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2019年02月04日
2月4日経済指標
本日は、豪州ANZ広告求人件数、英国建設業PMI、米国耐久財出荷・製造業受注、が発表されます。がしかし、いずれも取引対象ではありません。
英国建設業PMIは悪化の可能性があるものの、その時間帯の週明けGBPの動きが読めないので、17時以降のGBPUSDが陰線側に動くなら便乗することにします。但し、GBPUSDはスプレッドも大きいので、10pipsが狙える場面があるかどうかで、取引するかしないか決めます。指標での取引を行うことにしたら、GBPJPYに切り替えます。
中華圏が春節休暇に入ったため、日本時間はいつもに増して、実需や株価を通じた為替の動きはやや小さくなると予想されます。
英国建設業PMIは悪化の可能性があるものの、その時間帯の週明けGBPの動きが読めないので、17時以降のGBPUSDが陰線側に動くなら便乗することにします。但し、GBPUSDはスプレッドも大きいので、10pipsが狙える場面があるかどうかで、取引するかしないか決めます。指標での取引を行うことにしたら、GBPJPYに切り替えます。
中華圏が春節休暇に入ったため、日本時間はいつもに増して、実需や株価を通じた為替の動きはやや小さくなると予想されます。
以上
2019年02月03日
前週備忘、及び、2月4日〜8日経済指標
元貴乃花親方の参院選出馬が取りざたされています。
彼のパーティーに2万円を払って参加した支援者のひとりは「(政治家になって)スポーツ庁長官になってほしい」と、TVインタビューで答えていました。長官になって何をやらせたいのでしょう。復讐に「全員まわしを外して相撲しろ」と命じるのは彼らしくありません。
FXをやっていると、この支援者のように「やじうま」みたいな気がすることがあります。あまり熱中しすぎると、バチが当たってクラッシュでひどい目に遭うのも当然かも知れません。
FRBは、利上げや保有資産の縮小といった引締政策を見直す方針に転じたようです。
FOMC直後1時間の初期反応はUSD売でした。その後、株高と雇用者数の大幅増でFOMC前の方向に戻す動きもあって、最終的にUSDJPYはFOMC前の水準まで全戻し、AUDUSDはUSDが売られた水準のまま、EURUSDとGBPUSDは半値戻しとなりました。FOMC後1月31日4時以降2月2日6時までの強弱は、は、AUD>EUR>GBP>JPY>USD、の順です。
今週に新たなリスクが生じない限り、リスクオフの流れが継続するのでしょう。USDJPYが米利上げ停止によるJPY買に繋がるには、まだ少し時間がかかりそうです。
リスク発生懸念の代表格は英国の合意なき離脱です。
英国の合意なき離脱確率というのを主要投資銀行が発表しているそうです。その確率は、ゴールドマンサックス10-15%、ドイツ銀行15%、BNPパリバ20%…といった数値になっています。英国経済にとって致命的事態という視点では、これら数値が高いと言えるでしょう。
離脱延期を期待してじわじわGBPが買われ、それを打ち消すような報道で売られる、という状況が続き、10〜20%と見なされている合意なき離脱の確定に備える状況が続きます。
そもそも、先に否決された離脱案を巡る英議会の混乱は、バックストップ条項が問題視されて起きています。いつまでもだらだらやっているので、経緯と争点を纏めておきます。
バックストップ条項は、過去の歴史的経緯を背景に、アイルランドと英領北アイルランドの間で国境管理が行われていない現状を、英国離脱後も維持するための取決めです。英国離脱後20〜44か月の移行期間は、アイルランド国境を通過する物品やサービスに厳格な検査を行わない、というのが先の英首相とEUが合意した離脱案でした。
けれども、アイルランドには、この移行期間を終える44か月後の不安がありました。アイルランドと英領北アイルランドでの物品が自由に行き来する状態では、将来、アイルランドとEUとの物品の自由な往来まで制約が加わる恐れがありました。勝手にEUを離脱する英国のせいで、EUに属するアイルランドまでEUを離脱したような扱いを受けるのではたまりません。
そこで、先の合意離脱案に「厳格な国境管理を回避するための代替的取決めが交わされるまで、英国がEUの関税同盟内に留まる」というバックストップ条項が離脱案に加わりました。これが「いつまでもEUに縛られる」ことに繋がると、英議会離脱派が問題視して話がこじれました。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
次週から中国市場は春節で休場となります。経済指標での取引も火曜と木曜しかありません。
2月4日(月)中国春節入り
注目指標なし。
2月5日(火)
09:30 12月集計分豪州小売売上高、12月集計分豪州貿易収支
直後1分足方向への影響力は、小売前月比>貿易収支>小売前期比、の順です。そして、複数の注目項目が同時発表されるときは短期取引を意識しましょう。項目毎に良し悪しが異なるとき、どのタイミングでどっちにチャートが動くかなんて、誰も予見できません。
12:30 豪中銀(RBA)金融政策
18:30 1月集計分英国サービス業PMI
22:30 11月集計分米国貿易収支
24:00 1月集計分米国ISM非製造業景気指数
2月6日(水)
注目指標なし
2月7日(木)
21:00 英中銀(BOE)金融政策
2月8日(金)
08:50 12月集計分日本国際収支
09:30 豪中銀(RBA)四半期金融政策報告
彼のパーティーに2万円を払って参加した支援者のひとりは「(政治家になって)スポーツ庁長官になってほしい」と、TVインタビューで答えていました。長官になって何をやらせたいのでしょう。復讐に「全員まわしを外して相撲しろ」と命じるのは彼らしくありません。
FXをやっていると、この支援者のように「やじうま」みたいな気がすることがあります。あまり熱中しすぎると、バチが当たってクラッシュでひどい目に遭うのも当然かも知れません。
【前週備忘】
FRBは、利上げや保有資産の縮小といった引締政策を見直す方針に転じたようです。
FOMC直後1時間の初期反応はUSD売でした。その後、株高と雇用者数の大幅増でFOMC前の方向に戻す動きもあって、最終的にUSDJPYはFOMC前の水準まで全戻し、AUDUSDはUSDが売られた水準のまま、EURUSDとGBPUSDは半値戻しとなりました。FOMC後1月31日4時以降2月2日6時までの強弱は、は、AUD>EUR>GBP>JPY>USD、の順です。
今週に新たなリスクが生じない限り、リスクオフの流れが継続するのでしょう。USDJPYが米利上げ停止によるJPY買に繋がるには、まだ少し時間がかかりそうです。
リスク発生懸念の代表格は英国の合意なき離脱です。
英国の合意なき離脱確率というのを主要投資銀行が発表しているそうです。その確率は、ゴールドマンサックス10-15%、ドイツ銀行15%、BNPパリバ20%…といった数値になっています。英国経済にとって致命的事態という視点では、これら数値が高いと言えるでしょう。
離脱延期を期待してじわじわGBPが買われ、それを打ち消すような報道で売られる、という状況が続き、10〜20%と見なされている合意なき離脱の確定に備える状況が続きます。
そもそも、先に否決された離脱案を巡る英議会の混乱は、バックストップ条項が問題視されて起きています。いつまでもだらだらやっているので、経緯と争点を纏めておきます。
バックストップ条項は、過去の歴史的経緯を背景に、アイルランドと英領北アイルランドの間で国境管理が行われていない現状を、英国離脱後も維持するための取決めです。英国離脱後20〜44か月の移行期間は、アイルランド国境を通過する物品やサービスに厳格な検査を行わない、というのが先の英首相とEUが合意した離脱案でした。
けれども、アイルランドには、この移行期間を終える44か月後の不安がありました。アイルランドと英領北アイルランドでの物品が自由に行き来する状態では、将来、アイルランドとEUとの物品の自由な往来まで制約が加わる恐れがありました。勝手にEUを離脱する英国のせいで、EUに属するアイルランドまでEUを離脱したような扱いを受けるのではたまりません。
そこで、先の合意離脱案に「厳格な国境管理を回避するための代替的取決めが交わされるまで、英国がEUの関税同盟内に留まる」というバックストップ条項が離脱案に加わりました。これが「いつまでもEUに縛られる」ことに繋がると、英議会離脱派が問題視して話がこじれました。
【今週指標】
太字は詳細分析記事にリンクしています。
次週から中国市場は春節で休場となります。経済指標での取引も火曜と木曜しかありません。
2月4日(月)中国春節入り
注目指標なし。
2月5日(火)
09:30 12月集計分豪州小売売上高、12月集計分豪州貿易収支
直後1分足方向への影響力は、小売前月比>貿易収支>小売前期比、の順です。そして、複数の注目項目が同時発表されるときは短期取引を意識しましょう。項目毎に良し悪しが異なるとき、どのタイミングでどっちにチャートが動くかなんて、誰も予見できません。
12:30 豪中銀(RBA)金融政策
18:30 1月集計分英国サービス業PMI
22:30 11月集計分米国貿易収支
24:00 1月集計分米国ISM非製造業景気指数
2月6日(水)
注目指標なし
2月7日(木)
21:00 英中銀(BOE)金融政策
2月8日(金)
08:50 12月集計分日本国際収支
09:30 豪中銀(RBA)四半期金融政策報告
以上
2019年02月01日
2月1日経済指標(結果検証済)
来週は中華圏が春節休みに入ります。大口のポジション清算に伴う動きも想定されるため気を付けましょう。
米国中西部では大寒波襲来によって外出を控えるように警告が出ているようです。
伊国10-12月期GDP前期比速報値は△0.2%と、マイナス転換しました。ECBの夏の終り以降の利上げは益々難しい状況になりました。
米中閣僚級貿易協議は、米企業への強制的技術移転、知財権、サイバー攻撃、人民元相場、について行われ、それぞれ進展があったものの纏まらなかった模様です。両国首脳会談を行って解決を図るという結論になったようです。
本日は、
09:30 10-12月期豪州四半期PPI
18:30 1月集計分英国製造業PMI
19:00 1月集計分欧州HICP速報値
22:30 1月集計分米国雇用統計
24:00 1月集計分米国ISM製造業景況指数
が発表されます。
豪州四半期PPI
昨日発表された輸入物価指数前期比の実態差異は△1.4%でした。PPI前期比の実態差異は輸入物価指数前期比の実態差異と同じ符号になる期待的中率が過去71%です。そして、PPI前期比の実態差異と直後1分足の方向一致率は過去75%です。
よって、指標発表直前にショートをオーダーします。
なお、本取引は成績集計に含めません。
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・製造業PMI53.5(54.2)
事前差異判別式の解は△0.7です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足13/9(10/5)
・直前1分足7/5(5/3)
・直後1分足20/15(13/9)
・直後11分足28/20(16/11)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。今回の事前差異はマイナス(陰線)です。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
欧州HICP速報値
市場予想(前回結果)
・HICP+1.6%(+1.4%)
・コアHICP+1.0%(+1.0%)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足16/10(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表直前に、直前10-1分足が15pips跳ねたら同じ方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・追撃は、方向が不確かでやや順張りが有利です。指標発表から1分を過ぎたら利確であれ損切であれ、さっさとポジションを解消した方が安心です。
・再追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
米国雇用統計
市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数増減+16.5万人(+31.2万人)
・失業率3.9%(3.9%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.4%)
事前差異判別式の解は△14.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/8(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
・NFP増減と平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
過大反動を利用した取引は、前月のNFP結果が26万人以上だったときに市場予想を下回りがちなことと、前月の平均時給が+0.4%以上か0%以下だった翌月に過大反動を起こしがちなことが、ポジションの根拠たり得ます。前月のNFP増減は+31.2万人、前月の平均時給は+0.4です。当月は過大反動(低めに予想された市場予想を更に下回る)が期待できます。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・製造業景況指数54.2(54.1)
・受注指数ー(51.1)
・雇用指数ー(56.2)
・価格指数54.5(54.9)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足13/9(7/5)
・直後11分足18/13(10/6)
なお、前回発表1月3日は早朝にフラッシュクラッシュが起きた日です。そのため、直後1分足跳幅47pips、直後11分足跳幅64pips、と大きく反応しましたが、2019年発表分のため上記数値に含まれていません。
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。3pips以上を狙ってです。
以下は2月2日に追記しています。
豪州四半期PPI
分析通り、実態差異悪化で直後1分足は陰線でした。但し、反応はたったの3pipsでした。
英国製造業PMI
欧州HICP速報値
米国雇用統計
米国ISM製造業景況指数
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
米国中西部では大寒波襲来によって外出を控えるように警告が出ているようです。
伊国10-12月期GDP前期比速報値は△0.2%と、マイナス転換しました。ECBの夏の終り以降の利上げは益々難しい状況になりました。
米中閣僚級貿易協議は、米企業への強制的技術移転、知財権、サイバー攻撃、人民元相場、について行われ、それぞれ進展があったものの纏まらなかった模様です。両国首脳会談を行って解決を図るという結論になったようです。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
09:30 10-12月期豪州四半期PPI
18:30 1月集計分英国製造業PMI
19:00 1月集計分欧州HICP速報値
22:30 1月集計分米国雇用統計
24:00 1月集計分米国ISM製造業景況指数
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州四半期PPI
昨日発表された輸入物価指数前期比の実態差異は△1.4%でした。PPI前期比の実態差異は輸入物価指数前期比の実態差異と同じ符号になる期待的中率が過去71%です。そして、PPI前期比の実態差異と直後1分足の方向一致率は過去75%です。
よって、指標発表直前にショートをオーダーします。
なお、本取引は成績集計に含めません。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・製造業PMI53.5(54.2)
事前差異判別式の解は△0.7です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足13/9(10/5)
・直前1分足7/5(5/3)
・直後1分足20/15(13/9)
・直後11分足28/20(16/11)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。今回の事前差異はマイナス(陰線)です。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
ーーー$€¥£A$ーーー
欧州HICP速報値
市場予想(前回結果)
・HICP+1.6%(+1.4%)
・コアHICP+1.0%(+1.0%)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足16/10(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表直前に、直前10-1分足が15pips跳ねたら同じ方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・追撃は、方向が不確かでやや順張りが有利です。指標発表から1分を過ぎたら利確であれ損切であれ、さっさとポジションを解消した方が安心です。
・再追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国雇用統計
市場予想(前回結果)
・非農業部門雇用者数増減+16.5万人(+31.2万人)
・失業率3.9%(3.9%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.4%)
事前差異判別式の解は△14.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/8(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
・NFP増減と平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
過大反動を利用した取引は、前月のNFP結果が26万人以上だったときに市場予想を下回りがちなことと、前月の平均時給が+0.4%以上か0%以下だった翌月に過大反動を起こしがちなことが、ポジションの根拠たり得ます。前月のNFP増減は+31.2万人、前月の平均時給は+0.4です。当月は過大反動(低めに予想された市場予想を更に下回る)が期待できます。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・製造業景況指数54.2(54.1)
・受注指数ー(51.1)
・雇用指数ー(56.2)
・価格指数54.5(54.9)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足13/9(7/5)
・直後11分足18/13(10/6)
なお、前回発表1月3日は早朝にフラッシュクラッシュが起きた日です。そのため、直後1分足跳幅47pips、直後11分足跳幅64pips、と大きく反応しましたが、2019年発表分のため上記数値に含まれていません。
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。3pips以上を狙ってです。
以上
以下は2月2日に追記しています。
【事後検証】
豪州四半期PPI
分析通り、実態差異悪化で直後1分足は陰線でした。但し、反応はたったの3pipsでした。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国製造業PMI
ーーー$€¥£A$ーーー
欧州HICP速報値
ーーー$€¥£A$ーーー
米国雇用統計
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造業景況指数
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
2019年01月31日
1月31日経済指標
29日から30日未明にかけて、英議会は次の採決を行いました。
次の関心は、いつ離脱延期をEUに申し入れるかに移りつつあります。
31日未明のFOMCは
でした。
次の関心は、米中貿易協議の行方です。
本日は、
22:30 12月集計分米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得
24:00 11月集計分米国新築住宅販売件数
の発表があります。
新築住宅販売件数での取引は行いません。今夜の関心事は米中協議の行方です。
米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得は発表延期になっていたようです。
市場予想
・個人所得前月比+0.5%(+0.2%)
・個人消費前月比+0.3%(+0.4%)
・コアデフレータ前月比+0.2%(+0.1%)
・同上前年比+1.9%(+1.9%)
事前差異判別式の解は△0.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直前1分足3/2(2/1)
・直後1分足7/5(4/2)
・直後11分足12/9(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。今回の事前差異はマイナス(陰線)です。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
※ 同月集計分のコアCPI前月比・コアCPI前年比・小売売上高前月比が先行性適用条件を満たしていたら、指標発表直前にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。がしかし、1月11日に発表された12月集計分コアCPI前月比・コアCPI前年比の実態差異はともに0でした。12月集計分小売売上高はまだ発表されていません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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- 離脱合意案における安全策(バックストップ※)部分の見直しを求めた保守党議員の修正案は可決され、英首相は「法的拘束力のある変更」をEUに求める再交渉を行う方針を示しました。
- EU側は離脱協定の内容再交渉をしないことを既に表明していましたが、上記可決を受けてEU大統領は改めて再交渉しないと表明しました。付き合いきれん、ということでしょうか。
- 離脱日延期を求める権限を議会に付与するとした労働党議員の修正案は否決され、合意なき離脱を回避する修正案は議会承認されました。
次の関心は、いつ離脱延期をEUに申し入れるかに移りつつあります。
31日未明のFOMCは
- 政策金利は現状維持
- 今後の利上げペースは「忍耐強く行う」と表明し、市場ではこれを「遅らせる可能性を示唆」と解釈したようです。
- 今回の注目ポイントだった保有資産の縮小は「経済活動や市場の動向に合わせて調整する用意がある」
でした。
次の関心は、米中貿易協議の行方です。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
24:00 11月集計分米国新築住宅販売件数
の発表があります。
新築住宅販売件数での取引は行いません。今夜の関心事は米中協議の行方です。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国PCEコアデフレータ・PCE・個人所得は発表延期になっていたようです。
市場予想
・個人所得前月比+0.5%(+0.2%)
・個人消費前月比+0.3%(+0.4%)
・コアデフレータ前月比+0.2%(+0.1%)
・同上前年比+1.9%(+1.9%)
事前差異判別式の解は△0.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足5/3(3/1)
・直前1分足3/2(2/1)
・直後1分足7/5(4/2)
・直後11分足12/9(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。今回の事前差異はマイナス(陰線)です。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
※ 同月集計分のコアCPI前月比・コアCPI前年比・小売売上高前月比が先行性適用条件を満たしていたら、指標発表直前にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。がしかし、1月11日に発表された12月集計分コアCPI前月比・コアCPI前年比の実態差異はともに0でした。12月集計分小売売上高はまだ発表されていません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2019年01月29日
1月30日経済指標(結果検証済)
1月30日は、
09:30 10-12月期豪州四半期CPI
22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
28:00 FOMC金融政策
28:30 FRB議長会見
が予定されています。
FOMCは取引を諦めます。
豪州四半期CPI
市場予想(前回結果)
・前期比+0.4%(+0.4%)
・前年比+1.9%(+1.7%)
事前差異判別式の解は△0.6です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直前1分足7/6(3/1)
・直後1分足39/31(21/12)
・直後11分足46/38(25/15)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーし、それ未満しか跳ねなかったら直前1分足値幅方向を見切って逆方向にオーダーします。利確/損切は、発表直後の跳ねで行います。
・また、指標発表直前に事前差異と逆方向にオーダーし、利確/損切の目安を最近の直後1分足順跳幅平均値の25pipsとしておきます。このポジションは、前述の直前1分足が示唆する方向と同じならオーダーせず、逆なら両建てとなってもオーダーをします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
・直後1分足値幅が30pips付近にも達していたら、すぐに再追撃を開始し利確/損切の目安を10pipsとします。けれども、大きく反応しているときは大きな戻しが起きることもあります。もし、直後1分足値幅が30pips以上なら半値戻しでナンピンし、利確/損切の目安を少し大きくしておきましょう。但し、50pipsの含損を抱えたら損切です。
22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数+17.8万人(+27.1万人)
事前差異判別式の解は△9.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足4/3(7/7)
・直前1分足4/3(3/3)
・直後1分足13/9(24/16)
・直後11分足17/12(34/21)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。前月の事後差異はプラス(陽線)方向です。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以下は1月31日に追記しています。
豪州CPI
本指標次回発表は4月24日、その次は7月25日です。
ADP
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
09:30 10-12月期豪州四半期CPI
22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
28:00 FOMC金融政策
28:30 FRB議長会見
が予定されています。
FOMCは取引を諦めます。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州四半期CPI
市場予想(前回結果)
・前期比+0.4%(+0.4%)
・前年比+1.9%(+1.7%)
事前差異判別式の解は△0.6です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直前1分足7/6(3/1)
・直後1分足39/31(21/12)
・直後11分足46/38(25/15)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーし、それ未満しか跳ねなかったら直前1分足値幅方向を見切って逆方向にオーダーします。利確/損切は、発表直後の跳ねで行います。
・また、指標発表直前に事前差異と逆方向にオーダーし、利確/損切の目安を最近の直後1分足順跳幅平均値の25pipsとしておきます。このポジションは、前述の直前1分足が示唆する方向と同じならオーダーせず、逆なら両建てとなってもオーダーをします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
・直後1分足値幅が30pips付近にも達していたら、すぐに再追撃を開始し利確/損切の目安を10pipsとします。けれども、大きく反応しているときは大きな戻しが起きることもあります。もし、直後1分足値幅が30pips以上なら半値戻しでナンピンし、利確/損切の目安を少し大きくしておきましょう。但し、50pipsの含損を抱えたら損切です。
ーーー$€¥£A$ーーー
22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数+17.8万人(+27.1万人)
事前差異判別式の解は△9.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足4/3(7/7)
・直前1分足4/3(3/3)
・直後1分足13/9(24/16)
・直後11分足17/12(34/21)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。前月の事後差異はプラス(陽線)方向です。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以上
以下は1月31日に追記しています。
【事後検証】
豪州CPI
本指標次回発表は4月24日、その次は7月25日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
ADP
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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1月29日経済指標(結果検証済)
本日は
24:00 1月集計分CB消費者信頼感指数
時間不詳 英議会のEU離脱代替案採決
が発表されます。
GBPの動きは少し注意が必要です。
CB消費者信頼感指数
1月18日24時に発表されたUM消費者信頼感指数速報値は事後差異マイナスでした。UM速報値と本指標の改善/悪化の方向一致率は28%と低いので、むしろ、今回本指標は改善が期待できます。
市場予想(前回結果)
・消費者信頼感124.7(128.1)
事前差異判別式の解は△11です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(3/2)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ポジションを持つなら事前差異と逆方向で、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さいので取引を止めても良いでしょう。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは少し事前判断が面倒です。指標推移が上昇基調/下降基調のとき、今回の市場予想が前回結果を下回って/上回っていれば、指標発表直前にロング/ショートです。利確/損切の目安は、指標発表直後の跳ねで3・4pipsです。現在、本指標は下降基調で、事前差異がマイナスならので、指標発表直前にロングです。
・追撃方向は読めません。どちらに向かうかは、その時々の情勢次第のようです。つまり、本指標の影響力はかなり短時間と言えます。
以下は1月30日23時頃に追記しています。
CB
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
24:00 1月集計分CB消費者信頼感指数
時間不詳 英議会のEU離脱代替案採決
が発表されます。
GBPの動きは少し注意が必要です。
ーーー$€¥£A$ーーー
CB消費者信頼感指数
1月18日24時に発表されたUM消費者信頼感指数速報値は事後差異マイナスでした。UM速報値と本指標の改善/悪化の方向一致率は28%と低いので、むしろ、今回本指標は改善が期待できます。
市場予想(前回結果)
・消費者信頼感124.7(128.1)
事前差異判別式の解は△11です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(3/2)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ポジションを持つなら事前差異と逆方向で、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さいので取引を止めても良いでしょう。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは少し事前判断が面倒です。指標推移が上昇基調/下降基調のとき、今回の市場予想が前回結果を下回って/上回っていれば、指標発表直前にロング/ショートです。利確/損切の目安は、指標発表直後の跳ねで3・4pipsです。現在、本指標は下降基調で、事前差異がマイナスならので、指標発表直前にロングです。
・追撃方向は読めません。どちらに向かうかは、その時々の情勢次第のようです。つまり、本指標の影響力はかなり短時間と言えます。
以上
以下は1月30日23時頃に追記しています。
【事後検証】
CB
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
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タグ:CB消費者信頼感指数
2019年01月25日
1月25日経済指標(結果検証済)
ECB政策発表は
・結論は市場予想通り現状維持で、主要政策金利0.00%維持、中銀預金金利を△0.40%に維持
・注目の利上げ時期は、従来通り2019年夏の終わりまで据え置く方針を改めて表明
・ECB総裁は、成長へのリスクが下方向に転じたと発言
が要点でした。
EURは売られ、次のサポートは123.75付近、123.4-5付近です(25日8時時点123.8付近、24日15時時点124.8から100pipsのEUR下落)。
明日は、
08:30 1月集計分日本東京都区部CPI
18:00 1月集計分独国Ifo企業景況感指数
22:30 12月集計分米国耐久財受注
24:00 11月集計分米国新築住宅販売件数
が発表されます。
米国耐久財受注と新築住宅販売件数は、政府機関閉鎖で発表が遅延していた指標です。今回は、一部FX会社の指標カレンダーにも載っていないぐらいの発表なので、過去傾向に基づく取引は行いません。
USD売が強そうなら追いかけて、少し戻す時期を探ります。戻し期待は、EURもそんなに買われる状況でもないでしょうから。USD買が強いときは諦めます。どこまで追いかけたら良いかがわかりません。
今夜USD買が強い状況とは、政府機関閉鎖解除について何か進展があったときでしょう。そのときは、指標なんて関係ありません。
独国Ifo企業景況感指数
22日に発表されたZEWは悪化、24日に発表された仏国PMIは悪化、独国PMIは改善、でした。がしかし、Ifoはこれら同月集計分との改善/悪化の方向一致率が50%近辺でアテにできません。
市場予想(前回結果)
・景況指数100.7(101.0)
・景況感指数97.0(97.3)
・現況指数104.2(104.7)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直前1分足4/3(2/2)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異がプラスのときロングで3・4pipsを利確/損切の目安です。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線だったとき(陰線になりそうなとき)、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確/損切の機会を窺います。指標発表から1分を過ぎると、その後の10分で反応を伸ばしたことは50%です。
以下は1月27日に追記しています。
独国Ifo
指標結果は悪化し、反応は陰線でした。
指標の悪化は加速しており、ECBの見立てと一致しています。
本指標次回以降の発表は2月22日・3月25日・4月24日です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
・結論は市場予想通り現状維持で、主要政策金利0.00%維持、中銀預金金利を△0.40%に維持
・注目の利上げ時期は、従来通り2019年夏の終わりまで据え置く方針を改めて表明
・ECB総裁は、成長へのリスクが下方向に転じたと発言
が要点でした。
EURは売られ、次のサポートは123.75付近、123.4-5付近です(25日8時時点123.8付近、24日15時時点124.8から100pipsのEUR下落)。
ーーー$€¥£A$ーーー
明日は、
08:30 1月集計分日本東京都区部CPI
18:00 1月集計分独国Ifo企業景況感指数
22:30 12月集計分米国耐久財受注
24:00 11月集計分米国新築住宅販売件数
が発表されます。
米国耐久財受注と新築住宅販売件数は、政府機関閉鎖で発表が遅延していた指標です。今回は、一部FX会社の指標カレンダーにも載っていないぐらいの発表なので、過去傾向に基づく取引は行いません。
USD売が強そうなら追いかけて、少し戻す時期を探ります。戻し期待は、EURもそんなに買われる状況でもないでしょうから。USD買が強いときは諦めます。どこまで追いかけたら良いかがわかりません。
今夜USD買が強い状況とは、政府機関閉鎖解除について何か進展があったときでしょう。そのときは、指標なんて関係ありません。
ーーー$€¥£A$ーーー
独国Ifo企業景況感指数
22日に発表されたZEWは悪化、24日に発表された仏国PMIは悪化、独国PMIは改善、でした。がしかし、Ifoはこれら同月集計分との改善/悪化の方向一致率が50%近辺でアテにできません。
市場予想(前回結果)
・景況指数100.7(101.0)
・景況感指数97.0(97.3)
・現況指数104.2(104.7)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直前1分足4/3(2/2)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異がプラスのときロングで3・4pipsを利確/損切の目安です。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線だったとき(陰線になりそうなとき)、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確/損切の機会を窺います。指標発表から1分を過ぎると、その後の10分で反応を伸ばしたことは50%です。
以上
以下は1月27日に追記しています。
【事後検証】
独国Ifo
指標結果は悪化し、反応は陰線でした。
指標の悪化は加速しており、ECBの見立てと一致しています。
本指標次回以降の発表は2月22日・3月25日・4月24日です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
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2019年01月23日
1月24日経済指標(結果検証済)
昨夜〜今朝にかけての本日の予想は完全に外しました。
日経平均こそ午前に一時大きく下げたものの、日本時間と欧州午前はJPYが売られUSDやGBPが買われました。現在、ダウ先物も前日終値より高値推移しているようです。
米国ではさすがに政府機関閉鎖への批判が高まっており、「そろそろ?」という読みも出始めています。でも、彼はそういう人物なのでしょうか。
英国では、合意無き離脱よりは離脱延期の声が高まっているようです。また、BOE総裁は現在の金利が中立水準より低い旨、発言したようです。
日銀金融政策決定会合結論は「市場予想通り現状維持」でした。要点は
でした。
明日24日は、
09:30 12月集計分豪州雇用統計
17:30 1月集計分独国PMI速報値
21:45 ECB金融政策発表
22:30 ECB総裁会見
が予定されています。
豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+1.65万人(+3.70万人)
・常勤雇用者数予想無し(△0.64万人)
・失業率5.1%(5.1%)
・労働参加率65.7%(65.7%)
事前差異判別式の解は△4.1です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足8/5(6/5)
・直前1分足7/5(6/5)
・直後1分足31/23(21/15)
・直後11分足36/26(24/17)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートをオーダーし、直前10-1分足が陰線を形成中なら指標発表2分前から陽線側に5pips跳ねるのを待って逆張りショートします。ともに、利確/損切の目安は3・4pipsとしておきましょう。
・前月集計分のANZ広告求人件数前月比の符号と、雇用者数増減の事前差異の符号が異なるとき、ANZ広告求人件数前月比の符号と同じ方向に指標発表直前にオーダーします。
前月集計分ANZはマイナスで、雇用者数増減の事前差異の符号もマイナスなので、発表直前までに市場予想に変化がなければ、このオーダーは中止します。
・直前1分足が陰線のとき(陰線で終わりそうなとき)、指標発表直前にロングです。利確/損切は18pipsです。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。そして、遅くとも指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足形成中に40pipsに達したら追撃開始とし、仮に直後1分足終値がそれより戻しても気にしません。直後1分足順跳幅から直後1分足終値が10pips以上戻したときは、直後1分足終値でナンピンで追撃ポジションを加えます。最初の追撃ポジションだけでの利確/損切の目安は20pips、ナンピンも加えたときは、ふたつの追撃ポジションで40pipsを利確/損切の目安とします。
抜けたら追う閾値が発表1分以内の40pipsです。
独国PMI速報値
市場予想(前回改訂結果)
・製造業51.3(51.5)
・サービス業52.1(51.8)
・総合51.9(51.6)
事前差異判別式の解は△1.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足9/5(7/4)
・直前1分足4/3(3/2)
・直後1分足10/7(17/12)
・直後11分足18/13(26/20)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めます。利確/損切の目安は5pipsとします。
ECB金融政策発表
市場関心事
・既定「夏以降の利上げ」の時期延期の有無
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足9/6(14/12)
・直前1分足10/7(4/2)
・直後1分足19/12(13/8)
・直後11分足23/16(21/16)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで良いでしょう。
・直前1分足が陰線だったとき(陰線になりそうなとき)は、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。但し、直前1分足が陽線でも10pips以上跳ねたときは、ロングをオーダーします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始し発表から1分を過ぎて利確を狙います。
以下は1月24日に追記しています。
豪州雇用統計
豪州指標は発表時刻の関係で、せっかく分析してもなかなか取引できません。今回本指標はほぼ1年半ぶりの取引でした。
指標結果は改善で、反応は陽線でした。気になる点は、常勤雇用者数が2か月続けて減少したことです。
取引は、直前1分足が発表直前まで陽線になるか陰線になるか判断できず、指標発表直前のロングオーダーができなかったことが残念でした。まぁこんなこともあります。
追撃ポジションもオーダーが通らず、結局、かなり高いレートでのオーダーとなりました。がしかし、失業率が市場予想より改善したことを確認し、直後1分足高値が78.44と中途半端だったので、78.5まではひとまず伸びると判断し、ナンピンで対応しました。そのナンピンも高めのレートでオーダーが通ってしまい、ちょっとひやひやしていました。
全体的には、過去の傾向通りの値動きで助かりました。
以降の本指標発表予定は、2月21日・3月21日・4月18日です。
独国PMI速報値
指標結果は総合値とサービス業が改善で製造業が悪化でした。事後差異判別式の解は△3.2だったものの、反応は陽線でした。
指標発表時刻を跨ぐオーダーは、事前差異符号と直前1分足がマイナスで一致していたのでロングです。下表のように、その通りに取引して利確しました。結果的には過去の傾向通りの動きだった、と言えます。
がしかし、下表では背景黄色(方針外取引)と判定しました。
これは、指標発表直後の跳ねが陰線側に5pips以上あったためです。この跳ねで損切していても、間違いではありません。結果的に10数秒粘れば陽線側に転じたものの、事前に取引方針を示した際には「発表直後の跳ねで利確/損切」と記載していました。
よって、今回の取引は、指標発表直後の跳ねが過去の傾向に反したものの、その後に過去の傾向通りになっていた訳です。それを見越した訳でなく、単に「戻すかもしれない」「10pipsまで損切許容」と考えたから勝てた訳で、事前方針に忠実だった訳ではありません。
ECB金融政策
発表内容に目新しさは、先行き見通しが成長率の下方リスク増大、という点ぐらいでした。
反応方向は、まず下に振れて、次に上に振れ、そしてまた下に振れました。
取引は大失敗で、いわゆる「往復ビンタ」でいいとこ無しとなりました。こんなこともあります。
次回は3月7日、以降は4月10日、6月6日に、ECBは政策発表を行います。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
日経平均こそ午前に一時大きく下げたものの、日本時間と欧州午前はJPYが売られUSDやGBPが買われました。現在、ダウ先物も前日終値より高値推移しているようです。
米国ではさすがに政府機関閉鎖への批判が高まっており、「そろそろ?」という読みも出始めています。でも、彼はそういう人物なのでしょうか。
英国では、合意無き離脱よりは離脱延期の声が高まっているようです。また、BOE総裁は現在の金利が中立水準より低い旨、発言したようです。
日銀金融政策決定会合結論は「市場予想通り現状維持」でした。要点は
- 結論は現状維持で、その内容は長短金利操作(短期金利△0.1%・長期金利0%程度)と資産買入目標額の維持
- 2019年の物価見通しは従来の1.4%から0.9%に下方修正
- 日銀総裁は、米中経済摩擦が海外の下方リスクをやや高めているものの「まだそのリスクが顕在化しつつある訳でないこと」と、国内不景気への対応が必要となった場合「非伝統的政策余地(短期金利操作でない対応)が狭まっている訳ではない」との見解
でした。
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明日24日は、
09:30 12月集計分豪州雇用統計
17:30 1月集計分独国PMI速報値
21:45 ECB金融政策発表
22:30 ECB総裁会見
が予定されています。
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豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+1.65万人(+3.70万人)
・常勤雇用者数予想無し(△0.64万人)
・失業率5.1%(5.1%)
・労働参加率65.7%(65.7%)
事前差異判別式の解は△4.1です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足8/5(6/5)
・直前1分足7/5(6/5)
・直後1分足31/23(21/15)
・直後11分足36/26(24/17)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートをオーダーし、直前10-1分足が陰線を形成中なら指標発表2分前から陽線側に5pips跳ねるのを待って逆張りショートします。ともに、利確/損切の目安は3・4pipsとしておきましょう。
・前月集計分のANZ広告求人件数前月比の符号と、雇用者数増減の事前差異の符号が異なるとき、ANZ広告求人件数前月比の符号と同じ方向に指標発表直前にオーダーします。
前月集計分ANZはマイナスで、雇用者数増減の事前差異の符号もマイナスなので、発表直前までに市場予想に変化がなければ、このオーダーは中止します。
・直前1分足が陰線のとき(陰線で終わりそうなとき)、指標発表直前にロングです。利確/損切は18pipsです。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。そして、遅くとも指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足形成中に40pipsに達したら追撃開始とし、仮に直後1分足終値がそれより戻しても気にしません。直後1分足順跳幅から直後1分足終値が10pips以上戻したときは、直後1分足終値でナンピンで追撃ポジションを加えます。最初の追撃ポジションだけでの利確/損切の目安は20pips、ナンピンも加えたときは、ふたつの追撃ポジションで40pipsを利確/損切の目安とします。
抜けたら追う閾値が発表1分以内の40pipsです。
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独国PMI速報値
市場予想(前回改訂結果)
・製造業51.3(51.5)
・サービス業52.1(51.8)
・総合51.9(51.6)
事前差異判別式の解は△1.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足9/5(7/4)
・直前1分足4/3(3/2)
・直後1分足10/7(17/12)
・直後11分足18/13(26/20)
過去傾向に基づく取引方針
・事前差異がマイナスのとき直前1分足が陰線なら、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・直後1分足が指標発表後の実態差異と同じ方向のとき、直後1分足の方向を確認してから追撃を始めます。利確/損切の目安は5pipsとします。
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ECB金融政策発表
市場関心事
・既定「夏以降の利上げ」の時期延期の有無
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足9/6(14/12)
・直前1分足10/7(4/2)
・直後1分足19/12(13/8)
・直後11分足23/16(21/16)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで良いでしょう。
・直前1分足が陰線だったとき(陰線になりそうなとき)は、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。但し、直前1分足が陽線でも10pips以上跳ねたときは、ロングをオーダーします。
・指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始し発表から1分を過ぎて利確を狙います。
以上
以下は1月24日に追記しています。
【事後検証】
豪州雇用統計
豪州指標は発表時刻の関係で、せっかく分析してもなかなか取引できません。今回本指標はほぼ1年半ぶりの取引でした。
指標結果は改善で、反応は陽線でした。気になる点は、常勤雇用者数が2か月続けて減少したことです。
取引は、直前1分足が発表直前まで陽線になるか陰線になるか判断できず、指標発表直前のロングオーダーができなかったことが残念でした。まぁこんなこともあります。
追撃ポジションもオーダーが通らず、結局、かなり高いレートでのオーダーとなりました。がしかし、失業率が市場予想より改善したことを確認し、直後1分足高値が78.44と中途半端だったので、78.5まではひとまず伸びると判断し、ナンピンで対応しました。そのナンピンも高めのレートでオーダーが通ってしまい、ちょっとひやひやしていました。
全体的には、過去の傾向通りの値動きで助かりました。
以降の本指標発表予定は、2月21日・3月21日・4月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
独国PMI速報値
指標結果は総合値とサービス業が改善で製造業が悪化でした。事後差異判別式の解は△3.2だったものの、反応は陽線でした。
指標発表時刻を跨ぐオーダーは、事前差異符号と直前1分足がマイナスで一致していたのでロングです。下表のように、その通りに取引して利確しました。結果的には過去の傾向通りの動きだった、と言えます。
がしかし、下表では背景黄色(方針外取引)と判定しました。
これは、指標発表直後の跳ねが陰線側に5pips以上あったためです。この跳ねで損切していても、間違いではありません。結果的に10数秒粘れば陽線側に転じたものの、事前に取引方針を示した際には「発表直後の跳ねで利確/損切」と記載していました。
よって、今回の取引は、指標発表直後の跳ねが過去の傾向に反したものの、その後に過去の傾向通りになっていた訳です。それを見越した訳でなく、単に「戻すかもしれない」「10pipsまで損切許容」と考えたから勝てた訳で、事前方針に忠実だった訳ではありません。
ーーー$€¥£A$ーーー
ECB金融政策
発表内容に目新しさは、先行き見通しが成長率の下方リスク増大、という点ぐらいでした。
反応方向は、まず下に振れて、次に上に振れ、そしてまた下に振れました。
取引は大失敗で、いわゆる「往復ビンタ」でいいとこ無しとなりました。こんなこともあります。
次回は3月7日、以降は4月10日、6月6日に、ECBは政策発表を行います。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
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2019年01月22日
1月22日経済指標(結果検証済)
21日発表された中国GDPは、前期比+1.5%(前回+1.6%、予想+1.5%)、前年比+6.4%(前回+6.5%、予想+6.4%)でした。前年比は28年ぶりの低い数値ですが、昨年来の対米貿易摩擦の割に悪化しなかったことが陽線での反応に繋がりました。
AUDJPYの直後1分足跳幅は陽線側に32pipsでした。
今後5年間に1兆ドルの米国産品輸入枠の話を中国が米国に示したものの、知的財産権問題での進展が見られないことから、米中合意の難しさがクローズアップされています。
これは意外です。知的財産権問題での国際ルール順守が中国にとって難しいはずありません。「即座に実施」が難しいだけで、法整備も一定の既存問題解決猶予期間後の取締強化も可能だし、長期的には中国有利だと思っていました。何しろ、基本特許こそ優れていても(研究者が出願者に多い)、応用特許・製品特許(エンジニアが出願者に多い)では、からきし弱い米国です。
むしろ、国有企業への政府補助金にあたる資金が入ることの方がよっぽど不公正競争の原因であり、共産党支配と累積赤字の問題で中国の問題解決が困難と思っていたからです。
英首相は議会にEU離脱代替案を示しました。昨夜は少しGBP買で動いていますが、それが代替案提示の歓迎か、離脱延期を先読みしてかはわかりません。
本日は
18:30 11月・12月集計分英国雇用統計
19:00 1月集計分独国ZEW景況感調査
24:00 12月集計分米国中古住宅販売件数
の発表があります。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
英国雇用統計
市場予想(前回結果)
・失業保険申請増減+2.00万人(+2.19万人)
・平均給与(含ボーナス)+3.3%(+3.3%)
・失業率+4.1%(+4.1%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足14/11(14/9)
・直前1分足11/7(5/3)
・直後1分足28/20(22/16)
・直後11分足37/25(32/21)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足跳幅が10pips以上に達したら、指標発表前にそれとは逆方向にオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。但し、直後1分足順跳幅の過去平均は30pips近くあります。相応の覚悟はしておきましょう。
・指標発表直後の追撃は短時間が良いでしょう。跳ねてから追撃することになるので、あまり欲張らないことが肝心です。反応が小さいときは反応を伸ばさないことが多い指標です。
・再追撃を行うのは、事後差異がプラスか△2未満のとき、あるいは、直後1分足値幅が20pips以上のときです。既に直後1分足が20pipsも反応してから再追撃を行うのは不安があります。でも、利確/損切の目安5pipsとすると、直後1分足値幅20pips以上で再追撃を行う方が、同20pips未満で再追撃を行うときより勝率が稼げます。
・直後1分足跳幅が40pipsに達したら再追撃し、直後11分足終値がつく頃の利確を狙います。「抜けたら追う」べき閾値が、直後1分足跳幅40pips付近にあります。反応が大きいときの追撃のため、半値戻しでナンピンを1回だけ許容するか、半値戻しで損切を予め決めておいた方が良いでしょう。但し、ナンピン実施時の損切目安が30pipsを超えると、長期的にも勝てなくなる期待的中率であることをお忘れなく。
独国ZEW景況感調査
市場予想(前回結果)
・現況指数+43.5(+45.3)
・期待指数△17.5(△18.4)
事前差異判別式の解は△0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足7/4(6/2)
・直前1分足4/4(3/2)
・直後1分足7/5(5/4)
・直後11分足13/8(13/8)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ショートか取引をしない、です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたときは、指標発表直前にその方向にオーダーします。直前10-1分足がそれほど跳ねなかったときは、指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期開始です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、直後1分足終値がついた段階で、逆張りをオーダーします
米国中古住宅販売件数
市場予想(前回結果)
・戸数532万件(525万件)
・前月比△1.2%(+1.9%)
事前差異判別式の解は△7.0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直前1分足3/2(2/2)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足8/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以下、1月23日に追記しています。
英国雇用統計
指標結果は改善、反応は陽線で素直でした。
平均所得(含ボーナス)は2018年11月集計分です。結果は+3.4%で、2015年5月集計分の+3.2%や前回2018年10月集計分+3.3%を上回りました。所得は2018年後半から上昇継続となっています。失業率も3か月ぶりに4.0%に改善しました。
取引結果を下表に纏めます。
方針外取引は、17:30頃からの上昇トレンドを確認して便乗したものの、オーダー後に上昇の勢いを失くしている気がして早々に撤退しました。
本ブログ開始以降の本指標分析・成績を纏めておきます。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日となります。EU離脱期限が迫ると、指標取引どころじゃなくなりますけど。
独国ZEW
独国期待指数と欧州景況感指数は前回より改善したものの、独国現況指数が大きく悪化しました。反応は陰線だったものの、発表から2分を過ぎる頃には戻し始め、3分経たないうちに陽線側に転じました。
本指標の影響は2分強しか持たなかったことになります。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日です。
米国中古住宅販売件数
販売戸数が500万件を割り込んだのは、2015年1月集計分以来です。推移は、2017年11月集計分をピークに下降基調となっています。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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AUDJPYの直後1分足跳幅は陽線側に32pipsでした。
今後5年間に1兆ドルの米国産品輸入枠の話を中国が米国に示したものの、知的財産権問題での進展が見られないことから、米中合意の難しさがクローズアップされています。
これは意外です。知的財産権問題での国際ルール順守が中国にとって難しいはずありません。「即座に実施」が難しいだけで、法整備も一定の既存問題解決猶予期間後の取締強化も可能だし、長期的には中国有利だと思っていました。何しろ、基本特許こそ優れていても(研究者が出願者に多い)、応用特許・製品特許(エンジニアが出願者に多い)では、からきし弱い米国です。
むしろ、国有企業への政府補助金にあたる資金が入ることの方がよっぽど不公正競争の原因であり、共産党支配と累積赤字の問題で中国の問題解決が困難と思っていたからです。
英首相は議会にEU離脱代替案を示しました。昨夜は少しGBP買で動いていますが、それが代替案提示の歓迎か、離脱延期を先読みしてかはわかりません。
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本日は
18:30 11月・12月集計分英国雇用統計
19:00 1月集計分独国ZEW景況感調査
24:00 12月集計分米国中古住宅販売件数
の発表があります。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
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英国雇用統計
市場予想(前回結果)
・失業保険申請増減+2.00万人(+2.19万人)
・平均給与(含ボーナス)+3.3%(+3.3%)
・失業率+4.1%(+4.1%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足14/11(14/9)
・直前1分足11/7(5/3)
・直後1分足28/20(22/16)
・直後11分足37/25(32/21)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足跳幅が10pips以上に達したら、指標発表前にそれとは逆方向にオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。但し、直後1分足順跳幅の過去平均は30pips近くあります。相応の覚悟はしておきましょう。
・指標発表直後の追撃は短時間が良いでしょう。跳ねてから追撃することになるので、あまり欲張らないことが肝心です。反応が小さいときは反応を伸ばさないことが多い指標です。
・再追撃を行うのは、事後差異がプラスか△2未満のとき、あるいは、直後1分足値幅が20pips以上のときです。既に直後1分足が20pipsも反応してから再追撃を行うのは不安があります。でも、利確/損切の目安5pipsとすると、直後1分足値幅20pips以上で再追撃を行う方が、同20pips未満で再追撃を行うときより勝率が稼げます。
・直後1分足跳幅が40pipsに達したら再追撃し、直後11分足終値がつく頃の利確を狙います。「抜けたら追う」べき閾値が、直後1分足跳幅40pips付近にあります。反応が大きいときの追撃のため、半値戻しでナンピンを1回だけ許容するか、半値戻しで損切を予め決めておいた方が良いでしょう。但し、ナンピン実施時の損切目安が30pipsを超えると、長期的にも勝てなくなる期待的中率であることをお忘れなく。
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独国ZEW景況感調査
市場予想(前回結果)
・現況指数+43.5(+45.3)
・期待指数△17.5(△18.4)
事前差異判別式の解は△0.9です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足7/4(6/2)
・直前1分足4/4(3/2)
・直後1分足7/5(5/4)
・直後11分足13/8(13/8)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ショートか取引をしない、です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたときは、指標発表直前にその方向にオーダーします。直前10-1分足がそれほど跳ねなかったときは、指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期開始です。
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたら、直後1分足終値がついた段階で、逆張りをオーダーします
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米国中古住宅販売件数
市場予想(前回結果)
・戸数532万件(525万件)
・前月比△1.2%(+1.9%)
事前差異判別式の解は△7.0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年発表分)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直前1分足3/2(2/2)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足8/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以上
以下、1月23日に追記しています。
【事後検証】
英国雇用統計
指標結果は改善、反応は陽線で素直でした。
平均所得(含ボーナス)は2018年11月集計分です。結果は+3.4%で、2015年5月集計分の+3.2%や前回2018年10月集計分+3.3%を上回りました。所得は2018年後半から上昇継続となっています。失業率も3か月ぶりに4.0%に改善しました。
取引結果を下表に纏めます。
方針外取引は、17:30頃からの上昇トレンドを確認して便乗したものの、オーダー後に上昇の勢いを失くしている気がして早々に撤退しました。
本ブログ開始以降の本指標分析・成績を纏めておきます。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日となります。EU離脱期限が迫ると、指標取引どころじゃなくなりますけど。
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独国ZEW
独国期待指数と欧州景況感指数は前回より改善したものの、独国現況指数が大きく悪化しました。反応は陰線だったものの、発表から2分を過ぎる頃には戻し始め、3分経たないうちに陽線側に転じました。
本指標の影響は2分強しか持たなかったことになります。
今後の本指標日程は、2月19日、3月19日、4月16日です。
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米国中古住宅販売件数
販売戸数が500万件を割り込んだのは、2015年1月集計分以来です。推移は、2017年11月集計分をピークに下降基調となっています。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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独自ドメイン、データベース、FTP アカウントの設定数の上限を、
以下のようにに変更いたしました。
・独自ドメイン設定数の上限: 50個 → 無制限!
・データベース作成数の上限: 50個 → 70個〜
・サブ FTP アカウント作成数の上限: 2個 → 50個
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広告以上
2019年01月20日
前週備忘、及び、1月21日〜25日経済指標
【前週備忘】
WSJは17日、米政権当局者らが金融市場の沈静化のため、対中関税を引き下げる措置を検討していると報じました。ブルームバーグは18日、中国側が今後6年間に1兆ドルの米製品を輸入し、貿易不均衡を無くす方針が報道されました。米側は、今後2年間に貿易不均衡解消を求めていましたが、このところの流れは休戦に向けてのリークが増えてきているように思えます。
予想外に米中貿易摩擦が早期一旦解決の可能性が生まれたことで、困るのはこれから貿易交渉に入る日本です。昨年と同じくUSD買・JPY買の継続です。但し、21日日本時間・欧州時間は歓迎(USD買)のムードが少し広がるのではないでしょうか。
ECB総裁は15日「最近の経済指標が以前の想定より弱く、かなりの刺激が今なお必要」と発言しました。独経済には陰りが見えており、英国離脱時期も延期の可能性も高まったことで、ECBの利上げはかなり先延ばしされる、と見なせます。
今週のECB金融政策発表では、EUR買材料よりEUR売材料の方が出そうな気がします。
英国は、EU離脱案が大差で否決されたものの、野党の首相不信任案は否決されました。これら結論に対し、ともにGBPは売が瞬間に留まり買で反応しました。離脱期限延期を先読みしたため、との解説が目立ちます。
日本では、幕末・維新〜日露戦争の時代小説の影響もあって、英国に悪いイメージが少ないようです。そんなことは関係ない米国や、かつてアヘンの被害にあった国々はそれほど英国に同情的でもありません。北アイルランド問題に至っては、香港返還で中国には1国2制度を求めたクセに、とシンガポールの個人(?)のHPで指摘されていました。
なるほど。
豪州では、AUDの年始クラッシュから先々週まで買い戻しが起きていました。がしかし、日足チャートでAUDUSDが雲下端に達したことで先週は売優勢でした。AUDJPYの上昇はUSDJPYの上昇に依るものです。
ロイターは15日、中国経済の失速懸念からAUDの上昇が抑えられているが、中国の資源輸入量は減っていないことを挙げていました(輸入額は減少していても、最近の資源価格が下がっていることから数量ベースで中国経済を見るべきだ、との見方を紹介)。
AUDの下落懸念が的外れで、USDの買材料が多ければ、AUDJPYはもう少し勢いよく上昇しても良いハズです。
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前週成績集計は、次週に纏めて行います。
【今週指標】
太字は詳細分析記事にリンクしています。
週明けは20日4時の米大統領が事前予告していた重大発表が肩すかしだったことと、中国GDPを睨んだ展開で始まります。
週全体では、24日の豪州雇用統計ぐらいしか、大きく動く発表がありません。独国PMI速報値は大きく動くものの、同じ日にECB金融政策の発表があるため、今回は反応がいつもよりやや小さくなる可能性があります。
1月21日(月)米国休場
11:00 10-12月期集計分中国GDP
1月22日(火)
18:30 11月・12月集計分英国雇用統計
19:00 1月集計分独国ZEW景況感調査
24:00 12月集計分米国中古住宅販売件数
1月23日(水)
08:50 12月集計分日本通関ベース貿易統計
15:30 日銀総裁、金融政策決定会合後定例会見
1月24日(木)
09:30 12月集計分豪州雇用統計
17:30 1月集計分独国PMI速報値
21:45 ECB金融政策発表
22:30 ECB総裁会見
1月25日(金)
08:30 1月集計分日本東京都区部CPI
18:00 1月集計分独国Ifo企業景況感指数
以上