2017年12月23日
予習が間に合わない!
以前からお読み頂いている方は、そんなひどいことを言わないでしょうけど、大きく動く指標でも、なかなか年間利確pipsは大きくできません。でも新たにお読みいただく方にアピールできることは、このブログで取り上げている分析とシナリオは、指標発表の1〜数日前に投稿し、ほぼシナリオ通りの取引を1年を通して行って勝てていることです。
ただ、残念なことに、ポジションを取るタイミングや条件は示せても、利確・損切のタイミングは事前に示せていません。
でも、これは仕方ありません。過去の反応程度がわかっていても、それは目安であって毎回の取引が目安からどれだけばらついた反応をするのかはわからないからです。当てるのは方向といつ勝負すべきかだけです。
さて、何となくテクニカル分析よりもファンダメンタル分析の方が、指標発表前後の取引に限っては、結果(反応)に因果関係があるだけ事前分析が有効なのだと思います。テクニカル分析を下に見る訳ではないものの、指標発表前後に限っては、テクニカル分析の予告性(とでもいうべきか)は、ほとんどアテにできません。当然、ファンダメンタル分析だからと言って、定量的根拠のない定性的解釈なんて、短期取引に限ってほとんど意味を持ちません。
いわゆるファンダメンタル分析は、政策や金利や物価や景気を大きく捉えて、長期的な動向を探るものばかりです。よって、テクニカル分析のように次のローソク足が陽線か陰線かの分析に向かないと思われています。
けれども、テクニカル分析だって週足での移動平均線を取り上げて、1分足の動きを論じる人なんて居ません。成長率や景況指数が上がったり失業率が下がったりすれば、その国の通貨が買われやすくなる傾向は、ファンダメンタル分析に基づいています。
それにも関わらず、短期取引にファンダメンタル分析があまり使えないと断じられていたことは、テクニカル指標のような定量的な分析手法が入門書に記されていないことが原因でしょう。
ここを誤解している文系の方は多いと感じるのが、そもそも真理(分析手法の汎用性)というのは的中率100%のことではありません。それは、経済に限らず科学・工学でも同じです。
せいぜい70%程度の期待的中率であっても、その70%に達する傾向・根拠を見つけ出すことが大事です。最終的に70%でも、その70%の再現性が得られれば、それは分析手法として成り立ちます。これを確率的再現性の活用と言います。
初心者やアマチュアのFX取引に必要なスキルは、この確率的再現性を見出す分析力です。
90%とか99%などというほぼ必勝法と言える根拠など、もともと初心者やアマチュアはアテにすべきではないのです。
なぜなら、もしもそんな根拠が存在し、それを我々初心者やアマチュアが見つけ出せるなら、投資はもっと誰でも簡単に勝てるようになるはずです。でも、アマチュアの投資は勝てる人より負ける人の方が多いのです。
もしもそんな根拠が存在しても、それが3年に1度の機会しか適用できないなら、初心者やアマチュアがその機会を捉えることができません。使えないほど高度なテクニックは、プロの華麗な技を鑑賞するのに留めた方が良いでしょう。ポジション長持ちに繋がる方法論は大けがの元です。
存在の根拠にせよ、存在しても有用性に欠ける分析法など、意味がないのです。必要とされているのは、もっとお手軽で真面目なだけで実現できる日常業務のような分析法でなければいけません。
もし考察すべき点があるなら、90%は無意味でも、70%を75%や80%までなら引き上げたときの方が、利確pips✕取引回数が稼げるのではないかという改善の問題です。
ここまで書いておいて感触の話をするのは気が引けるものの、以前、取引の根拠を75%にしていたら、取引の機会は週2・3回しかありませんでした。それを70%に下げたら、今度は分析記事を書くのが追い付かなくなるほど、取引機会が増えました。
よって、取引する上でベストな期待的中率がいくらかはわからないものの、期待的中率70〜75%の間のどこかに線引きしないと、米英欧豪の4国の主要指標発表に分析がとても間に合わないことは確かです。
ただ、残念なことに、ポジションを取るタイミングや条件は示せても、利確・損切のタイミングは事前に示せていません。
でも、これは仕方ありません。過去の反応程度がわかっていても、それは目安であって毎回の取引が目安からどれだけばらついた反応をするのかはわからないからです。当てるのは方向といつ勝負すべきかだけです。
さて、何となくテクニカル分析よりもファンダメンタル分析の方が、指標発表前後の取引に限っては、結果(反応)に因果関係があるだけ事前分析が有効なのだと思います。テクニカル分析を下に見る訳ではないものの、指標発表前後に限っては、テクニカル分析の予告性(とでもいうべきか)は、ほとんどアテにできません。当然、ファンダメンタル分析だからと言って、定量的根拠のない定性的解釈なんて、短期取引に限ってほとんど意味を持ちません。
いわゆるファンダメンタル分析は、政策や金利や物価や景気を大きく捉えて、長期的な動向を探るものばかりです。よって、テクニカル分析のように次のローソク足が陽線か陰線かの分析に向かないと思われています。
けれども、テクニカル分析だって週足での移動平均線を取り上げて、1分足の動きを論じる人なんて居ません。成長率や景況指数が上がったり失業率が下がったりすれば、その国の通貨が買われやすくなる傾向は、ファンダメンタル分析に基づいています。
それにも関わらず、短期取引にファンダメンタル分析があまり使えないと断じられていたことは、テクニカル指標のような定量的な分析手法が入門書に記されていないことが原因でしょう。
ここを誤解している文系の方は多いと感じるのが、そもそも真理(分析手法の汎用性)というのは的中率100%のことではありません。それは、経済に限らず科学・工学でも同じです。
せいぜい70%程度の期待的中率であっても、その70%に達する傾向・根拠を見つけ出すことが大事です。最終的に70%でも、その70%の再現性が得られれば、それは分析手法として成り立ちます。これを確率的再現性の活用と言います。
初心者やアマチュアのFX取引に必要なスキルは、この確率的再現性を見出す分析力です。
90%とか99%などというほぼ必勝法と言える根拠など、もともと初心者やアマチュアはアテにすべきではないのです。
なぜなら、もしもそんな根拠が存在し、それを我々初心者やアマチュアが見つけ出せるなら、投資はもっと誰でも簡単に勝てるようになるはずです。でも、アマチュアの投資は勝てる人より負ける人の方が多いのです。
もしもそんな根拠が存在しても、それが3年に1度の機会しか適用できないなら、初心者やアマチュアがその機会を捉えることができません。使えないほど高度なテクニックは、プロの華麗な技を鑑賞するのに留めた方が良いでしょう。ポジション長持ちに繋がる方法論は大けがの元です。
存在の根拠にせよ、存在しても有用性に欠ける分析法など、意味がないのです。必要とされているのは、もっとお手軽で真面目なだけで実現できる日常業務のような分析法でなければいけません。
もし考察すべき点があるなら、90%は無意味でも、70%を75%や80%までなら引き上げたときの方が、利確pips✕取引回数が稼げるのではないかという改善の問題です。
ここまで書いておいて感触の話をするのは気が引けるものの、以前、取引の根拠を75%にしていたら、取引の機会は週2・3回しかありませんでした。それを70%に下げたら、今度は分析記事を書くのが追い付かなくなるほど、取引機会が増えました。
よって、取引する上でベストな期待的中率がいくらかはわからないものの、期待的中率70〜75%の間のどこかに線引きしないと、米英欧豪の4国の主要指標発表に分析がとても間に合わないことは確かです。
以上
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