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2014年12月20日

肥料が足りない?

たまにウチのバラは鉄分不足でクロロシスに…
などと聞きますが、微量要素で養分欠乏なんて滅多に起きないから(笑)

1番の養分欠乏になりやすい元素は窒素です。化学肥料が敬遠される昨今、気をつけないと窒素不足になるケースがあります。
窒素不足になると葉が黄色っぽくなります。なんというか鉢とかだとなんか葉が黄色いな〜暑いからかな?とか思う感じでしょうか。

よく成分表などで窒素がどれくらいとか表示されてますけど植物に吸収される割合はその半分くらい、鉢植えとかの場合毎日のように水をあげますから水はけが良いと肥料分も流れていってしまいます。

最近は魚粉や米ヌカ堆肥のように成分表示の無い特殊肥料が増えていてひと株一握りを施肥みたいな、感覚で施肥する製品もあって成分的に は思ったより少なかったり多かったりします。

特殊肥料が悪いとは言わないですけどね料理で言えばレシピが無くて勘頼りってところですね、上手な人ならレシピ本見るより美味しく、下手な人なら毎回違う味の恐怖の料理(笑)

花を付けるにはリンが必要って言いますよね、これは実際に効果のある量が施肥した量の3割未満というのが理由の一つでやみくもに多く施肥は良くないです。
リンを沢山施肥すると今度はそれによって特定の肥料分の吸収を邪魔したりもするのです。
で意外に知られてないのが窒素肥料が不足すると花を付けないということ。確かに過剰に与えると花付き悪くなりますが足りなくても花を付けないという大切な元素です。

あとよく欠乏すると言われるカルシウム、これも実際は配合肥料や複合肥料、特殊肥料では過剰に施肥されているケースが多いです。

マグネシウムは不足している所が多いかもしれません、特に水はけの良い土づくりをすると不足しがちです。
肥料でリンやカリを多めに施肥すると実はカリウムの過剰施肥でマグネシウムを欠乏させてしまうことが多いです。
じゃあマグネシウムも入ってるのを使えば…と思った方いらっしゃいます?それは泥沼にハマりましたね、マグネシウム過剰で鉄欠乏という関係性。

(余談ですが鉄欠乏は石灰を施しすぎてもなります。石灰やマグネシウムを意識的に施肥されてない方は鉄でなくその他の欠乏を疑ったほうが良いと思います。
もちろん鉄分不足が分かるような、植物に対する試薬もありますので農協さんなどに相談されるのが良いと思います)

肥料は必要な量を適量施肥することが大切で少な過ぎても、多過ぎても駄目なんですね。

窒素3:リン5:加里4

だいたい三元素はこの比率で施肥すると良いようです。(場所や地域、人により差はあります)
微量元素は部分的に施肥するのでなく堆肥などの形で土に全面的に混ぜるのが良い方法だと思います。
バラ栽培で牛糞堆肥を使うのも微量要素との関係性が大きいと私はみています。
昔の牛フンはワラなどを利用していましたが現在はおがくずなど。もしカルシウムやケイ素などの元素が不足するようですとこれが原因かもしれません。

普段の肥料の割合が、(N)3:(P)5:(K)4 から大きくかけ離れてる方は要注意です。窒素が足りていない方は見直したほうが良いかもしれません。
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