2015年03月30日
マインドミステリーズ 第1巻を見て
マインドミステリーズの第1巻を見なおしたので、感想を。
世界最高峰のメンタリストと呼ばれてるリチャード・オスタリンド氏のレクチャーDVDです。
演出的にはオカルティズムな雰囲気は無く、明るくポップなマジックショーです。
それぞれのトリックの概要と感想ですが...
バンク・ナイト:オープナーです。
6つの封筒の中に1つだけお金が入っていて、5人の観客にそれぞれ選んでもらい、当たれば中のお金が貰えるゲームをしますが、観客は誰一人当てることが出来ません。
オチの付け方が面白かったです。タネ自体はそんなに目新しいものではありません。
センターテア
観客にメモ用紙を渡し、ある単語を書いてもらい、畳んで渡してもらいます。
演者はその畳まれたメモを開けずにそのまま破いて捨てますが、中に書いてある言葉を当てることが出来るというものです。
周りを囲まれていても出来る上に、破いたメモも捨てずに手渡しが出来るという優れものです。
分類としてはメンタルマジックの読心術にあたります
レーダー・デック
4人の観客にスプレッドしたカードをざっと見てもらい、好きなカードを覚えてもらいます。
その状態で4人の覚えたカードを当てるというものですが、質問をほとんどしていないように感じるテクニックが紹介されています。
少し準備が大変ですが、とても効果的な現象だと思います。
いつかやってみたいですが、やはり下準備が...
秘訣は経験だそうです(笑)
ウォッチ・ルーティン
2人の観客に手伝ってもらいます。
1人に好きな時刻を思い浮かべてもらい、もう1人に腕時計の針を文字盤を見ずに回してもらいます。
演者はまず、時刻を当てます。その後、腕時計の文字盤を見るとその時刻になっているというトリックです。
結構不可能性が高そうなマジックなのですが、ある工夫によりこの現象を可能としています。
これも準備が少し大変なのがネックです。少なくとも今手持ちの物では足りません。
ソート・スキャン
250ドルで商品化していたそうです(笑)
観客が大勢いるときに効果を発揮する、読心系のマジックです。
観客にメモ用紙を渡し、好きなワードを5つ書いてもらい、封筒の中に入れてもらいます。
マジシャンはその封筒を回収しないまま、観客の書いたワードだけでなく、その他の情報まで読み取ってしまうというトリックです。
これは、道具も本格的に用意してやりたいですw
簡易版というか、普通のメモ帳などでも出来ますが、効果を最大限まではっきりするには、しっかりとした演出とコールドリーディングのテクニックが必要だと思います。
(コールドリーディング特有の言い回しが特に有効に活用されるマジック)
マガジン・テスト
いわゆるブックテストです。
雑誌を用意し、客に好きなページを選んでもらいます。その後、ペンで丸を書いてもらい、その丸の範囲の中から1つの単語を選んでもって、それを当てるというトリックです。
少しだけ準備が要りますが、ほぼ即興で出来ます。
リチャード・オスタリンド氏はいつもショーのラストでこのマジックをするそうです。
そのくらい盛り上がるブックテストは珍しいのではないでしょうか?
リンキング・フィンガー・リング
3人の観客から借りた指輪が繋がるという、割と有名なマジックです。(たまにテレビでもやってますね)
その中で、最もクリーンと言われている手順です。
個人的に今回のレクチャーの中でも最も使えないトリックでした。
とある物が必要なのですが、入手が面倒くさい上に、用途が限定されすぎているので、やる気が全く起きません。
第1巻はこの7つのトリックの解説です。
個人的にレーダーデックとマガジンテストが素晴らしかったと思います。
特にマガジンテストは小物などを用意する必要がありますが、ちょうど日本で手に入る物で調度良い物に心あたりがあるので、それが実際に使えるかを試して、良さそうであれば普段やるトリックに加えたいです。
今回の写真は、嵐山の方にある竹林の道です。
人が死んでそうな竹林でした(ぉぃ
マインドミステリーズ 第1巻
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全7巻ですが、この1巻だけでも見る価値はあります。
《YouCanSpeak》知っていますか?学習した内容を忘れない仕組み。
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