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2019年06月20日
「暁のヨナ」簡単なあらすじと感想
簡単なあらすじ
高華王国の王女ヨナは、幼い頃から思いを寄せていた、優しく穏やかな従兄スウォンに父王を殺され、王国を奪われ、ヨナ自身も殺されそうになる。
ヨナは護衛のハクに助けられ、信託イクスの助言によって進むべき道を決め、ハクと共に過酷な旅に出る事になる。
感想
最初の2話位まではヨナがスウォンへの気持ちに対して、浮かれているだけの感じで、幼過ぎてうざったく感じたのだけれど、国を追い出されてからはぐっと物語に入っていけるようになった。
元々幼馴染みだったヨナ、ハク、スウォンだっただけに、スウォンの国を奪う行為、父王を殺され自分の命も狙われたヨナのショックは大き過ぎ、抜け殻状態になってしまうが、ハクの存在のおかげと、暖かい周りの人達に触れる事でだんだんと立ち直っていく。
信託のイクスに天命についての助言を受け、四龍を探す長い旅にでる。
その旅で、心がだんだんと強くなっていくヨナは、健気で切ない。
ハクの思いや、ヨナの人柄に惹かれる登場人物の心の動きなども、ちゃんと描かれていて面白かった。
ヨナの燃えるような赤い髪がとても綺麗だった。
「デビルズライン」簡単なあらすじと感想
簡単なあらすじ
並外れた身体能力を持ち、人の血を啜る存在を鬼と呼び人々から恐れられていた。
公安五課F班に所属する安斎結貴も鬼であるが、鬼が起こす事件を担当しており、被害女性になりそうであった平つかさと出会い恋人同士になる。
普段は鬼化しそうになると鎮静剤を打ち鎮めているが、血を見ただけで鬼化してしまう安斎は、鬼になる苦しみや痛み、恋人を襲ってしまうかもしれない不安と戦いながら、鬼化をコントロールする方法を模索していくお話。
感想
物語は面白かったが、中途半端に終わった気がする。
恋愛経験がない平つかさが安斎を好きになり、安斎の為に尽くしていく様子はかわいいと思うが、結果的に迷惑もかけているように見えるので、少しイラっとする。
最後はハッピーエンドっということになるのかもしれないが、安斎の鬼化へのコントロール方法もわからないまま終わってしまった。
少し物足りない気がする。