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2015年03月27日

レビュー:ヘルダー・ギマレス リフレクションズ

IMG_3414.jpg

今回は「ヘルダー・ギマレス リフレクションズ」という本のレビューを。

まだ、軽くしか読み込んでいないので、簡単な感想ですが...

若き天才。


23歳でカードマジックの世界一(FISM優勝)に輝いたヘルダー・ギマラエスの創作術。

方法論とトリックについて書かれていますが、方法論とトリックのある工夫が良かったです。


方法論は、現象と手法の分析、空間の使い方、スリーアクト構造、インバージョンシステム、ポジショニングシステム、弱点を補完、不完全な終了状態、条件からの構成となっています。


現象と手法の分析:
観客側からの見た目や、印象を論理的に分析して、そこから現象を逆算するという考え方です。


クロースアップの空間の使い方:
クロースアップだからと言って、座りっぱなしや、ずっと同じ姿勢でるべきでは無いという事を解説しています。クロースアップという狭い範囲でも空間を充分に利用することの重要性や方法を紹介しています。

スリーアクト構造:
マジックのルーティンが三段階(三幕)にすることで、高い効果が得られるとのことです。

インバージョンシステム:
マジックの発想方法についてでした。

ポジショニング・システム:
これは空間の使い方にも近いのですが、主に配置の重要性についてです。

弱点を補完する:
技法や方法を複数組み合わせて、トリックが持つ弱点を補完すると言う内容です。

不完全な終了状態を活かす:
トリックによっては、綺麗な終わり方に成らないものがありますが(現象は完成していますが、タネの処理がされていない等)、それを逆に活かすという手法について。

条件から構成する:
ドMな発想方法とも言えます。
トリックをする上で色々な制約がありますが、そこを如何に工夫して、不可能性の高い演出が出来るかということに触れています。


まぁ、ここまでは、商品ページとあまり変わらない内容ですね。

トリックについては「スリーカード&ボックス」がすごく良く出来てると思いました。
簡単に説明すると、3人の観客にカードを1枚ずつ選んでもらい、それぞれのカードが、カードケースの下、カードケースのセロファンの中、最後にカードケースの中から折りたたまれた状態で出てくるという現象です。


この中で、最後のカードをマーキュリーホールドをするための工夫がとても良かったです。
演技の構成上、その工夫をするために若干難易度が上がりますが、それ以上のリターンがあると私は思います。

その他にも、オフビートに関する理論も素晴らしかったです(これは方法論のスリーアクト構成を取る理由にもなっています)。


とりあえず、こんな感じです(雑)

他のトリックに関しては再現をしていないので、まだ何とも言えません(ぉぃ


今回の写真は...見たまんまですね。


ヘルダー・ギマレス リフレクションズ

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