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2022年08月22日
愛犬に手作りゴハン、良いの?悪いの?
手間も費用もかかりそうだけど、愛犬に手作りゴハンをあげてみよう!
と思い立つのはどんな時なのでしょうか。
愛犬にゴハンを手作りする理由と、
手作りゴハンには、どんな特徴があるのか、
ドッグフードと比較しながらまとめてみました。
愛犬にゴハンを手作りする(したい)理由って?
手軽で安価、その上、栄養バランスに優れているドッグフードを与えている
飼い主さんがとても多いのではないでしょうか?
それでも、手作りゴハンを選ぶ理由に、
・ドッグフードだと食いつきが悪い
・ドッグフードの添加物が心配
・食物アレルギーが気になっている
・家族の一員である愛犬と一緒に食事を楽しみたい
・愛情を込めて作ったゴハンで愛犬の喜ぶ姿が見たい
などがあります。
手作りゴハンの特徴
・食材を自分の目で確かめられる
・新鮮な食材を取り入れられる
・旬の食材を取り入れられる
・水分を食材から摂れる
・保存料などの添加物を避けることができる
・アレルギー食材を避けることができる
・味付けや食材に気をつければ、自分たちと同じ食事ができる
ドッグフードの特徴
・一日あたりの価格が安い
・用意するのが簡単
・栄養、カロリーが計算されている
・総合栄養食ならば、ドッグフードと水だけでOK
・保存がきく
手作りゴハンとドッグフードどっちがいいの?
手作りゴハンとドッグフード、
それぞれに特徴があり、
どちらが良いとか悪いとかではないようですね。
手作りゴハンはとても良さそうですが、
きちんと栄養を摂るためには
愛犬に適した食材の選択やカロリー計算が必要になってきます。
必要カロリーを摂るためには食材の量も多めになり、
その分費用がかかる可能性もあります。
一方で、
原材料を確かめられるので、アレルギー食材や添加物を避けられたり、
新鮮で栄養価の高いものを与えることができたり、
愛犬と一緒の食事を楽しんだりといったメリットもあります。
どちらかに決めなくてもOK
手作りゴハンとドッグフード、どちらにしようか迷ったら、
・ドッグフードにトッピングをする、
・朝はドッグフード、夜は手作りゴハンなど半々にする、
など、どちらか一方に決めなくてもいいかもしれません。
ドッグフードと手作りゴハン、両方の良いところを活かして
飼い主さんの負担になりすぎることなく、
愛犬にも喜んでもらえる方法ではないでしょうか。
一度に手作りゴハンへ切り替えるのは無謀です!
これまでドッグフードだった食事を、一度に手作りゴハンに切り替えると
カロリーや栄養バランスが偏り、愛犬が体調を崩してしまいかねません。
はじめは、ドッグフードに少量のトッピングから始めて、
愛犬の体重や、ウンチの状態、毛つや、他
いつもと違う様子はないか確認しながら、
手作り食材の割合を増やしていってください。
飼い主さんが愛犬のことを一生懸命考えて選んだドッグフードでも、
愛情を込め、手間暇かけて作った手作りゴハンでも、
ドッグフードと手作りゴハンのハイブリッドでも、
飼い主さんと愛犬が幸せでいられる選択が一番だと思います!!!
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2022年08月21日
フードにトッピングで健康アップ!
簡単便利なドライフードですが、熱を加えて作るため、
「水分」と「酵素」が不足してしまいます。
トッピングをちょい足ししてみるとそれらを補えます。
手軽な上に犬に必要な栄養素がバランスよく含まれているドライフード。
愛用している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
更に愛犬の体が喜ぶゴハンにするために、トッピングがお勧めです!
食材のゆで汁や冷ましたお湯で「水分」を加えよう
ドライフードに、野菜、肉、魚などのゆで汁や、
冷ましたお湯を加えてふやかします。おじやみたいなイメージです。
高温のものは、フードや生の食材の栄養素を壊してしまうので、
人肌程度に冷ましたものにします。
肉や魚、豆腐や納豆で良質な「たんぱく質」を取り入れよう
たんぱく質は犬の体をつくる上で、重要な栄養素です。
新鮮な素材のものを選びましょう。
愛犬の体に合う食材をローテーションするのもお勧めです。
基本的には一口サイズにしてあげます。
納豆には酵素が含まれます。
消化の良い、ひきわり納豆か、みじん切りがいいでしょう。
新鮮な野菜やきのこ類で「ビタミン・ミネラル」を補給しよう
野菜やきのこ類はビタミン・ミネラルが豊富な上に水分がとれます。
生でも食べられるものはそのままでも、茹でたりしてもOKです。
生の野菜からは酵素も摂取できます。
野菜やきのこ類は犬にとっては消化しづらい食べ物なので、
必ず細かく刻んだり、すりおろしてから加えます。
主食はあくまでもドッグフードです!
フードの一部をトッピングにする訳ですが、
トッピングを増やしすぎてしまうと、栄養バランスが崩れる恐れがあります。
フードはしっかり与えましょう。
フードだけを与える場合の8割は与えた方がよいでしょう。
カロリーの少ない食材を加えるなら9割にするなど、
全体のカロリーで考えることが必要です。
犬に与えてはいけない食材
人間が食べることが出来ても、犬にとっては危険な食材があります。
中毒や消化不良を起こし命に関わることもあるため、十分注意が必要です。
【危険な食材で代表的なもの】
・ネギ類、ニラ
・イカ・タコ・エビ・カニ
・ぶどう、レーズン
・チョコレート、ココア
・香辛料
・コーヒー(カフェイン)
・アルコール
・牛乳
・火を通した鶏肉の骨 など
これら以外にも、その食材が犬にとって安全かどうか
確かめてから与えてください。
愛犬に食欲がなかったり、
ちょっとした不調があったりした場合、
症状に合わせた食材をいつものドライフードに足してあげることで、
改善してあげられるかもしれません。
ドライフードで主な栄養はとれるので、
完全な手作り食よりトライしやすいのではないでしょうか!
最初は食いつきの良い鶏ささみを少しずつ与えるなどして、
愛犬の体に合っているかどうか、
体重や、ウンチ、オシッコ、毛つや、
などを確認しながら試してみてください。
ちなみに、我が家のトイプードルは茹でた鮭(生鮭)の
トッピングが大好きです。
記念日のケーキにはそれほど興味がないようなので、
最近はもっぱら鮭でお祝いしています♪
2022年08月19日
ドッグフードのラベルの見方
多くの飼い主さんが愛犬の主食にしているドッグフード。
安心安全なものを選びたいけれど、たくさん種類があって、
何を選べばいいか迷ってしまうことはありませんか?
愛犬の健康のためにも、
主要原材料は何か、よくわからない材料が含まれていないか、等など、
パッケージに表記されているラベルを、チェックして選ぶことをお勧めします。
ドッグフードの原材料表記は義務
現在の日本では、
ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)によって、
犬猫用のペットフードには、
添加物を含む原材料を全て表記することが義務付けられています。
主要原材料は最初に表記されています
原材料は割合の多い順に記載することになっています。
犬は動物性たんぱく質の多いフードの方が消化がしやすく体に合っています。
メインが動物性たんぱく質のものを選びましょう。
ごまかし表記に注意
中には、同じ原材料でも名称を変えて分割して表記することで、
たんぱく質の順位を意図的に上げるといった、ごまかし表記も存在します。
例えば、「@鶏肉A小麦粉B米CとうもろこしD全粒小麦」という表記があったとします。
一見すると鶏肉メインのフードに思えますが、
よく見てみると、AとDの原材料は同じ小麦であり、
@鶏肉よりも、実際は小麦の占める割合が高い可能性があります。
原材料は明確に表記されている方が安心
主要原材料には「副産物」や「ミートミール」といった記載もありますが、
これらには動物の筋肉や脂肪以外の部分(毛やくちばしなど)が
含まれている可能性が高く、実際のところが良く分かりません。
やはり「肉類」「副産物」「ミートミール」などではなく、
チキン、ラム、ビーフなどと明確に表記されている方が安心だと考えます。
添加物について
ドッグフードを一定期間保存するには、酸化防止剤などの添加物が必要です。
専門家ではないので詳しいことは言えませんが、長い間食べ続けることを考えると、
合成添加物(BHA、BHTやエトキシキンなど)よりも、
ビタミンCやトコフェロール(ビタミンE)、ローズマリー抽出物などの
天然由来の成分の方が安全だと考えます。
目安として、賞味期限が長い程、安くて効果の高い添加物(発がん性があるものが多い)
であることが多いようです。
また、フードの着色は飼い主さんの購買意欲を高めるためのものです。
犬はフードを匂いで感じます。
何も着色されていない茶色のフードでいいのです。
良いフードは愛犬の体が教えてくれます
最大のポイントは、愛犬と相性が合うかどうかです。
フードが体に合っていれば、元気で目が輝き、毛づやがよくなります。
消化吸収に優れたフードであれば、
ウンチの状態は適度な硬さで、量も少なくなります。
答えは愛犬が教えてくれるのです。
ラべルを読み解くことで、納得のいかないフードを買わなくて済みます。
愛犬の健康を守るための良質なフード選びに、役立てていただけたら嬉しいです。
2022年08月18日
愛犬がゴハンを食べないのはワガママのせい?
犬といえば、いつも腹ペコ。餌をだせば喜んで食べるはず!と思いきや、
ゴハンをあげてもなぜか興味を示さずプイっと横を向いてしまう。
でも体の調子が悪そうでも、どこか痛そうでもないのになぜ?ということはありませんか?
それは愛犬のワガママのせいかもしれません。
おやつは喜んで食べます!
あなたの愛犬は、
ドッグフードは食べないけど、おやつには目がありません!とか、
ドッグフードの上にのせたトッピングの鶏ささ身だけは食べます!
ということはないですか?
我が家のトイプードルも3歳ぐらいまでは食べムラがあり苦労しました。
おやつやささ身を食べてればいいじゃない?という声もありそうですが、
やっぱりバランスよく栄養がとれるドッグフードをモリモリ食べてもらいたいのです。
ワガママってどんな気持ち?
愛犬は、これまでの経験からゴハンを食べなければ
他の美味しいものが出てくると学習したのです。
他の美味しいものとは、
新しいフード、おやつ、トッピング、人間のご飯等など、魅力的なものばかり。
愛犬は待ってしまうのです。
飼い主も、愛犬に何とかゴハンを食べてもらいたくて、
手を変え品を変え頑張ってしまいます。
しかし、それではいつまで経っても栄養たっぷりのドッグフードを食べてもらえず、
大切な愛犬の健康に支障が出てしまうかもしれません。
ワガママによる偏食をなくす方法
・一度出したゴハンを30分程しても食べなかったら片づける
かわいそうに感じるかもしれませんが、
次の食事までおやつなど何も与えないようにしてみましょう。
次第に「今食べないと代わりの食べ物は貰えないんだ」と理解し、
段々と食べるようになるはずです。
※この方法は健康で元気な成犬に限って試してみてください。
パピーや老犬、持病のある犬が食べない時は、
栄養不足で深刻な状況になることも考えられるので、
獣医さんに相談してください。
・少しでも食べたら、たくさん褒めてあげる
「ゴハンを食べることは良いこと」と教えてあげることも大事です。
但し、食べている間の声かけは飼い主さんと遊んでいると勘違いしてしまい
逆効果になるかもしれません。
・ドッグフードをふやかす
ドッグフードを水やぬるま湯でふやかして、
食感を変えたり、匂いを強くすることで、興味を持たせる方法もあります。
熱湯をかけるとドッグフードの栄養価が損なわれることもありますので注意が必要です。
健康な成犬でも、2日も3日もゴハンを食べなかったら、
一度獣医さんに相談することをお勧めします。
それで問題がなければ安心して方法を試すことができると思います。
大切な愛犬に健康で長生きしてもらうためにも、
根気よく向き合って偏食をなおしていただきたいです。
ちなみに、我が家の愛犬は、元々食にあまり興味がないタイプで
何が何でも食べたいという感じではありません。
気分がのらない時に、たくさん盛られると「ウッ」ってなるみたいです。
そういう時は、ふやかした少なめのドッグフードに、
少しだけ鶏ささ身をトッピングしてあげると、ゆっくりゆっくり食べています(苦笑)。
性格がそれぞれ違うように、食欲が旺盛な子もいれば、食が細い子もいますよね。
また、年齢や環境によっても変化するものです。
私自身、これからも試行錯誤して、
その時の愛犬にとって良い方法を見つけていくのだと思います。
愛犬の可愛いワガママゆえに食べなくなった理由と解消法でした。
お役に立てたら嬉しいです。
ワガママ以外の食べない理由も少しだけ
もちろん、ワガママ以外にも犬が食べない理由は多々あります。
主な理由は、
・病気や怪我による体調不調
・ストレスで食欲がない
・ドッグフードを新しいものに変えた
・成長期が落ち着いた
・加齢によるもの
などです。
一番心配なのは、病気や怪我による体調不良ですよね。
いつもと様子が違ったら、すぐに獣医さんに相談してください。
これらのことについては、また別の機会に考えてみたいと思います。