました。
第4巻はマジックらしいマジックです。
メンタルマジック的な要素があるトリックは1つだけだったような?
G.O.W. Productionは素晴らしかったです。
(グラス・オブ・ウォーター・プロダクション)
空の紙袋から、水の入ったコップを出すというプロダクション現象です。
ノーギミックなので、即興性が高く、覚えたら強力な武器になると思います。
ちなみに、エリック・ミード クロースアップマジックという本にも似たようなトリックがありますが、そちらはハンカチ(もしくはシルク)から栓が開いてるビール瓶を出すという物です。
やり方もかなり近いかと思います。
マークド・コイン・イン・ボトルはやり方が予想外でした。
てっきりフォールディングハーフを使って、見せ方を工夫しているだけかと思っていましたが、そんなことは無く、全然別のやり方でした。
サインド・トーン&レストア・ポストイットと最後にあるサインド・トーン&レストア・ニュースペーパーは似たような原理でしたね...
どちらもサインされた紙を使ったトーン&レストア現象で、ポストイットは即興性が高く、ニュースペーパーは事前準備が要りますが効果が高いです。
スパイクベンディングは道具を集める時点でキツそうなのでスルーです(笑)
第5巻から第7巻はマインド・ミステリーズ・トゥーというシリーズです。
それぞれセットと言う単位で分けており、1セットで1つのショーとして成り立っています。
1セットのデモが終わると、そのセットでの演技の解説が入ると言う構成になっています。
第5巻はメタルベンディングが印象的でした。
ヒプノティズムベンドでもやっていた割りとポピュラーな曲げ方から、3本のフォークを同時に曲げる方法まで解説されていました。
ベリー・モダン・マインドリーダー
メモと封筒を使った読心術ですが、大変気に入りました(笑)
早速見た次の日に、必要な素材を集めたくらいです。
演じるには手順を何度か見なおす必要があるかと思います。
インサイド・ザ・フォールドという技法も素晴らしかったです。
センター・テアの逆バージョンの様な現象で、オリスタンド氏がセンター・テアと並んで大切にしていた技法だそうです。
現象としては、演者が初めから持っていた4つ折りのメモ帳に、客の言った数字が書かれているというものです。
他にも色々ありましたが、実用面で言うと第5巻ではこれらが優れていると個人的に感じています。
第6巻は最初のセットに入っているマジックが気に入りました。
ミラクル・フライング・カードは名前の通り、フライングカードです(笑)
客の選んだ3枚のカードがポケットや封筒の中から出てくるという物です。
しかも、3枚ともサイン入りです。
これはサロン向けの手順なので、クロースアップでやるならヘルダーギマレス氏のフライングカードの方が色々と都合が良いと思います。
スピリット・ライティング・オン・カード
メンタルマジックです(笑)
観客に白紙のカードを1枚選んでもらい、好きな図形を言ってもらうのですが、選ばれた白いカードをライターの火で炙ると、その図形が出てくるというマジック。
ライターの火の操る方法は以前どこかで見たことがある気がするのですが...すっかり忘れてしまいました/(^o^)\
他は...インダストリアル・ストレングス・リンクという、衣類ハンガーと工業用のバネを使ったリンキング現象が面白いと思いました。小道具さえ揃えばやってみても良いかもしれません。
オリジナル・インサイド・アウトというマジックは、実際に人前でやってみてから判断したいと思います。
個人的にはそこまで凄い現象だとは思えませんでした。
とりあえず、現在見てる範囲での感想はこのくらいでした。
第3巻の残りと、第7巻を見終えたら、また簡単な感想を書きたいと思います。
写真は京都に全く関係ありませんが、ギネスビールです。
日本でギネス飲むと何故か凄い高いですよね...orz
300円位で飲めるイメージでした\(^o^)/
この第4巻が一番実用的かと思います。それか第5巻かな...?
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スタックデックならこれ。
マインドミステリーズ第2巻で紹介されているブレイクスルーシステムよりも面倒ですが、こちらのほうがマジック的に色々と出来ます。
新品のデックから客の前で堂々とスタックを作れるのも強いですね...
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この中にあるビール瓶を取り出すマジックが使い勝手良さそうです。
やり方はリチャード・オスタリンド氏の紙袋からガラスコップを出すのと似ています。
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