記事が掲載されていましたが、ちょっとびっくりしました。
総務省の家計調査によると、2020年の2人以上の現役世帯の
貯蓄額の平均が1378万円で過去最多になり、10年前と比べ
1割も増えたとのことです。
記事にもあるように「みんな、そんなに貯金しているの?」
というのが実感だとしていますが、まったくその通りですね。
コロナ禍で経済が疲弊し苦しくなった家計が多いはずなのに
貯蓄が増えているとは、ちょっと信じ難いですね。
中身をよく見ると、結局平均値としての額に過ぎず、それに
満たない世帯の方がより多いようです。
事実、平均値に満たない世帯が3分の2を占めており
貯蓄額が100万円に満たない世帯も全体の11%にのぼると
しています。
貯蓄ゼロの世帯も少なくないのではないでしょうか。
アベノミクスの政策により格差問題が深刻になりつつあると
言われていますが、とりわけ貧困問題が取り沙汰されている
今日、富裕層の貯蓄額が貯蓄額が一層増えて全体としての
平均値を押し上げているのが現実のようです。
格差問題が社会的な課題として取り上げられているなか、
平均値のマジックというか現実の感覚とは大きく乖離して
いるのが垣間見れると言えますね。
総選挙に突入し熱気を帯びてきていますが、ゆとりある生活を
補償し、国民の目線に立った政策への転換を期待したいですね。
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