2017年10月27日
マジック:メンタリズム≒マジシャン:メンタリスト
メンタリズムとはマジックの発展した形である
セオドール・アンネマン
マジックとメンタリズムの違いについて上手い説明を今までしてこなかったと思います。
と言うのも私自身漠然とした理解しかなかったからです。
ただ、言えるのは最初のアンネマンの言葉通りであること。つまりメンタリズムはマジックの発展した形、或いは亜種と言うことです。
ベースはマジックであった。これは間違いありません。
しかしマジックでは無いのです。
例えば卓球は元々雨天時にテニスの代替として考案され独自に発展したスポーツです。
ベースはテニスですが、テニスと卓球を同じスポーツと言う人はいません。
マジックとメンタリズムの関係にも同じ事が言えるのでは無いでしょうか?
ここまで書いて気がつきましたが、テニスと卓球よりも、バレーボールとビーチバレーと言った方が感覚が近いかもしれませんね…
ルールが似通っていて同じ様な技術を使いますが、それぞれ独自の部分がありますし、そのフィールド特有の技術もあります。
素人から見たら、バレーボールが出来る人ならビーチバレーも出来るだろうと思いますが、単に「出来る」のであってその分野のスペシャリストほどは出来無いのです。
これはマジックとメンタリズム、マジシャンとメンタリストの関係に似ていると思います。
さらに言うとマジシャン側はメンタリズムについての認識があまりしっかりとしていない傾向があります。マジシャンはマジックとメンタリズムを同質の物だと思いっている事がほとんどです。
(ケン・ウエバーの『マキシマム・エンターテインメント』に似たような記載があります)
しかし、厳密には競技が違います。人、フィールド、ポイントが違うのです。
メンタリズムとマジックの違いは何でしょうか?
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