2020年07月09日
盗まれやすい車! 共通する特徴が! 自動車盗難から愛車を守る方法?
盗まれやすい車!
共通する特徴が!
自動車盗難から愛車を守る方法?
依然として絶えない自動車盗難!
出先でまた、自宅の駐車場から大切な愛車が盗まれる!
盗まれる可能性が高い車種や、盗難に遭わないための対策法?
年間7000台以上が自動車盗難に!
被害に
自分は大丈夫と甘く考えていると、いつクルマが盗まれかわかりません
海外で知らぬ間に売りさばかれてしまうかも?
どのようにして対策するのが良いのか?
自動車盗難の現状と有効な対策法?
自動車盗難と聞いても、あまりピンとこない!
治安がいい日本でも実際に起こっている犯罪です
2011年の2万5238件をピークに年々減少傾向にあります
2019年は7143台が盗難被害に遭っています
2019年の内訳
キーを挿したままでの盗難は1801件
キーを抜いた状態が5342件
オーナーが長時間クルマから離れたのを見計らって盗難されている
また車両本体だけでなく、近年では高額な装備のカーナビや、ほかの犯罪への転用目的でナンバープレートの盗難もある
なにが盗まれるか分からない状況です
犯罪グループが組織的にクルマを盗み、ヤードと呼ばれる保管施設へと運び込んで解体された後
海外へ不正に輸出されるパーツにされたり
盗難車のパーツをほかのクルマと合体させることで経歴的にはまっさらなクルマとして再登録されてしまうケースもある
300万円以上の高額車の比率も高まっており、自宅や出先の駐車場で駐車している高級車なども、盗難グループにターゲットとして狙われている
どんなクルマが盗まれやすいの?
1番盗難被害が多いのがトヨタ、プリウス793台
2番目がトヨタ、ランドクルーザー654台
3番目がトヨタ、ハイエース368台。
4位がレクサス、LS272台
5位がトヨタ、アルファード261台
レクサスを含めて5位まですべてトヨタ系という結果です
盗難車として売りさばくには、
国内だけでなく海外でもトヨタ人気が高いという証拠です
ランドクルーザーやハイエース、アルファードなど、大型SUVやミニバンが狙われている傾向です
LSなどの高級車は、セキュリティもしっかり装備されているにも関わらず盗難被害に遭っているということから、最新のセキュリティ対策が施されたクルマでも盗まれる可能性があるということ!
自動車盗難
いくつかの特定地域での発生率が高い
地域別で見ると
茨城県、大阪府、千葉県、愛知県、埼玉県、神奈川県といった順で、盗難被害が集中している
特定地域の多くに共通する特徴!
都市部につながる大きな幹線道路がある
大きな幹線道路が(海外へ輸出便が発着している)港まで続いている
工場や倉庫などが多い
交通量も多く人も多い割に歩いている人よりクルマ利用が多い
盗んだ後すぐに海外に持ち出せるのに便利なエリアでの被害が多い
自分の愛車の駐車場が上記に該当するような場合
よりセキュリティの高い防犯対策を考えておくべきです
人だけでなくクルマの数も多い東京都ですが、地域別では10位にも入っていない
のは駐車場がある建物自体の最新設備が整っており、またセキュリティカメラなどや歩行者(=目撃者)も多く、深夜でもパトカーなどが巡回する率も高めだからか?
ドアロック&ハンドルロック以上の防止策が有効!
自動車盗難の主な手口
・窓の隙間から針金などを差し込み、ドアロックを解錠し、車両に侵入・ハンマーなどで窓ガラスを破壊し、車両に侵入
・工具を使ってドアロックを解錠、ステリングロックを破壊してエンジンを始動
・車体に隠してあるスペアキーを探し出す
・住居に侵入し、クルマのキーを盗みだす
・レッカーやけん引車で車両ごと持ち去る
・クルマを預かる業者になりすまし、キーを受け取る
最近はスマートキーの普及で、スペアキーを車体に隠す人は減っていると思われますが、窓ガラスを破壊して車内に侵入する、レッカーなどで丸ごと盗み出すなど、かなり荒っぽい手口もあります
この手口に対して、推奨する防衛策
・確実な施錠
短時間でもクルマから離れる場合はキーを抜き、ハンドルロック&ドアロック
・イモビライザーの装着
キーに内蔵された複雑な暗号コードをクルマのコンピュータが照合し正規のキー以外ではエンジンがかからない防犯システム
純正が多いですが、後付けタイプもあります
・盗難防止機器の活用
衝撃センサー式警報装置やハンドル固定装置、ホイールロック、GPS追跡装置などを装着し、盗みにくくする
・車内に貴重品は置かない
駐車するときは、貴重品は持ち歩くほうが安全な場合があります
夜間の駐車はすべて持ち出したほうが安全
オーソドックスな対応策ですが
自宅だからと施錠し忘れたり、少額でも小銭などが目につくところに残されているだけで、狙われるケースも!
盗まれた車種を見ても分かるように、しっかり施錠していても盗みのプロは突破する技を持っています
空き巣と同様、盗難に時間がかかる車両は盗み出されにくい傾向にあるため
昔ながらのハンドル固定装置などは解錠に時間がかかるものをひとつでも用意しておくと、被害に遭う確率は下がりそう!
スマートキーでの盗難!
スマートキーの電波を傍受し解錠やエンジン始動をさせる、リレーアタックと呼ばれる手口も増えています
スマートキー装着車はイモビライザーも搭載されているケースも多いのですが、専用の機材で発信される微弱な電波を増幅させ
近くにキーがあるとクルマに錯覚させるので、イモビライザーも認証してしまうタチが悪い犯罪です
イモビライザー自体の盗難防止効果は高いといわれていますので、スマートキーの電波を遮断するのが手軽かつ有効なので、お菓子などが入っていたアルミ缶や、調理用のアルミホイルでスマートキーを包むだけでもかなり効果は高いです
急速に開発が進んでいるコネクテッドカー(ネットワークに常時接続され、さまざまな情報を受け取ることができる装置を搭載したクルマ)
クラウド上の情報をもとに自動運転や快適な運転補助、車両管理や走行管理までをおこなう
2035年には販売される新車の96.3%がコネクテッドカーになるという試算もありますが、コネクテッドカーが利用するサーバーのハッキング問題も!
今までのように1台ずつの盗難でなく、一度に複数のクルマが盗難被害に遭ったり、あえてエンジンを路上で停止させて道路などの社会インフラをストップさせることも可能になってしまうのかも?
実際に、2人のホワイトハッカーが、ジープ、チェロキーのオーディオシステムから侵入し、プログラムを書き換えて遠隔操作する実験も公開された
最近のクルマはデジタルを活用し便利になった半面、用意されたセキュリティを突破されると意外に脆弱な部分が露呈してしまうこともあります
自分で出来る範囲の対策をすること
自宅の駐車場であっても慢心せずに、少しだけ防犯意識を高めておくと安心です
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