2016年08月09日
「説得」と「操作」の違い
「説得」と「操作・洗脳」の違いは何か
考えたことがありますか?
両方とも相手を自分の思ったように
動いてもらうことに変わりはありません。
であれば、もし操作の方が強力なら、
操作をした方がいいのでしょうか?
この問題に取り組んだのが
アメリカ屈指の「説得術」のエキスパート
デイブ・ラクハニです。
彼は9年間にわたるカルト教団での実体験をもとに
説得と操作・洗脳の違いを研究してきました。
そして、その違いをこう結論づけました。
「操作はいずれ必ず失敗するが、
本物の説得は永続的な結果をもたらす」と。
つまり、操作は片方の人間だけが
恩恵を受けるのに対し、
説得は双方の人間が合意に達し、
恩恵を受けられるので、
説得は操作よりも継続した
関係を築くことができるのですね。
しかし、一方でラクハニは
「それ以外に大きな違いはない」
とも言います。
つまり、
双方が恩恵を受けられるのであれば
操作や洗脳のテクニックは
人を説得する際に大きな効果を発揮するのです。
では、どうすれば操作や洗脳のテクニックを
実際のビジネスや生活の説得の場面で
活用することができるのでしょうか?
それは、、、
↓
http://directlink.jp/tracking/af/1415630/cwwZ4yIB/
写真の解説は最後にて。
個人的な感想なのですが、普通に心理学を学ぶよりもこういう本を読んだほうがメンタルマジックやメンタリズムをする上では訳に立つケースが多いと感じています。
というのも、前からメンタリズムをやりたいとか、マジックの一貫で心理学を勉強したいという人に「心理学を勉強しても、マジックやメンタリズムの役にはそこまで立たない」と言っています。
もちろん、分野によっては役に立つこともありますが、そもそも大学の学問として学ぶ心理学はすこし方向性が違います。
そういうわけで、マジック/メンタリズムのために心理学を勉強しようとしても、挫折する可能性が高いのではないかと考えています。
ちなみに、私も学部の関係で大学の授業で心理学を受講していましたが(というか必修科目だったんですけどね...)、パフォーマンスにはなんの影響も与えませんでした。
よく考えてみてください。
メンタリストのDaiGoは理工学部出身です。
トルステン・ハーフェナーは通訳(英語とフランス語だったかな?)が専攻でしたし、ダレン・ブラウンの大学での専攻は法律とドイツ語、オズ・パールマンは電子工学...etc
私の知っている限り、心理学が専攻だったのはスティーブ・コーエンくらいです。
まぁ、スティーブ・コーエン氏はマジシャンですがね…
ちなみに、このスティーブ・コーエン氏の本から私は喋り方などかなりの影響を受けました。
タイトルは『カリスマ手品師(マジシャン)に学ぶ 超一流の心理術』です。
(今は『マジシャンだけが知っている最強の心理戦略』というタイトルでほぼ同じ内容の本が出版されています)
本の中でも紹介されていますが、彼は微表情などを読むカードを使わないカード当てをするような人で、そのための訓練方法などまでも解説されています。
(ぶっちゃけ出来ません/(^o^)\)
時々、日本人は表情を隠すのが上手いから、微表情はあてにならないという方がいます。
これは半分正解で半分ハズレだと私は考えています。
基本的に微表情は不随意筋によって支配されている筋肉によってできるので、自分の意思でそれをコントロールすることは身体操作の達人(ヨガ等)で無い限り不可能かと思います。
不随筋は随意に動かせないから不随筋と言うわけで、わかりやすいところで言えば心臓、血管の壁、胃腸の筋肉がそれにあたります。
自分の意思で心臓が止められたら大変ですよね?(笑)
(訓練次第である程度コントロールすることはできるそうです)
よって、感情の起伏が完全に無い限り、日本人からでも微表情を読むことは出来なくはないのです。
偶に本当に表情に出ない人もいるので、そういう人と対峙した時は諦めるようにしましょうw
今回の写真はLoftで買ったダーマトグラフという鉛筆です。
鉛筆と言えるのか微妙ですが、鉛筆なのですw
ガラスやプラスチック面にも書ける鉛筆で、早速知人の携帯の裏に落書きをしてました(ぉぃ)
一応メンタルマジックにも使われる素材で、◯ェザー◯ッチでも売っていますが、何故か販売価格が税込み140円だったりします。
これ、メーカー設定価格は100円(+消費税)なんですけどね…
まぁ、Amazonだと167円だったりしますし、ネットショップなんてそんなものかもしれません。
写真のは用途的に水性のを買いましたが、油性のも欲しくなったので、東急ハンズで探した所、そちらでも税込み108円で販売されていました。
恐らく、大きめの文房具店であればどこでも置いてあるのかも知れません。
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