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2016年01月29日

つるバラの剪定・誘引の作業例

冬で忙しくブログが全然…

晩秋から桜が咲く時期まではつるバラの誘引や木立ちバラの剪定、鉢の植え替えの依頼で忙しいです。
(´-`).。oO(ブログが出来ない言い訳ですね)

今回は作業したお客様のお庭の紹介です。

クライミングやランブラーなどのつるバラからシュラブやブッシュ、スタンダードまで色々植えられていますが品種数や株数が多過ぎずバランスがとれています。

image.jpg

メインは玄関横のドルトムント、ハイブリッドコルデシーの伸びる性質を生かした使い方です。

枝の長さは5〜6mあります、バラの図鑑やカタログには何mと記載しているでしょうか?
(つるバラというのはこの品種だけでなく全般的に全く表記が間違っていることが多いので心配な方は専門家に相談しましょう)
下方に咲いているのはスパニッシュビューティです。
昨年の春は暖かい日が続き早咲きのスパニッシュビューティとドルトムントが同時に咲く感じとなりました。

image.jpg

お庭には大きな梅の木があり緑と花のコントラストが素敵です。
中央の白い花のつるバラはつるサマースノー。

自然樹形を基本にしていて、誘引されていない枝は花の重みで枝垂れて咲いています。

image.jpg

開きかけのオレンジがかった橙色の花はロイヤルサンセット。

後ろに見えるオベリスクにはイングリッシュローズのゴールデンセレブレーション。大輪で花弁がぎっしりとした花が沢山咲いています。

image.jpg

高さ3mほどの大きいトレリス1面にパレード。
古い枝も剪定せずに長さを生かし上の桟に誘引することで見応えがあります。
下から見上げるので上の花はうつむき加減に咲くようにすると素敵です。

image.jpg

もう一対の大きなトレリスにはラベンダードリームを誘引しています。

小枝は一切剪定していません。
太いシュートのみ麻紐で留めています。

つるバラの誘引は基本的にどれも大切なのは場所や構造物の形に自然と合う姿の枝を選び太いシュートの基部を主に誘引します。
枝を無理に曲げたり無理に引っ張るのは不自然な姿となり不格好になります。
三次元の枝を二次元に寄せているのですから。

image.jpg

こちらはアーチを二つ使いつるバラのトンネルを作りました。

これは上から撮影しています。花のドームになっていて絨毯のようにさえ見えます。
ローズ色の花はパレード、桃色の大輪花はピエールドゥロンサール、薄桃色の中小輪はコーネリア。

image.jpg

コーネリアも近くで見るととてもキュートな蕾に優しいピンクの花びらをしています。

image.jpg

下から見上げるとこんな感じです。

image.jpg

パレードは下からアーチに枝を使い、長く伸びた枝は壁面から2階の手すりへ。

つるバラは適材適所、構造物の形に合わせて枝を配置しているだけですので理論的には非常に簡単なことだと思います。

枝が多くてバシバシ切り落としてしまうのは良くないことですので如何に枝を使うかを考えることが大切です。

image.jpg

ピエールドゥロンサールも開きかけがとても素敵です。
バラの花は満開の美しさの他にも三分、五分、七分の開き加減の美しさがそれぞれあります。
開ききるとだらしなく咲いてしまうような花にもそこまでの過程で印象に残る姿がきっとあります。

image.jpg

真紅のアルテッシモ。
脇枝を多く出させるようにしていますので枝を立てて使っていても花が下まで咲きます。

image.jpg

アルテッシモもこんなキリッとした感じで咲いてきます。
平咲きのバラも咲いてくるときは近くで見ると美しく、開ききると離れた場所から眺めたときに花の面積が大きく沢山咲いているように見えます。

image.jpg

平咲きといえばこちらのバラ。
メニーハッピーリターンズ。

ウィクラーナランブラーの血が入っている割りに背丈が小さいのですが名前も咲き姿も、とてもなにかワクワクしてしまいますね。

こちらでは目線で咲かせるようにスタンダード仕立てになっています。

image.jpg

2階のベランダにも鉢植えのバラが沢山あります。
ベランダ左側面にも沿ってバラが誘引されているのですが遅咲きのため新緑で茂っています。
下の地上に植栽していますから枝の長さ的には7〜8m以上は枝が伸びています。
(ポールズヒマラヤンムスク ランブラーです)

他にも白花のサマースノーと赤花のアルテッシモの中間辺りには淡桃色のバレリーナが遅咲きでまだ咲いていませんでした。
小輪ですが素晴らしい勢いで咲くのでまさにバレリーナです(^^)

こちらのお客様、今シーズンも誘引・剪定、施肥、鉢植え替えなどお手入れさせて頂きました。

秋から春は誘引や剪定で忙しいですが、仕事に追われそうになっても春に咲くバラの姿イメージを常に頭に持ち余裕をもって作業するようにしています。

またお天気の悪い日などにブログアップしたいと思います。
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