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2017年04月23日
印刷における写真について最近思った事
この間、ポストに海鮮丼のお店の広告(A6サイズぐらい)が入っていました。
私は海鮮物が大好物なので、『やったー』とばかりに見ていたら、サイズが小さいのに写真がびっしり載っていて、またその写真が多分お店の方が撮ったであろうアングルだったんですけど、特に色が物凄かったんですよ!
いうなら、ドドメ色…。そして、素晴らしい画像の荒れ具合…。
一番お店にとって大事であろう新鮮さは皆無で、腐った感満載!(失礼)
いや、本当にひどくて愕然としました。
多分ね、コストの問題でお店の人か、印刷物に関わった営業さんかが写真を撮ったのだろうけど(ここまではわかる)、もうちょっとどうにかできなかったのか、と。
制作する方も、どうみても写真が悪すぎるのが分かるのに、なぜ写真補正もしないまま印刷工程まで進めたのか…。
これ、飲食店の広告ですよ…!
背景にどんな事情があったのか分からないけれど、校正の時にプロならアドバイスするべきだと思いました。
私なら、絶対放置できないレベルですね。
見て見ぬふりをせずに、とりあえずアドバイスしてみて、お客さんが納得して喜んでくれるようならば修正し、「そのままでいいです。」と言われれば、お客さんの言う通りにしてあげればいいと思っています。気になった所は一応、確認は取りますね。
せっかく費用をかけて印刷するのですから、どんな物でも気遣いって必要なのでは?
キレイ事だけではやっていけないのは分かっていますが、安かろう、悪かろうでは、一時はそれで通用しても必ずどこからか綻びが出てきますよ。会社の信用にも関わりますし…。
そういう事は今までたくさん見てきました。
最近ずっと気になってたんですけど、前に比べて写真の画質や色に無頓着な人が多くなってきたなと思っていました。(お客さんが了解している場合は別ですが)
目立つのが、ネットに載せている写真をそのまま引っ張ってきたもの(ジャギーが出てガタガタ)や、撮りっぱなしの写真で色補正を一切していないものなど。
しかもメイン写真に堂々と使っている事もあるから、ビックリしてしまいます。
『写真なんて、分かればいいでしょ』と思っているかもしれませんが、イメージって思ってる以上にとても大事なんですよ。
画質や色が汚い写真を載せれば、それだけでそのお店のイメージがほぼ決まってしまいます。
信頼できるお店か、できないお店かも広告1つのイメージで受け手に固められてしまう事があるのです。
なので、それを知ってる大手企業は、あれだけ多額な広告費をかけて自社イメージを作り上げる事に専念しているのです。
ですから、どんなに規模の小さなお店でも、イメージというものをバカにしてはいけないと思っています。
私たちの仕事は、お客さんの立場に立って、発信しなければならないことをくみ取り、表現し、お客さんに変わって代弁する事だと思います。
決してどんな事も、やっつけ仕事にしてはいけないのです。
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