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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年02月01日
『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』 飛天龍華編 part1
 




今日はいなづ様から頂いた差分画像とSS『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』の第3話をUPしようと思います。今回は、差分画像が多いですね。より物語に入り込めて嬉しい限りです。いなづ様、いつもありがとうございます。

 まだお読みになっていない方や覚えておられない方は、最初にUPした『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』 と 2話目の桂川圭編←をクリックしてお読みになることをおすすめします。

 これからもいなづ様のSSと、他の作者様のSSをよろしくお願いいたします。

 それではどうぞ♪









注意! この文章と画像には官能的表現が含まれております。
(ご覧になる方は、自己判断でお願いします。)







高校の運動部の朝は早い。太陽が地面を照らすようになるころには、すでに始まっている部活動も1つや2つではない。
その中で剣道部は決して早いほうの部活ではなかった。が、それはやたらと早い連中に対しての比較であり、他の多くの運動部と比べたらやっぱり早いものではあった。ただし一年生限定で。
下っ端の一年生は上級生が来る前に専用の道場を掃き清めておかなければならない。もし上級生が一人でもくる前に掃除が完了していなかったり、上級生より遅く来る一年生があったりすればそれは即シゴキの対象であった。これは男子剣道部も女性剣道部もそうかわりはしない。
だからこそ一年生は日が昇るや否や学校へと駆け出していき、いじわるをしていつもより早く出てくるような先輩に負けないように神速の疾さで道場に入り込んで掃除を完了させるのだ。まあ、これも運動部特有の下級生へ受け継がれる伝統のようなものだろう。
その日も女子剣道部の一年生は埃取り、ゾーキン掛けと所定の掃除をちゃっちゃと行い、間もなく来るある上級生を心待ちにしていた。
彼女は必ずどの上級生よりも先に道場へと上がりこみ、しかもその時間は毎回ほぼ変わることが無い。それにあわせる為一年生達は常に早起きと掃除の時間の短縮に迫られ、そのため掃除の腕はめきめきと上達していった。剣の腕より掃除の腕が上がってもあまり意味は無いのかもしれないが、あがってしまったものは仕方が無い。
時計の針が6時40分を示した。と、同時に道場の扉がガラガラと開かれた。今日もいつも通りだ。

         「「「「「おはようございます!飛天部長!」」」」」











     「ああ、おはよう」












一年生たちが一斉に腹の底からの大声を出して挨拶すると、切れ長の瞳から周囲に強烈な威圧感を放っている女子剣道部部長、飛天龍華は下級生達に軽く会釈をした。
これが、天童学園高等部女子剣道部のいつもの一日の始まりの様子だった。

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