2020年03月15日
やりがち操作方法の間違い! 信号待ちで PやNに入れちゃダメ!?
信号待ちで
PやNに入れちゃダメ!?
やりがち操作方法の間違いとは?
クルマの運転に慣れている人のなかに
信号待ちなどでAT車のシフトレバーを「D」レンジから「P」や「N」レンジに入れる癖のある人
その操作方法はクルマのトラブルに繋がるかもしれない?
信号待ちで!
シフトレバーは動かす?
動かさない?
信号待ちや渋滞で停車中
AT車のシフトレバーを
D(ドライブ)レンジから
P(パーキング)」や「N(ニュートラル)」レンジに入れる癖がある人
それは間違った癖なのです
信号待ちや渋滞などでシフトレバーを「D」から「P」や「N」に入れる癖のある人は実は意外と多く、AT車において、駐車するときにはシフトレバーをDレンジからPレンジに入れて駐車をします
信号待ちのような、駐車ではなく停車の場合の正解は!
Dレンジのまま動かすべきではないというのが正解
AT車はMT車のように、NレンジとDレンジを頻繁に変えるようなシフトチェンジを想定して作られていないのです
信号待ちや渋滞のたびにシフトレバーをDレンジからPやNレンジに入れることを繰り返していると、トランスミッションに無駄なダメージを与えてしまう
最近のクルマは頑丈になっていますから、多少のことでは壊れませんが、
停車中にNレンジやPレンジに入れてしまう癖の人は
もともとマニュアル車に乗っている人が多い
Dレンジに入れたままでも壊れることはない
NレンジからDレンジに入れてすぐにアクセルを踏んだりするようなことを繰り返せば、ミッションに何らかのトラブルを生じる可能性もある
AT車は、MT車と比べて手間がいらず誰でも容易に運転操作ができ、自動的(オートマチック)に最適なギアに切り替えてくれます
運転中はシフトレバーをDレンジに入れておくことが、クルマに最も優しい
国産車では重大なトラブルになることはないです
一部の輸入車はデリケートで、ミッションに負荷を与える操作は避けたほうが良い
フォルクスワーゲンやアウディなどの輸入車で採用されているミッションでは、マニュアル車のようにクラッチが付いた構造のミッションもあり、信号待ちのたびにPレンジやNレンジに入れ、発進のたびにDレンジに入れることを繰り返すと、ミッションに衝撃と負荷を与え、故障の原因になるかも?
ATミッションのクルマで、交差点で停車するたびニュートラルにすると、万が一エンジン回転が高い状態でDレンジにシフトしてしまうと大変危険、大事故にもなりかねません
万が一の事故を防ぐ意味でも、運転中はDレンジに入れたままが望ましいのです
車種によってはDレンジでなければ使えなく機能も?
車種によっては、Dレンジから動かすことで使えなくなる機能もある
最近のクルマでは、回生ブレーキといって、ブレーキを踏むことでクルマのバッテリーを充電する機能があり、車種によっては、ブレーキで減速する際にNなどのDレンジ以外にシフトポジションがあることで、回生ブレーキの機能がキャンセルされてしまう可能性もあるのです
ブレーキペダルを踏んで減速すると、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられ、摩擦力によってクルマを減速しますが、回生ブレーキでは、ブレーキペダルを踏むとクルマのモーターが減速するエネルギーを電気に変えて、バッテリーを充電
減速する際に、シフトレバーをNレンジに動かしてしまうと、回生ブレーキが適切に機能しなくなってしまいます
プリウスなどのハイブリッドカーはNだと回生ブレーキが効かない可能性も?
マニュアル車に乗っていた人は
信号が赤になると無意識的にシフトをNレンジにして駆動力を切り、惰性で走行することもあるようですが、最近のクルマではそうする必要がないよう、Dレンジでも駆動力を切る制御をおこなうクルマも少なくないのです
トヨタのプリウス、アクアのようなハイブリッドカーや、電気自動車では、むしろ走行中はDレンジに固定して、ちゃんと停止するときに初めてPレンジにいれた方が、結果的にクルマやバッテリーが長持ちする
クルマにとって正しくない運転を繰り返していると、劣化が早まったり、思いがけない故障に繋がる?
長く乗るためにも、正しい運転方法で、可能な限りクルマに負担をかける運転はしない
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