2017年10月26日
米国経済指標「四半期GDP速報値」発表前後のUSDJPY反応分析(2017年10月27日21:30発表結果検証済)
以下、「T.調査・分析」を事前投稿し、「U.結果・検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.結果・検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年10月27日21:30に米国経済指標「四半期GDP速報値」が発表されます。今回発表は2017年7-9月期の集計結果です。
今回の市場予想と前回結果は次の通りです。市場予想は本記事作成時点の値です。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
本指標の特徴は以下の通りです。
以上の特徴・傾向を踏まえて、以下のシナリオで取引きに臨みます。
以上の詳細ないしは論拠は、以下の「T.調査・分析」に記しています。
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正しています。
本指標の意義は、当該期米国の総合的な経済実態を表していることです。経済実態が悪ければ、金融政策をはじめ、あらゆる政策に影響を与えます。
本指標に関する調査期間と、過去の反応程度・分布を下表に纏めておきます。
最も指標結果に素直に反応する直後1分足跳幅は、過去平均で23pipsです。反応が大きいため、指標発表時刻を跨いでポジションを持つことは慎重でなければいけません。
過去の発表結果と市場予想を下図に一覧します。
下図は発表結果と市場予想をプロットしています。市場予想は発表直前の値をプロットし、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままをプロットしています。
情報量が多すぎて、次を予想することが困難です。
各項目が反応方向にどの程度影響しているのかを調べておきました。
一般に、事後差異(発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率は高くなります。この方向一致率が高いほど「素直に反応する」指標だと言えます。
各判別式は次の通りです。
事前差異判別式は、1✕GDP前期比事前差異+2✕コアPCE事前差異、とおくと、その解の符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)と直前10-1分足の方向一致率が75%となります。
事後差異判別式は、2✕GDP前期比事後差異+1✕GDPデフレータ事後差異ー2✕PCE事後差異+1✕コアPCE事後差異、とおくと、その解の符号と直後1分足の方向一致率が78%となります。
実態差異判別式は、ー2✕GDP前期比実態差異ー1✕GDPデフレータ実態差異ー2✕PCE実態差異ー1✕コアPCE実態差異、とおくと、その解の符号と直後11分足の方向一致率が72%となります。
各判別式と対象ローソク足との方向一致率が高く、そうした意味で素直に反応する指標です。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示します。
まず、直前10-1分足は、過去平均跳幅が7pipsです。跳幅が10pips以上だったことは過去2回(頻度11%)ありました。
この2回の直後1分足跳幅は平均36pipsで、これは直後1分足の過去全平均23pipsを大きく上回っています。そして、この2回の直前10-1分足と直後1分足の方向は一致しています(一致率100%)。
つまり、直前10-1分足跳幅が10pips以上のときは、それが直後1分足の反応方向を示唆しており、且つ、大きく反応することを示唆している可能性があります。
次に、直前1分足の過去平均跳幅は4pipsです。この跳幅が10pipsに達したことはありません。10pipsも発表直前に動くようなら、何かいつもとは違うことが起きている可能性があります。
そして、直後1分足の過去平均跳幅は23pipsです。
過去平均の23pipsを超えたことは44%あり、この44%の事例における直後1分足終値を直後11分足終値が超えたことは63%です。
直後11分足は、過去平均跳幅が28pips、過去平均値幅が20pipsです。
平均値を見る限り、直後1分足跳幅よりも直後11分足跳幅は4pips強しか上回っておらず、直後1分足終値より直後11分足跳幅は3pips強しか大きくありません。やはり、追撃にはあまり向いていないようです。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向に偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
まず、指標一致性分析の結果を下図に示します。
直前10-1分足は、事前差異との方向一致率が75%となっています。今回の事前差異はプラスなので、直前10-1分足が陽線となる期待的中率が75%ということです。
直後1分足は、事後差異・実態差異との方向一致率が各78%・78%となっています。発表結果には素直に反応することがわかります。
次に、反応一致性分析の結果を下図に示します。
各ローソク足の方向に70%以上もしくは30%以下の偏りはありません。
そして、直後1分足は直前10-1分足との方向一致率が69%あります。多くの取引参加者が事前に発表直後の反応方向を正しく捉えている兆候が見受けられます。
反応性分析の結果を下図に示します。
直後1分足と直後11分足との方向一致率が78%です。そして、その78%の方向一致時だけを取り上げて直後1分足と直後11分足とを比較すると、跳値同士・終値同士で反応が伸びたことは各64%・64%です。
方向一致率こそ高いものの、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びる確率が心もとなく、追撃ポジション取得のタイミングが難しいことがわかります。
また、直後1分足終値がついた時点では、それからも反応が伸び続けて直後11分足終値が直後1分足終値を超えた事例は50%です。これでは、反応を伸ばすか直後1分足の値幅を削るかがわかりません。
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以下は2017年10月29日に追記しています。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は全面的に良かったと言ってもよく、反応は陽線でした。
GDP前期比は+3.0%と、4-6月期確定値の+3.1%には及ばなかったものの、3%台に引っかかりました。反応は分析対象期間こそ陽線となっているものの、その後、大きく下げて週末終値までに指標発表後の高値から約100pipsの下降となっています。
週末の大きな指標発表後は、USDだけでなく外貨が売られる週が続いています。
取引結果は次の通りでした。
今週はどうしたのでしょう。
指標発表直前のポジション取得方向を間違えて逆に取ってしまいました。
事前調査分析内容を以下に検証しておきます。
事前準備していたシナリオは次の通りです。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
2017年10月27日21:30に米国経済指標「四半期GDP速報値」が発表されます。今回発表は2017年7-9月期の集計結果です。
今回の市場予想と前回結果は次の通りです。市場予想は本記事作成時点の値です。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
本指標の特徴は以下の通りです。
- 反応程度は初期に比較的安定して大きく、その後は伸び悩む傾向があります。
反応方向は、市場予想に対するGDPとPCEの良し悪しに強い影響を受けます。過去データに基づく計算結果が、GDPの差異には素直に反応していることは納得できます。がしかし、PCEの差異には逆方向に反応しています。直後1分足の反応方向は、2✕GDP前期比事後差異+1✕GDPデフレータ事後差異ー2✕PCE事後差異+1✕コアPCE事後差異、という判別式の解の符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)と直後1分足の方向一致率が78%となっています。 - 本指標の特徴として、事前差異判別式と直前10-1分足の方向一致率が高い点が挙げられます。事前差異判別式は、1✕GDP前期比事前差異+2✕コアPCE事前差異、とおくと、その解の符号と直前10-1分足の方向一致率が75%となります。今回の事前差異は、現時点においてプラスとなっています。
そして、事前差異と直後1分足との方向一致率は72%です。 - 拙速な追撃はあまり勧められません。直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びたことは、結果的に直後1分足と直後11分足の方向が一致したときでも64%しかありません。指標発表1分後からその後10分間で反応を伸ばしたことは50%です。
以上の特徴・傾向を踏まえて、以下のシナリオで取引きに臨みます。
- 直前10-1分足は、事前差異と同じ方向と見込みます。
- 直後1分足は、事前差異と同じ方向に指標発表直前にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切です。
以上の詳細ないしは論拠は、以下の「T.調査・分析」に記しています。
T.調査・分析
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正しています。
【1. 指標概要】
本指標の意義は、当該期米国の総合的な経済実態を表していることです。経済実態が悪ければ、金融政策をはじめ、あらゆる政策に影響を与えます。
ーーー$€¥ーーー
本指標に関する調査期間と、過去の反応程度・分布を下表に纏めておきます。
最も指標結果に素直に反応する直後1分足跳幅は、過去平均で23pipsです。反応が大きいため、指標発表時刻を跨いでポジションを持つことは慎重でなければいけません。
【2. 既出情報】
(2-1. 過去情報)
(2-1. 過去情報)
過去の発表結果と市場予想を下図に一覧します。
下図は発表結果と市場予想をプロットしています。市場予想は発表直前の値をプロットし、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままをプロットしています。
情報量が多すぎて、次を予想することが困難です。
ーーー$€¥ーーー
各項目が反応方向にどの程度影響しているのかを調べておきました。
一般に、事後差異(発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率は高くなります。この方向一致率が高いほど「素直に反応する」指標だと言えます。
各判別式は次の通りです。
事前差異判別式は、1✕GDP前期比事前差異+2✕コアPCE事前差異、とおくと、その解の符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)と直前10-1分足の方向一致率が75%となります。
事後差異判別式は、2✕GDP前期比事後差異+1✕GDPデフレータ事後差異ー2✕PCE事後差異+1✕コアPCE事後差異、とおくと、その解の符号と直後1分足の方向一致率が78%となります。
実態差異判別式は、ー2✕GDP前期比実態差異ー1✕GDPデフレータ実態差異ー2✕PCE実態差異ー1✕コアPCE実態差異、とおくと、その解の符号と直後11分足の方向一致率が72%となります。
各判別式と対象ローソク足との方向一致率が高く、そうした意味で素直に反応する指標です。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示します。
まず、直前10-1分足は、過去平均跳幅が7pipsです。跳幅が10pips以上だったことは過去2回(頻度11%)ありました。
この2回の直後1分足跳幅は平均36pipsで、これは直後1分足の過去全平均23pipsを大きく上回っています。そして、この2回の直前10-1分足と直後1分足の方向は一致しています(一致率100%)。
つまり、直前10-1分足跳幅が10pips以上のときは、それが直後1分足の反応方向を示唆しており、且つ、大きく反応することを示唆している可能性があります。
次に、直前1分足の過去平均跳幅は4pipsです。この跳幅が10pipsに達したことはありません。10pipsも発表直前に動くようなら、何かいつもとは違うことが起きている可能性があります。
そして、直後1分足の過去平均跳幅は23pipsです。
過去平均の23pipsを超えたことは44%あり、この44%の事例における直後1分足終値を直後11分足終値が超えたことは63%です。
直後11分足は、過去平均跳幅が28pips、過去平均値幅が20pipsです。
平均値を見る限り、直後1分足跳幅よりも直後11分足跳幅は4pips強しか上回っておらず、直後1分足終値より直後11分足跳幅は3pips強しか大きくありません。やはり、追撃にはあまり向いていないようです。
【3. 定型分析】
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向に偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
まず、指標一致性分析の結果を下図に示します。
直前10-1分足は、事前差異との方向一致率が75%となっています。今回の事前差異はプラスなので、直前10-1分足が陽線となる期待的中率が75%ということです。
直後1分足は、事後差異・実態差異との方向一致率が各78%・78%となっています。発表結果には素直に反応することがわかります。
次に、反応一致性分析の結果を下図に示します。
各ローソク足の方向に70%以上もしくは30%以下の偏りはありません。
そして、直後1分足は直前10-1分足との方向一致率が69%あります。多くの取引参加者が事前に発表直後の反応方向を正しく捉えている兆候が見受けられます。
反応性分析の結果を下図に示します。
直後1分足と直後11分足との方向一致率が78%です。そして、その78%の方向一致時だけを取り上げて直後1分足と直後11分足とを比較すると、跳値同士・終値同士で反応が伸びたことは各64%・64%です。
方向一致率こそ高いものの、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びる確率が心もとなく、追撃ポジション取得のタイミングが難しいことがわかります。
また、直後1分足終値がついた時点では、それからも反応が伸び続けて直後11分足終値が直後1分足終値を超えた事例は50%です。これでは、反応を伸ばすか直後1分足の値幅を削るかがわかりません。
【4. シナリオ作成】
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以上
2017年10月27日21:30発表
以下は2017年10月29日に追記しています。
V.発表結果検証
【5. 発表結果】
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は全面的に良かったと言ってもよく、反応は陽線でした。
GDP前期比は+3.0%と、4-6月期確定値の+3.1%には及ばなかったものの、3%台に引っかかりました。反応は分析対象期間こそ陽線となっているものの、その後、大きく下げて週末終値までに指標発表後の高値から約100pipsの下降となっています。
週末の大きな指標発表後は、USDだけでなく外貨が売られる週が続いています。
(5-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
今週はどうしたのでしょう。
指標発表直前のポジション取得方向を間違えて逆に取ってしまいました。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
事前調査分析内容を以下に検証しておきます。
- 事後判別式の、2✕GDP前期比事後差異+1✕GDPデフレータ事後差異ー2✕PCE事後差異+1✕コアPCE事後差異、に今回の結果を代入すると、+0.9です。判別式の解の符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)と直後1分足の方向は一致率しています。
- 本指標の特徴として、事前差異判別式と直前10-1分足の方向一致率が高い点が挙げられます。
事前差異判別式は、1✕GDP前期比事前差異+2✕コアPCE事前差異、に今回の市場予想と前回確定値結果を代入すると、+0.2となります。その解の符号と直前10-1分足の方向は一致しませんでした。 - 直後11分足終値は直後1分足終値の値幅を削りました。発表前から週末売りの動きが目立ち、そのまま翌朝までに約100pipsの下降となりました。
(6-2. シナリオ検証)
事前準備していたシナリオは次の通りです。
- 直前10-1分足は、事前差異と同じ方向と見込みました。結果は事前差異と逆方向でした。
- 直後1分足は、事前差異と同じ方向に指標発表直前にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切としていました。このシナリオは当たっていましたが、何と取引では間違えて売ポジションをとってしまいました。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
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