2019年03月06日
3月6日経済指標(結果検証済)
5日3時間以上に亘って行われた英国離脱協議について、EU高官に依れば「不調に終わった」との報道があります。まだ、本日6日に再開される予定があり、本夕以降のGBPの動きに興味があります。
先のホンダの英国工場撤収に続き、BMWが「合意なき離脱なら、一部車種の英国工場生産を取りやめる可能性がある」ことを発表しました。多くの貿易協定では、原産地調達比率が一定値を満たしていることが必要で、EU製でない製品は、EUと他国との貿易協定でEU製と見なされなくなる問題があります。これは、完成車でなく、その部品調達比率が問題となるため、まだ他国との貿易協定がない英国製自動車や同部品が多くの国で貿易保護されないことが問題なのだそうです。
英政府は、もし合意なき離脱となったとき、輸入製品の80〜90%の関税を撤廃する案が検討されているそうです。がしかし、これはGBP安を睨んだ物価対策で、輸出に必要な相手国側との貿易協議は離脱後でなければできません。
6日は
09:30 10-12月集計分豪州四半期GDP
22:15 2月集計分米国ADP雇用統計
22:30 12月集計分米国貿易収支
24:00 BOC(加中銀)金融政策
の発表があります。
米国貿易収支は取引しません。
豪州四半期GDP
市場予想(前回結果)
・前期比+0.5%(+0.3%)
・前年比+2.5%(+2.8%)
事前差異判別式の解は+0.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/3(5/4)
・直後1分足34/26(27/21)
・直後11分足41/32(35/26)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向にオーダーし、利確/損切の目安を6pipsとします。
・指標発表の1〜2分前以降に陽線側に4pips跳ねたら逆張りでショートをオーダーし、利確/損切を4pipsでやるか、遅くとも指標発表5秒前には決済します。
・指標発表直前に四半期貿易総額の実態差異と同じ方向にオーダーし、利確/損切の目安を30pipsとします。遅くとも発表11分後には決済します。
10-12月期の四半期輸出額は114.6 B(7-9月期111.5 B)、輸入額が106.3 B(104.2 B)で、四半期総額は220.9 B(215.7 B)でした(2019年2月5日貿易収支発表内訳)。実態差異はプラスのため、今回の方針は発表直前にロングとなります。なお、この方針の期待的中率は70%です。
・直後1分足形成中に初期反応方向に30pips以下ならば追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙って利確/損切の目安を10pipsとします。
・直後1分足値幅が30pips以上なら、直後1分足終値がついた時点で再追撃を開始し、利確/損切の目安を15pipsとし、目安に達しなければ直後11分足終値がつく頃に決済します。
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数増減+18.9万人(+21.3万人)
事前差異判別式の解は△2.4です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足4/3(3/2:4/4)
・直前1分足4/3(2/1:3/2)
・直後1分足13/9(6/3:14/9)
・直後11分足17/12(9/7:23:16)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
前月の事後差異+3.3でした。よって、直前10-1分足が陰線側に10pips以上跳ねない限り、指標発表直前にロングとします。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以下は3月7日に追記しています。
豪州GDP
結果は、前期比+0.2%、前年比+2.3%で、市場予想を下回り大きな陰線を形成しました。個人消費低迷が続き、住宅建設が落ち込んだことによって、前回結果も下回っています。
前日のRBA声明では、2019年の成長率は+3.0%と予想されています。今後は成長率が持ち直すということでしょうか。
本指標年内の発表は、6月6日、9月5日、12月5日です。
米国ADP雇用統計
ほとんどチャートが動かなかったものの、動くときを待つことにします。
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先のホンダの英国工場撤収に続き、BMWが「合意なき離脱なら、一部車種の英国工場生産を取りやめる可能性がある」ことを発表しました。多くの貿易協定では、原産地調達比率が一定値を満たしていることが必要で、EU製でない製品は、EUと他国との貿易協定でEU製と見なされなくなる問題があります。これは、完成車でなく、その部品調達比率が問題となるため、まだ他国との貿易協定がない英国製自動車や同部品が多くの国で貿易保護されないことが問題なのだそうです。
英政府は、もし合意なき離脱となったとき、輸入製品の80〜90%の関税を撤廃する案が検討されているそうです。がしかし、これはGBP安を睨んだ物価対策で、輸出に必要な相手国側との貿易協議は離脱後でなければできません。
6日は
09:30 10-12月集計分豪州四半期GDP
22:15 2月集計分米国ADP雇用統計
22:30 12月集計分米国貿易収支
24:00 BOC(加中銀)金融政策
の発表があります。
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豪州四半期GDP
市場予想(前回結果)
・前期比+0.5%(+0.3%)
・前年比+2.5%(+2.8%)
事前差異判別式の解は+0.5です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/3(5/4)
・直後1分足34/26(27/21)
・直後11分足41/32(35/26)
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・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向にオーダーし、利確/損切の目安を6pipsとします。
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・指標発表直前に四半期貿易総額の実態差異と同じ方向にオーダーし、利確/損切の目安を30pipsとします。遅くとも発表11分後には決済します。
10-12月期の四半期輸出額は114.6 B(7-9月期111.5 B)、輸入額が106.3 B(104.2 B)で、四半期総額は220.9 B(215.7 B)でした(2019年2月5日貿易収支発表内訳)。実態差異はプラスのため、今回の方針は発表直前にロングとなります。なお、この方針の期待的中率は70%です。
・直後1分足形成中に初期反応方向に30pips以下ならば追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙って利確/損切の目安を10pipsとします。
・直後1分足値幅が30pips以上なら、直後1分足終値がついた時点で再追撃を開始し、利確/損切の目安を15pipsとし、目安に達しなければ直後11分足終値がつく頃に決済します。
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・民間雇用者数増減+18.9万人(+21.3万人)
事前差異判別式の解は△2.4です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足4/3(3/2:4/4)
・直前1分足4/3(2/1:3/2)
・直後1分足13/9(6/3:14/9)
・直後11分足17/12(9/7:23:16)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
前月の事後差異+3.3でした。よって、直前10-1分足が陰線側に10pips以上跳ねない限り、指標発表直前にロングとします。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以上
以下は3月7日に追記しています。
【事後検証】
豪州GDP
結果は、前期比+0.2%、前年比+2.3%で、市場予想を下回り大きな陰線を形成しました。個人消費低迷が続き、住宅建設が落ち込んだことによって、前回結果も下回っています。
前日のRBA声明では、2019年の成長率は+3.0%と予想されています。今後は成長率が持ち直すということでしょうか。
本指標年内の発表は、6月6日、9月5日、12月5日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ADP雇用統計
ほとんどチャートが動かなかったものの、動くときを待つことにします。
以上
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
GMOペパボ運営のレンタルサーバー『ヘテムル』がスペックアップ!
独自ドメイン、データベース、FTP アカウントの設定数の上限を、
以下のようにに変更いたしました。
・独自ドメイン設定数の上限: 50個 → 無制限!
・データベース作成数の上限: 50個 → 70個〜
・サブ FTP アカウント作成数の上限: 2個 → 50個
ドメインや WEB サイトをたくさんお持ちの方は運用コストの削減が図れます。
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