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2021年01月28日
1月29日経済指標(結果検証済)
明日29日は、
・09:30 豪州生産者物価指数(10-12月集計分)
・18:00 独国四半期GDP速報値(10-12月集計分)・独国輸入物価指数(12月集計分)
・22:30 米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得(12月集計分)・四半期雇用コスト指数(10-12月集計分)
の発表があります。
22:30の指標取引は、やろうかやるまいか迷っています。
豪州生産者物価指数
下記の通り、2019年以降はほぼ反応していません。
では、方向一致率も悪いのか? 小売売上高等の影響力が強い他の指標との同時発表を除くと、対象5回のうち事後差異判別式の解の符号と直後1分足方向の一致は4回でした。
ということは、少なくとも指標発表直後は結果の良し悪しに素直な方向に反応していたことになります。
がしかし、直後1分足と直後11分足の方向が一致し、且つ、反応を伸ばしたことは、最新データで跳幅同士54%・値幅同士46%です。初期反応方向を当てても、その後の追撃でのpips拡大には不向きな指標です。
つまり、取引するのを忘れてしまっても、ちっとも惜しくない指標です。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +0.1%(+0.4%)
・前年比 +0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は△1.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2019-20年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 4.0( 3.7/ 2.8)
・直前1分足::::::::2.7/ 1.7( 1.4/ 1.2)
・直後1分足::::::::5.1/ 3.1( 1.6/ 0.9)
・直後11分足::::::9.3/ 5.9( 7.5/ 4.7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、同期CPI前期比の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表1分前までに解消します。1/27に発表された10-12月期CPI前期比の実態差異判別式の解は△0.7なので、今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。事前差異判別式の解は△1.5なので、今回はショートです。
独国四半期GDP速報値 ←リンク先の分析記事は最新改訂済
同時発表される輸出入物価指数とは、2013年以降、同時発表を確認できません。但し、一般的に輸出入物価指数よりもチャートへの影響力が強い卸売物価指数は、過去に同時発表されても本指標への素直な反応事例が80%を占めます。卸売物価指数を相対判定基準にすれば、本指標は輸出入物価指数よりも影響力が強い、と言えます。
通常の反応は小さく、追撃の成否が大事になります。がしかし、直後1分足順跳幅が10pipsに達しない場合の追撃は、成功率が十分な水準に達しません。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +11.2%(+8.2%)
・前年比 △4.0%(△3.9%)
事前差異判別式の解は△2.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.8/ 2.4( 3.4/ 1.9)
・直前1分足::::::::2.9/ 1.6( 2.0/ 0.6)
・直後1分足::::::::6.7/ 4.5( 2.9/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 8.3( 4.7/ 4.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。事前差異判別式の解は△2.3なので、今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が2.4pips超の陰線だった場合にはロングとします。
・直前10-1分足値幅が1.2pips超のとき、指標発表直前にその逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。但し、直前10-1分足値幅が1.2pips以下だったときは、直前1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得します。
・直前10-1分足値幅が2.4pips超のときは、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙います。
直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。
米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得
四半期雇用指数と同時発表で、2015年以降の実績からは、本指標とどちらが強い指標かを判定できません。
また、直近の消費低迷からすれば、PCEコアデフレータが大きく上昇するとは考え難い情勢と考えています。
但し、現地・実際を知らないために気になる点があります。
というのも、コアCPIと違って、PCEコアデフレータには医療費や医療保険が含まれています。そして、米国ではそれらが消費に占める割合が無視できません(CPIとPCEデフレータの値が異なる理由のひとつ)。コロナ拡大によって、医療費や保険料が高くなるのか、公的資金投入なり法的規制等によってむしろ安くなっているのか、それを知らないことが気になります。
以下は31日10時前に追記しています。
豪州四半期生産者物価指数
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はほぼありませんでした。
本指標今年の今後発表日は、4/30・7/30・10/29が予定されています。いずれもCPIより後の発表となります。
独国四半期GDP速報値
結果は悪化(事後差異判別式の解△32.3)でしたが、反応は陽線でした。
前回7-9月期前期比は+8.5%と急速な改善だったものの、当該期は感染再拡大で民間消費を抑えたようです。それにも関わらず前期比プラスになったのは、輸出と建設が好調によるものです。
反応は小さく、直後11分足順跳幅ですら5.4pipsしかありません(EURUSDは更に小さく、同3.4pipsしかありません)。直後11分足順跳幅が10pipsに及ばないのは、これで5期連続となりました。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
・09:30 豪州生産者物価指数(10-12月集計分)
・18:00 独国四半期GDP速報値(10-12月集計分)・独国輸入物価指数(12月集計分)
・22:30 米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得(12月集計分)・四半期雇用コスト指数(10-12月集計分)
の発表があります。
22:30の指標取引は、やろうかやるまいか迷っています。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州生産者物価指数
下記の通り、2019年以降はほぼ反応していません。
では、方向一致率も悪いのか? 小売売上高等の影響力が強い他の指標との同時発表を除くと、対象5回のうち事後差異判別式の解の符号と直後1分足方向の一致は4回でした。
ということは、少なくとも指標発表直後は結果の良し悪しに素直な方向に反応していたことになります。
がしかし、直後1分足と直後11分足の方向が一致し、且つ、反応を伸ばしたことは、最新データで跳幅同士54%・値幅同士46%です。初期反応方向を当てても、その後の追撃でのpips拡大には不向きな指標です。
つまり、取引するのを忘れてしまっても、ちっとも惜しくない指標です。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +0.1%(+0.4%)
・前年比 +0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は△1.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2019-20年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 4.0( 3.7/ 2.8)
・直前1分足::::::::2.7/ 1.7( 1.4/ 1.2)
・直後1分足::::::::5.1/ 3.1( 1.6/ 0.9)
・直後11分足::::::9.3/ 5.9( 7.5/ 4.7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、同期CPI前期比の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表1分前までに解消します。1/27に発表された10-12月期CPI前期比の実態差異判別式の解は△0.7なので、今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。事前差異判別式の解は△1.5なので、今回はショートです。
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独国四半期GDP速報値 ←リンク先の分析記事は最新改訂済
同時発表される輸出入物価指数とは、2013年以降、同時発表を確認できません。但し、一般的に輸出入物価指数よりもチャートへの影響力が強い卸売物価指数は、過去に同時発表されても本指標への素直な反応事例が80%を占めます。卸売物価指数を相対判定基準にすれば、本指標は輸出入物価指数よりも影響力が強い、と言えます。
通常の反応は小さく、追撃の成否が大事になります。がしかし、直後1分足順跳幅が10pipsに達しない場合の追撃は、成功率が十分な水準に達しません。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +11.2%(+8.2%)
・前年比 △4.0%(△3.9%)
事前差異判別式の解は△2.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.8/ 2.4( 3.4/ 1.9)
・直前1分足::::::::2.9/ 1.6( 2.0/ 0.6)
・直後1分足::::::::6.7/ 4.5( 2.9/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 8.3( 4.7/ 4.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。事前差異判別式の解は△2.3なので、今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が2.4pips超の陰線だった場合にはロングとします。
・直前10-1分足値幅が1.2pips超のとき、指標発表直前にその逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。但し、直前10-1分足値幅が1.2pips以下だったときは、直前1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得します。
・直前10-1分足値幅が2.4pips超のときは、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙います。
直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。
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米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得
四半期雇用指数と同時発表で、2015年以降の実績からは、本指標とどちらが強い指標かを判定できません。
また、直近の消費低迷からすれば、PCEコアデフレータが大きく上昇するとは考え難い情勢と考えています。
但し、現地・実際を知らないために気になる点があります。
というのも、コアCPIと違って、PCEコアデフレータには医療費や医療保険が含まれています。そして、米国ではそれらが消費に占める割合が無視できません(CPIとPCEデフレータの値が異なる理由のひとつ)。コロナ拡大によって、医療費や保険料が高くなるのか、公的資金投入なり法的規制等によってむしろ安くなっているのか、それを知らないことが気になります。
以上
以下は31日10時前に追記しています。
【事後検証】
豪州四半期生産者物価指数
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はほぼありませんでした。
本指標今年の今後発表日は、4/30・7/30・10/29が予定されています。いずれもCPIより後の発表となります。
独国四半期GDP速報値
結果は悪化(事後差異判別式の解△32.3)でしたが、反応は陽線でした。
前回7-9月期前期比は+8.5%と急速な改善だったものの、当該期は感染再拡大で民間消費を抑えたようです。それにも関わらず前期比プラスになったのは、輸出と建設が好調によるものです。
反応は小さく、直後11分足順跳幅ですら5.4pipsしかありません(EURUSDは更に小さく、同3.4pipsしかありません)。直後11分足順跳幅が10pipsに及ばないのは、これで5期連続となりました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
広告以上
1月28日経済指標(結果検証済)
本日は、
・22:30 米国四半期GDP速報値(10-12月期集計分)・週次失業保険申請件数
・24:00 米国新築住宅販売件数(12月集計分)・景気先行指標総合指数(12月集計分)
の発表があります。
新築住宅販売件数は取引しません。
米国四半期GDP速報値
今回はアトランタ地区連銀のGDPNowがかなり高い成長率を予測しているため、前期比が市場予想を上回る可能性が高いと言われています。
がしかし、鍵は個人消費回復がどの程度になるかです。10〜12月集計の指標を見てみると、景気指標こそ回復しつつあったものの、実態指標(月次PCEや小売売上高)があまり良くありません。
では、今夜の発表が悪い結果になったときのポイントは何でしょう(指標結果の良し悪しは判別式の解の符号で判定します)。
いま、悪い結果は株が売られる、とします。このとき、株売り→金利上昇→USD買の基本通りになれば、指標悪化でUSD上昇になってしまいます(素直な反応ではない)。けれども、そうなったら昨日のFOMCの結果から、金利が近々にそれほど高まるとも思えません。どこかで金利が戻すにせよ、そのときUSDチャートが反転するのかがわかりません。
こうした場合、下記の過去傾向はアテにしない方が良いでしょう(過去傾向に基づく取引方針は、素直な反応が多数事例となっている分析に基づくため)。もちろん、発表直後の跳ねだけは、上記のようなややこしい話なしに、どんな指標でも反射的に素直な反応になることが多い、と言えます。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +2.4%(+3.7%)
・GDPdef +1.5%(+3.7%)
・PCEc-def +1.5%(+3.4%)
・PCE +51.5%(+41.0%)
事前差異判別式の解は△81.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.9/ 3.1( 3.0/ 2.2)
・直前1分足:::::::3.9/ 2.4( 4.4/ 3.5)
・直後1分足::::::18.9/13.4( 5.8/ 1.7)
・直後11分足::::21.3/15.7( 7.4/ 6.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が3.2pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後1分足終値がつくまでに解消します。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。今回はロングです。
・指標発表後、初期反応方向に追撃ポジションを取得し、数分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超に達したら、直後1分足終値がつく前に逆張り機会を窺い、直後1分足終値を削ったら解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超のとき、直後1分足終値がついたら追撃ポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以下は29日6時頃に追記しています。
米国GDP速報値
結果は判別式で悪化でしたが、反応は陽線でした。但し、前期比は+4.0%、PCEは+2.5%なので、数字は悪くありません。判別式は前期の大きな回復との比較で、正しい解を出せなかったようです。
同時発表された週次失業保険申請件数が改善し、23:30には米株が前日終値より上昇して始まりました。
これらのことに大きく反応したのは、EUR・GBP・AUDでした。JPYも値幅こそ小さいものの、高値水準を維持しています。GBPは前日までの高値水準に戻し、EUR・AUDも27日からの落ち込みの大部分を解消しました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
・22:30 米国四半期GDP速報値(10-12月期集計分)・週次失業保険申請件数
・24:00 米国新築住宅販売件数(12月集計分)・景気先行指標総合指数(12月集計分)
の発表があります。
新築住宅販売件数は取引しません。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国四半期GDP速報値
今回はアトランタ地区連銀のGDPNowがかなり高い成長率を予測しているため、前期比が市場予想を上回る可能性が高いと言われています。
がしかし、鍵は個人消費回復がどの程度になるかです。10〜12月集計の指標を見てみると、景気指標こそ回復しつつあったものの、実態指標(月次PCEや小売売上高)があまり良くありません。
では、今夜の発表が悪い結果になったときのポイントは何でしょう(指標結果の良し悪しは判別式の解の符号で判定します)。
いま、悪い結果は株が売られる、とします。このとき、株売り→金利上昇→USD買の基本通りになれば、指標悪化でUSD上昇になってしまいます(素直な反応ではない)。けれども、そうなったら昨日のFOMCの結果から、金利が近々にそれほど高まるとも思えません。どこかで金利が戻すにせよ、そのときUSDチャートが反転するのかがわかりません。
こうした場合、下記の過去傾向はアテにしない方が良いでしょう(過去傾向に基づく取引方針は、素直な反応が多数事例となっている分析に基づくため)。もちろん、発表直後の跳ねだけは、上記のようなややこしい話なしに、どんな指標でも反射的に素直な反応になることが多い、と言えます。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +2.4%(+3.7%)
・GDPdef +1.5%(+3.7%)
・PCEc-def +1.5%(+3.4%)
・PCE +51.5%(+41.0%)
事前差異判別式の解は△81.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.9/ 3.1( 3.0/ 2.2)
・直前1分足:::::::3.9/ 2.4( 4.4/ 3.5)
・直後1分足::::::18.9/13.4( 5.8/ 1.7)
・直後11分足::::21.3/15.7( 7.4/ 6.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が3.2pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後1分足終値がつくまでに解消します。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。今回はロングです。
・指標発表後、初期反応方向に追撃ポジションを取得し、数分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超に達したら、直後1分足終値がつく前に逆張り機会を窺い、直後1分足終値を削ったら解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超のとき、直後1分足終値がついたら追撃ポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以上
以下は29日6時頃に追記しています。
【事後検証】
米国GDP速報値
結果は判別式で悪化でしたが、反応は陽線でした。但し、前期比は+4.0%、PCEは+2.5%なので、数字は悪くありません。判別式は前期の大きな回復との比較で、正しい解を出せなかったようです。
同時発表された週次失業保険申請件数が改善し、23:30には米株が前日終値より上昇して始まりました。
これらのことに大きく反応したのは、EUR・GBP・AUDでした。JPYも値幅こそ小さいものの、高値水準を維持しています。GBPは前日までの高値水準に戻し、EUR・AUDも27日からの落ち込みの大部分を解消しました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:米国GDP速報値
2021年01月26日
1月27日経済指標(結果検証済)
明日27日は、
・09:30 豪州消費者物価指数(10-12月期集計分)・NAB企業景況指数(12月集計分)
・22:30 米国耐久財受注(12月集計分)
・28:00 FOMC
の発表があります。
FOMCはどうせ起きてないので取引しません。
豪州消費者物価指数
市場予想(前月結果)
・前期比 +0.7%(+1.6%)
・前年比 +0.7%(+0.7%)
・トリム平均前期比 +0.4%(+0.4%)
・加重平均前期比 +0.4%(+0.3%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 4.3/ 2.1)
・直前1分足::::::::6.3/ 5.2( 2.2/ 1.6)
・直後1分足::::::33.1/26.4( 6.9/ 4.1)
・直後11分足::::39.1/33.3(12.7/10.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が0.2超のとき、その解の/符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△0.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超の陽線の場合を除いてショートし、発表前に解消します。
・事前差異判別式の解の絶対値が0.6超とき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が7pips以下の陰線ならロングです。
・初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に解消します。但し、順跳幅方向が反転したら直ちに損切です。
・直後1分足終値がついたら、直後1分足順跳幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅を半分削ったら、直後1分足順跳幅方向に再追撃し、発表後11分以内に解消します。
米国耐久財受注
市場予想(前月改定結果)
・耐久財受注前月比 +0.9%(+1.0%)
・除輸送機器前月比 +0.5%(+0.4%)
・非国防資本財前月比 +0.6%(+0.5%)
事前差異判別式の解は+0.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 3.7/ 1.7)
・直前1分足::::::::2.9/ 2.1( 1.8/ 1.6)
・直後1分足::::::::8.5/ 5.6( 2.5/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 7.6( 7.5/ 5.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表1分前頃に同値幅方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以下は28日6時頃に追記しています。
豪州CPI
結果は前回・予想を上回り、素直に陽線での反応となりました。が、発表時にAUDJPYは80.3円に達していたためか、発表直後の跳ねをピークに反応が伸び悩みました。
ABSは、12月期より何か重み付けを変更したようです。
米国耐久財受注
結果は前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、New Order発表の「8か月連続増加」という文に反応したと考えられます。
本指標の詳細分析記事の方に記載しているように、本指標での過去傾向に基づく高い勝率パターンは発生頻度が低く、今回も事前方針は全て前提不成立でした。
また、FOMCを前にチャートの動きも鈍く、余程のことが無い限り、本指標結果で大きく動くはずもない状況でした。が、悪いことばかりではありません。指標発表前後にも関わらず、スプレッドが小さいままで、移動平均線タッチやクロスの取引も有効な状況でした。
米国FOMC
結果は現状維持(金利・債券購入規模/期間)で、反応は上下振動して方向が定まらない状態がしばらく続きました。反応方向がUSD買に定まったのは発表から10分を過ぎてからでした。
従来通り、「経済(雇用?)の回復に向けて大幅な進展がない限り債券購入は現行水準を維持し、インフレ目標の2%を達成するまで政策金利は現水準に留める」旨、表明しました。また、FRB議長会見では「テーパーリングの時期を考えるにはまだ早い」旨、回答しています。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
・09:30 豪州消費者物価指数(10-12月期集計分)・NAB企業景況指数(12月集計分)
・22:30 米国耐久財受注(12月集計分)
・28:00 FOMC
の発表があります。
FOMCはどうせ起きてないので取引しません。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州消費者物価指数
市場予想(前月結果)
・前期比 +0.7%(+1.6%)
・前年比 +0.7%(+0.7%)
・トリム平均前期比 +0.4%(+0.4%)
・加重平均前期比 +0.4%(+0.3%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 4.3/ 2.1)
・直前1分足::::::::6.3/ 5.2( 2.2/ 1.6)
・直後1分足::::::33.1/26.4( 6.9/ 4.1)
・直後11分足::::39.1/33.3(12.7/10.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が0.2超のとき、その解の/符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△0.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超の陽線の場合を除いてショートし、発表前に解消します。
・事前差異判別式の解の絶対値が0.6超とき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が7pips以下の陰線ならロングです。
・初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に解消します。但し、順跳幅方向が反転したら直ちに損切です。
・直後1分足終値がついたら、直後1分足順跳幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅を半分削ったら、直後1分足順跳幅方向に再追撃し、発表後11分以内に解消します。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国耐久財受注
市場予想(前月改定結果)
・耐久財受注前月比 +0.9%(+1.0%)
・除輸送機器前月比 +0.5%(+0.4%)
・非国防資本財前月比 +0.6%(+0.5%)
事前差異判別式の解は+0.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 3.7/ 1.7)
・直前1分足::::::::2.9/ 2.1( 1.8/ 1.6)
・直後1分足::::::::8.5/ 5.6( 2.5/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 7.6( 7.5/ 5.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表1分前頃に同値幅方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以上
以下は28日6時頃に追記しています。
【事後検証】
豪州CPI
結果は前回・予想を上回り、素直に陽線での反応となりました。が、発表時にAUDJPYは80.3円に達していたためか、発表直後の跳ねをピークに反応が伸び悩みました。
ABSは、12月期より何か重み付けを変更したようです。
米国耐久財受注
結果は前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、New Order発表の「8か月連続増加」という文に反応したと考えられます。
本指標の詳細分析記事の方に記載しているように、本指標での過去傾向に基づく高い勝率パターンは発生頻度が低く、今回も事前方針は全て前提不成立でした。
また、FOMCを前にチャートの動きも鈍く、余程のことが無い限り、本指標結果で大きく動くはずもない状況でした。が、悪いことばかりではありません。指標発表前後にも関わらず、スプレッドが小さいままで、移動平均線タッチやクロスの取引も有効な状況でした。
米国FOMC
結果は現状維持(金利・債券購入規模/期間)で、反応は上下振動して方向が定まらない状態がしばらく続きました。反応方向がUSD買に定まったのは発表から10分を過ぎてからでした。
従来通り、「経済(雇用?)の回復に向けて大幅な進展がない限り債券購入は現行水準を維持し、インフレ目標の2%を達成するまで政策金利は現水準に留める」旨、表明しました。また、FRB議長会見では「テーパーリングの時期を考えるにはまだ早い」旨、回答しています。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
広告以上
2021年01月25日
1月26日経済指標(結果検証済)
明日26日は、
・豪州祝日
・16:00 英国雇用統計(11・12月集計分)
・24:00 米国CB消費者信頼感指数(1月集計分)・RM連銀製造業指数(1月集計分)
の発表があります。
英国雇用統計
失業保険申請件数こそ12月集計分ですが、総平均週給(ボーナスを含む週給)と失業率は11月集計分になります。
米国雇用統計での傾向を当てはめると、パートタイマーや飲食業の雇用が社員や他の職種よりも悪化すると、週給はむしろ増加するようです。英国でも同じでしょう。
失業率は11月集計分ですが、11月の失業保険申請件数は+6.43万人でした。20年7月集計分失業率は同年6月集計分よりも0.2%悪化して、3.9%から4.1%でした。このとき(7月集計分)の失業保険申請件数は+9.44万人でした。
市場予想(前月結果)
・失業保険申請件数+15.03万人(+6.43万人)
・総平均週給 +2.9%(+2.7%)
・失業率 5.1%( 4.9%)
事前差異判別式の解は△0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:12.6/ 8.8( 7.2/ 4.9)
・直前1分足::::::::6.0/ 3.9( 3.2/ 2.4)
・直後1分足::::::20.5/15.1( 6.9/ 6.0)
・直後11分足::::29.1/19.9(14.1/ 8.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。
・直前10-1分足値幅が17.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達し次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達したら、直後直後1分足終値がつき次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
米国CB消費者信頼感指数
先に発表済のUM消費者信頼感指数速報値が前月より悪化していることを論拠に、今回の本指標悪化を予想解説している記事がネット上に散見されます。がしかし、この論法の論拠は過去実績で54%しか当たっていません。今回数値が悪化しそうな気がするなら、論拠は別に求めなければいけません。
本指標の調査は、毎月1日頃に調査票を郵送し18日頃までに得られた回答に基づきます。
トランプ前大統領支持者による議会乱入は13日でした。騒乱の予感や騒乱自体の報道が消費者心理を買いだめに向かわせるのか、手元に現金を留める方に向かわせるかはわかりません。但し、バイデン氏は11月時点で既にインフラ投資や最低時給引上げを公約していました。
市場予想(前月結果)
・消費者信頼感指数 89.0(88.6)
事前差異判別式の解は+0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 3.6( 6.2/ 4.0)
・直前1分足::::::::3.1/ 2.2( 2.5/ 2.2)
・直後1分足::::::::5.9/ 3.6( 3.1/ 2.1)
・直後11分足::::10.5/ 6.7( 6.6/ 3.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が5.6pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以下は27日11時過ぎに追記しています。
英国雇用統計
全体的には予想より改善したものの、前回より悪化でした(判別式の符号から判定)。
ちぐはぐな内容に発表直後の反応には迷いが見られました。
なお、主要数値に含まれないONS発表内容として、
・3か月雇用率は75.2%で前年同期より△1.1%、給与計算済み従業員数は前年同月より△2.7%。一方、失業率は対前年同月+1.2%。
・非活動的失業者(※)は、対前年+8.7万人、対前四半期より△3.3万人。これは求職活動を止めていた人が、求職活動に復帰しつつあることを示す、と推察。
(※ 仕事を持たず、過去4週間以内に積極的に仕事を求めておらず、今後2週間以内に仕事を始めることができないため、失業者として分類されていない16歳から64歳の人)
・平均従業員給与は、やはり「低賃金の雇用の数と割合の低下」によって上向きに作用。
とのこと。
米国CB消費者信頼感指数
ネットではどちらかと言えば、UM消費者信頼感速報値の悪化を見て、本指標も悪化より解説が多かったように思えます。が、事前記載のようにそうはなりませんでした。
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はやがてUSD売に押されました。
この結果をもたらした発表内容がすっきりしません。CBは現状の悪化・短期的見通しの改善の総合結果としています。現状は、良し悪し両極端な消費者が増えているものの、雇用を得るのが難しいという消費者が増えたようです。短期的見通しは、景気・所得・雇用のいずれも良し悪しともに減少したようです。
今は、消費者の意見が割れているのか迷っているのかさえ、はっきりしません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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・豪州祝日
・16:00 英国雇用統計(11・12月集計分)
・24:00 米国CB消費者信頼感指数(1月集計分)・RM連銀製造業指数(1月集計分)
の発表があります。
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英国雇用統計
失業保険申請件数こそ12月集計分ですが、総平均週給(ボーナスを含む週給)と失業率は11月集計分になります。
米国雇用統計での傾向を当てはめると、パートタイマーや飲食業の雇用が社員や他の職種よりも悪化すると、週給はむしろ増加するようです。英国でも同じでしょう。
失業率は11月集計分ですが、11月の失業保険申請件数は+6.43万人でした。20年7月集計分失業率は同年6月集計分よりも0.2%悪化して、3.9%から4.1%でした。このとき(7月集計分)の失業保険申請件数は+9.44万人でした。
市場予想(前月結果)
・失業保険申請件数+15.03万人(+6.43万人)
・総平均週給 +2.9%(+2.7%)
・失業率 5.1%( 4.9%)
事前差異判別式の解は△0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:12.6/ 8.8( 7.2/ 4.9)
・直前1分足::::::::6.0/ 3.9( 3.2/ 2.4)
・直後1分足::::::20.5/15.1( 6.9/ 6.0)
・直後11分足::::29.1/19.9(14.1/ 8.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。
・直前10-1分足値幅が17.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達し次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
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米国CB消費者信頼感指数
先に発表済のUM消費者信頼感指数速報値が前月より悪化していることを論拠に、今回の本指標悪化を予想解説している記事がネット上に散見されます。がしかし、この論法の論拠は過去実績で54%しか当たっていません。今回数値が悪化しそうな気がするなら、論拠は別に求めなければいけません。
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トランプ前大統領支持者による議会乱入は13日でした。騒乱の予感や騒乱自体の報道が消費者心理を買いだめに向かわせるのか、手元に現金を留める方に向かわせるかはわかりません。但し、バイデン氏は11月時点で既にインフラ投資や最低時給引上げを公約していました。
市場予想(前月結果)
・消費者信頼感指数 89.0(88.6)
事前差異判別式の解は+0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 3.6( 6.2/ 4.0)
・直前1分足::::::::3.1/ 2.2( 2.5/ 2.2)
・直後1分足::::::::5.9/ 3.6( 3.1/ 2.1)
・直後11分足::::10.5/ 6.7( 6.6/ 3.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が5.6pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以上
以下は27日11時過ぎに追記しています。
【事後検証】
英国雇用統計
全体的には予想より改善したものの、前回より悪化でした(判別式の符号から判定)。
ちぐはぐな内容に発表直後の反応には迷いが見られました。
なお、主要数値に含まれないONS発表内容として、
・3か月雇用率は75.2%で前年同期より△1.1%、給与計算済み従業員数は前年同月より△2.7%。一方、失業率は対前年同月+1.2%。
・非活動的失業者(※)は、対前年+8.7万人、対前四半期より△3.3万人。これは求職活動を止めていた人が、求職活動に復帰しつつあることを示す、と推察。
(※ 仕事を持たず、過去4週間以内に積極的に仕事を求めておらず、今後2週間以内に仕事を始めることができないため、失業者として分類されていない16歳から64歳の人)
・平均従業員給与は、やはり「低賃金の雇用の数と割合の低下」によって上向きに作用。
とのこと。
米国CB消費者信頼感指数
ネットではどちらかと言えば、UM消費者信頼感速報値の悪化を見て、本指標も悪化より解説が多かったように思えます。が、事前記載のようにそうはなりませんでした。
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はやがてUSD売に押されました。
この結果をもたらした発表内容がすっきりしません。CBは現状の悪化・短期的見通しの改善の総合結果としています。現状は、良し悪し両極端な消費者が増えているものの、雇用を得るのが難しいという消費者が増えたようです。短期的見通しは、景気・所得・雇用のいずれも良し悪しともに減少したようです。
今は、消費者の意見が割れているのか迷っているのかさえ、はっきりしません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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タグ:英国雇用統計 CB消費者信頼感指数