このブログは
アガサクリスティーが好きすぎて
無人島になにを持って行きたいかと聞かれたら
「アガサクリスティーの本」と答えるくらいの熱量があります
この本のこの作品のココが好き
または
この本のこういう所が見所!
というのを紹介していくブログです
自分の独断と偏見で★を付けていますが完全好みの問題なので、皆様とは違う価値観かもしれません。
ご容赦願います
このブログの最初はこちら
パーカーパイン登場
アガサのユニークな探偵小説度 ★★★
有名度 ☆☆☆
軽くポップに読める度 ★★★
無人島に持って行きたい度 ★★★
パーカー・パインの事件簿 創元推理文庫 / Agatha Christie アガサクリスティー 【文庫】 価格:990円 |
パーカー・パイン登場 ハヤカワ文庫 / Agatha Christie アガサクリスティー 【文庫】 価格:1012円 |
この本の紹介
あなたは幸せ?
あなたが不幸せなら
パーカーパイン氏に相談を!
そんな広告があったら、連絡しますか?
私だったら、
怪しくて絶対に連絡しませんね!
申し訳ないけど、
このご時世だとだまされる予感しかしません。
アガサの時代は
こんな危ない広告があったんでしょうか?
それは疑問ですが
とにかく、
この広告を出している
探偵事務所のボスが
パーカーパインなのです。
依頼人を幸せにしてくれる
探偵事務所なのですが、
その方法が独特なのです。
まず、自分は動きません!
イスに座って指示するだけ!!!
でも、一番大事な、
依頼人を信用させる
雰囲気と説得力があります。
そこで私は、ハッとするのです。
オフィスのボスの一番の仕事って、
依頼人からの仕事を
逃さないことじゃないだろうか?
そうならば。
このパーカーパイン氏というのは、
非常にやり手なわけです。
ほら、
興味が沸いてきませんか?
ハッキリ言って、
アガサクリスティーの
作品の中では知られてない?と
不安に思います。
私が長いこと知らなかった
だけかもしれませんが。
しかし、
コレが妙に面白いのです。
探偵ものとしたら異色です。
ポアロが
殺人事件などの刑事事件を
扱う探偵だとしたら
パーカーパインは、
浮気とか家庭の不和とか
民事事件が多い
探偵といったところでしょうか。
ちなみに
パーカーパインのビジュアルは
・度のキツいメガネ
・目には輝き
・頭は形の良いスキンヘッド気味
・図体はデカい
・人を安心させる雰囲気
コレをみると
ポアロの
メガネをかけた感じかなと思います。
ポアロと似てる?
感じがしないでもありません
(双子?兄弟?まさか!)
そして驚くべき事に
作家のオリヴァと
組んでる描写も出てきます!
世間って狭いですねっ?て
アガサの作品なんだから
あり得えていいんですけどね?
でも私の独断と偏見ですが、
実はアガサクリスティは
ポアロよりも
このパーカーパインの方が
好きなんじゃないか
と感じたりします!
でもなぜかポアロほどは
作品は多くないから、
当時はそんなに人気が
出なかったのでしょうか?
事件もポアロが扱うよりは
家庭的になりがちだから
というのもありますが、
ユニークな作品だと思いますよ!
(余談ですが
日本の俳優さんで
考えてみると、密かに
橋克美さんに
ぴったりじゃないかと思っています)
依頼人を幸せにする探偵の
ちょっと変わった話を
読んでみたい方は
是非おすすめします。
短編集ですから、
サクッと気軽に読めます!
夏休みの読書に
ぴったりかもしれません
そして
そんなパーカーパイン作品が
私は大好きなんですけどね!
パーカー・パイン登場 ハヤカワ文庫 / Agatha Christie アガサクリスティー 【文庫】 価格:1012円 |
短編集の中には
12編の作品があります
私の独断で、
面白さに★をつけました
中年夫人の事件 ★★★
退屈している軍人の事件 ★☆☆
困りはてた夫人の事件 ★☆☆
不満な夫の事件 ★★☆
サラリーマンの事件 ★☆☆
大金持ちの婦人の事件 ★★★
あなたは欲しいものをすべて手に入れましたか? ★★★
バクダッドの門 ☆☆☆
シーラーズにある家 ☆☆☆
高価な真珠 ★☆☆
ナイル河の殺人 ★★★
デルファイの神託 ★★★
最後の”デルファイの神託”は
願わくば、是非映像化を
してほしい作品です。
でもそれが
難しい作品なんですけど、
最後を飾るにふさわしい
面白さがあります。
耳で聞くならこちらを♡
自分と周りに優しいイヤホンも
価格:3680円 |
価格:1980円 |
耳の穴を塞がないから良いのです
(充電中です)