2018年10月24日
9-10. 損小利大
本稿は「1. FXは上達するのか」の補足引用説明です。
下図は、2017年年初から昨日までのUSDJPYの日足終値の1マス1円・3マス逆行反転と4マス逆行反転のP&Fです。3マス図は既に下降反転していますが、4マス図はまだ下降反転していません。
もし3マス図が上昇反転しても、そのサインがでるのは3マス逆行後なので、再び114円台に終値が載せた日です。
でも、114円台は過去5回も上昇トレンドを跳ね返した強力なレジスタンスがあることが、この図から明らかです。114円台でロングで追撃ポジションを持つのは、ちょっと自信が持てません。
もし4マス図が下降反転するなら、終値110円台の日がなければいけません。
でも、110円台には1度、109円台にも1度、108円台には2度、過去に下降トレンドを跳ね返したサポートが並びます。
さて、このブログでは、経済指標発表時の取引で口座資金の約1/10を投入しています。
それとは別に、トレンドフォローには、長期で約1/100を投入しています。以前のポジションは、108円台でロングだったので500pips強と、108円台・109円台・110円台のレジスタンス上抜けで利乗せのロングを追加したので、それらが1000pips弱を稼いでくれました。スワップも4ポジションで延べ150日分ぐらい稼ぎました。
でも、4マス図右端の108円台の上昇転換時を見てください。108円台・109円台のレジスタンスを上抜けるかは、当時、博奕だったのです。
トレンドフォローは、どうしてもリスクを取らないと上も下も危なくて狙えないのです。
そして、せっかくリスクを取って方向を当てたなら、レジスタンスやサポートを抜ける毎に利乗せの追加追撃(追追)が必要です。また、3マス逆行反転でも4マス逆行反転でも、3〜4円の逆行さえ覚悟しなければいけません。
なぜ、覚悟できるのかと言えば、資金の1/100しか投入しないからと、P&Fで3マス・4マス戻しが滅多に起きないことをアテにしているからです。だからこそ、戻しが起きたらすぐに損切は必須です。
イメージ図を示します。
トレンドフォローでの難平(ナンピン)は、P&Fの4マス逆行反転図で、ポジション取得直後に3マス戻しのときに1回だけやっています。
こうまでしても、2017年以降のトレンドフォローの勝ちは、経済指標発表前後の収益に及びません。だって、4マス逆行反転図で外したときは、ナンピン分も含めて400〜500pipsも失うのです。ポジション規模が資金の約1/100だから、ではなく、勝率が低いのです。
対策は簡単です。
今は、1マス1円を止めて、0.5円とか小さくすれば良いのです。でも、そうすると日足終値では尺度が合いません。1時間足や4時間足でP&Fを見るのでは、せわしすぎます。そうなると移動平均線のクロスを見た方が楽そうです。
やっぱり初心者やアマチュアは、相場観を磨くより、予習通りに(過去の記録通り)になりがちな場面を探す方が近道ですね。
ーーー$€¥£A$ーーー
下図は、2017年年初から昨日までのUSDJPYの日足終値の1マス1円・3マス逆行反転と4マス逆行反転のP&Fです。3マス図は既に下降反転していますが、4マス図はまだ下降反転していません。
もし3マス図が上昇反転しても、そのサインがでるのは3マス逆行後なので、再び114円台に終値が載せた日です。
でも、114円台は過去5回も上昇トレンドを跳ね返した強力なレジスタンスがあることが、この図から明らかです。114円台でロングで追撃ポジションを持つのは、ちょっと自信が持てません。
もし4マス図が下降反転するなら、終値110円台の日がなければいけません。
でも、110円台には1度、109円台にも1度、108円台には2度、過去に下降トレンドを跳ね返したサポートが並びます。
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さて、このブログでは、経済指標発表時の取引で口座資金の約1/10を投入しています。
それとは別に、トレンドフォローには、長期で約1/100を投入しています。以前のポジションは、108円台でロングだったので500pips強と、108円台・109円台・110円台のレジスタンス上抜けで利乗せのロングを追加したので、それらが1000pips弱を稼いでくれました。スワップも4ポジションで延べ150日分ぐらい稼ぎました。
でも、4マス図右端の108円台の上昇転換時を見てください。108円台・109円台のレジスタンスを上抜けるかは、当時、博奕だったのです。
トレンドフォローは、どうしてもリスクを取らないと上も下も危なくて狙えないのです。
そして、せっかくリスクを取って方向を当てたなら、レジスタンスやサポートを抜ける毎に利乗せの追加追撃(追追)が必要です。また、3マス逆行反転でも4マス逆行反転でも、3〜4円の逆行さえ覚悟しなければいけません。
なぜ、覚悟できるのかと言えば、資金の1/100しか投入しないからと、P&Fで3マス・4マス戻しが滅多に起きないことをアテにしているからです。だからこそ、戻しが起きたらすぐに損切は必須です。
イメージ図を示します。
トレンドフォローでの難平(ナンピン)は、P&Fの4マス逆行反転図で、ポジション取得直後に3マス戻しのときに1回だけやっています。
こうまでしても、2017年以降のトレンドフォローの勝ちは、経済指標発表前後の収益に及びません。だって、4マス逆行反転図で外したときは、ナンピン分も含めて400〜500pipsも失うのです。ポジション規模が資金の約1/100だから、ではなく、勝率が低いのです。
対策は簡単です。
今は、1マス1円を止めて、0.5円とか小さくすれば良いのです。でも、そうすると日足終値では尺度が合いません。1時間足や4時間足でP&Fを見るのでは、せわしすぎます。そうなると移動平均線のクロスを見た方が楽そうです。
やっぱり初心者やアマチュアは、相場観を磨くより、予習通りに(過去の記録通り)になりがちな場面を探す方が近道ですね。
以上
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