2019年01月25日
個人事業口座を開設すると
個人事業の銀行口座開設
個人事業主になれば、個人事業用の銀行口座を開設しましょう。
個人事業を開業したら、個人事業用の銀行口座を開くことはとても重要です。
事業を開始すると、消耗品や旅費などの経費、取引の入出金、家賃、公共料金など、多くのお金が出入りしますので、個人名義の銀行口座のままだと、個人で使用したお金か、会社で使用したお金か、区別がつかなくなります。
個人事業の経理処理で一番のポイントは、仕事上のお金の出入りとプライベート用のお金の出入りをキチンと分けることです。事業の採算管理や確定申告の際にも必要となりますので、個人事業用の銀行口座の開設は、なるべく早めに行っておきましょう。
できれば、事業で使う費用で口座から自動引き落としされるものに関してはこちらに統一しておきましょう。
屋号での銀行口座開設
個人事業主が屋号のみで銀行口座を開設するには結構なハードルがあります。都銀を中心に、多くの銀行では、屋号のみでの銀行口座の開設は難しいようで、多くの銀行では、屋号付きの個人名義(屋号+個人名)というパターンになります。
どの銀行を選べばいいのか?
個人事業用の銀行口座を開設するといっても、都市銀行、地方銀行のほか、さまざまな銀行があります。
将来的に、銀行からの融資を受けたいと思っていたり、事業を拡大させたいと思っているなら、地元の地方銀行や信用金庫・信用組合などの中小バンクで個人事業用の銀行口座を開設したほうが無難です。
地銀や信金などの中小バンクは、メインの顧客が地元の中小企業や個人事業主であるため、個人事業主であっても親切に対応してくれます。また、都銀よりは融資などの相談に柔軟にのってくれると思います。
当面は借入の予定がなく、売上の入金や仕入代金の支払などがメインの場合は、ネット銀行がおすすめです。ネット銀行の多くは、振込手数料 が安く(一部では無料)、入出金は全国のコンビニのATMで無料で行えます。
取引の履歴が、CSVファイルでダウンロードが可能ですので、記帳を する際や確定申告際に大変便利です。
ネット銀行とは?
店舗や窓口を持たず、通帳を発行しないインターネット専用の銀行です。
ネット銀行は自宅やオフィスのパソコンから素早く簡単に振込や支払等ができるので、口座を開設しておくと日常の生活や個人事業主にとって大変便利です。
無店舗で運営コストを削減しているため、金利(普通貯金、定期貯金)が高く、振込手数料や引き出し手数料などの各種の手数料は安くなっています。
ネットバンク同士であれば24時間、土・日・祝日問わず振込等が反映されます。
現在では、インターネットでサービスを提供する金融機関が年々増えており、ネット銀行の口座数も急増しています。
楽天銀行
楽天銀行(旧イーバンク銀行)は日本最大のネット銀行。
ジャパンネット銀行
三井住友銀行グループで、日本初のネット銀行。ネット決済のシステムが充実しており、セキュリティもトップクラスなため、ネット通販では定番のネット銀行です。
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