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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2008年12月19日
地球防衛軍2 ミオ偏
注意! この小説には官能成分が含まれております。


これはペイルウィング第3部隊が、
第2部隊を調査しにいく30分前の話である。




ペイルウィング第2部隊は、今作戦の先発隊として地下洞窟を進んでいた。

イクシオンやプラズマランチャーを装備していた彼らにとって、
巨大生物(蟻)は雑魚に等しかった。
もちろん武器が強いからといって、彼女らは油断しているわけではない。
少しでも油断すれば、巨大生物の強力な酸を浴びてしまうからだ。
(サンダアアアアー!)

第2部隊は隊長であるミオを先頭とし、
イズナーを前方に発射しながら進んでいると、

「撃ち方やめ! 」

ミオの号令で、一緒にイズナーを撃っていた部下達が撃つのやめると、
そこには大きな縦穴があった。

ミオが足を止め、その縦穴を除くと
奈落の穴とでも言えるような穴が、真下に続いていた。

「ここを行くしかなさそうね」

ミオはインカムのスイッチをONにすると、本部に連絡した。

「こちら第2部隊から本部へ、
 巨大生物がいると思われる縦穴を発見した。
 このまま第2部隊は縦穴に降りて、作戦を続行する。
 以上だ」

『こちら本部。了解しました』

「準備はいいわね。みんな行くわよ! 」

その掛け声とともに、奈落の穴に飛び込んだミオは、
ホバリング飛行でゆっくりと下に降りていった。
部下達もそれに続いて奈落の穴に飛び込んでいく。

ミオがイズナーを構えて降りていると、
下から高速に飛んでくる白く細長い物体が目に入った。
もちろんそれに気付いたミオは、左に緊急回避をして、
細長い物体が飛んできた方向にイズナーのトリガー引く。

銃身から電撃が射出されると奈落の穴へと閃光が走っていった。
電撃の光に照らし出されたのは、巨大な蟻とはまた違い、
8つの目が2列に並んでおり、腹部から8本の足が生えていた。
それはまさに巨大な蜘蛛である。

今までは、巨大な蟻やUFOしか遭遇しなかったEDFだったが、
ここに来て新たな新種の巨大生物、凶虫バゥが現れたのだ。

“この縦穴じゃ分が悪いわね”

「みんな、新種の巨大生物よ! ここじゃ分が悪いわ!!
 早く上に上がって! 」

突然のミオの掛け声とともに、上昇していく第2部隊は、
下線へと一斉放火しながら縦穴の入り口へと戻ろうとした。

しかし、凶虫バゥのスピードは速く、
壁をはねて、雷撃やイクシオンの弾を回避していく。

なんとか入り口までたどり着いた第2部隊は、
そのまま飛行形態で来た道を戻ろうとした。
しかし背中のウィングの警告音が一斉に鳴り始めたのだ。

それはエネルギー切れに近いことを表しており、
武器も装填されたエネルギー分しか使えないということだった。

「みんな、ここで迎え撃つわよ! 」

地面に降り立った第2部隊は、蜘蛛の足音が近づいてくる方向へと銃を構えた。

「イズナーを持ってる娘は、10秒後に発射よ。その間にイクシオンや
 プラズマランチャーを持ってる娘は、チャージに専念して! 
 イズナーのエネルギーがなくなったら、
 今度はイクシオンとプラズマランチャーで弾幕をはって!
 それの繰り返しでここを乗り切るわよ。いいわね! 」

『了解!! 』

“さあ来なさい、化け物。 このイズナーで黒こげにしてあげるわ”

ミオの指揮により10秒後にイズナーを発射した第2部隊。
そのあともイクシオン、プラズマランチャーで弾幕をはって、
近づいてきた蜘蛛達は、紫色の血を撒き散らしながら散っていった。

“よし、これなら”

ミオや第2部隊の面々は、誰もが思っていただろう。

同場所で迎え撃ってから1分が経っていた。

「よし。そのまま前進よ! 」

ミオの指揮で、今まさに進もうとしていた、その時。

「きゃああああー!! 」

第2部隊の後方で、エネルギーチャージをしている娘から悲鳴があがった。

誰もが悲鳴の方向へと振り向くと、身体半分以上を蜘蛛の糸に巻かれて、
しゃべることも身動きも出来ない1人の娘がいた。
その糸に巻かれた娘の後ろに、あの大きな蜘蛛がいたのだ。

“こ、こいつら。後ろに回って挟み撃ちをしたのか。
 たかが虫にそんな頭脳があるなんて…”

「こんのおおおおおー! 」

糸に巻かれた娘の近くに、1人の女隊員が激怒した。
そしてプラズマランチャーを蜘蛛に向けて、引き金を引こうすると。

「待て! はやまるな! 」

ミオは冷静だった。
プラズマランチャーは広範囲武器で、近距離で撃つとどうなるか。
しかし冷静ではない女隊員は、引き金を引いてしまう。

プラズマの塊が、ゆっくりと蜘蛛の方へと向かっていくと、
そして目の前で閃光が広がった。

『きゃああああああああー!! 』

プラズマが当たった部分から爆風が起き、
第2部隊も蜘蛛も吹き飛ばされ、あたりは爆弾テロが起きた後のような
静けさになった。

数分後…

ミオは意識を取り戻し、辺りを見渡すと
他の第2部隊の面々が、互いに助け合って応急処置をしているところだった。
なんとこの事故で死人はおらず、ほとんどの隊員が負傷していただけだった。
しかし後方にいた隊員たちの傷は深く、とても戦闘に参加できる状態ではない。

“今ここで、巨大生物が来たら…”

第2部隊の誰もが思っていた不安が、今まさに起きようとしていた。

暗闇の奥で、何個もの赤い目が近づいてくるのが分かる。

「立てる? 早くここから退避しなきゃ」

ミオは打撲ぐらいだったので、足を負傷した隊員の肩を掴んで、
歩くのを手助けした。

「みんな武器を持って。急いでここから退避するわよ。
 本部! 本部! こちら第2部隊の隊長、ミオです。
 応答願いします。本部、応答を!………………………………」

『こち……………ぶ。状況を……こく……せよ! いったい…………」
 
「くそ! インカムが壊れてる。
 インカムが使える者は、本部に状況を報告。応援を呼んで!
 歩ける者は、歩けない者の手助けを、戦闘に参加できる者を、それの援護! 」

その時だった。
至る所で、イズナーやイクシオンの発射音がすると、何人かの隊員が巨大蜘蛛と交戦し始めたのだ。
しかし戦況はあまりにも不利で、放射中までは耐えしのいでいたが、エネルギーチャージが始まると、
一気に蜘蛛の糸が飛び出してきたのだ。

ある者は、一瞬で体中を巻かれて身動きが取れなくなったり、
またある者は足だけ糸に巻かれて、そのまま奥に引きずり込まれる者いた。
ミオ達も、あっという間にその糸の絡まれ、繭にされていくのだった。
(繭といっても、両手と口を塞ぐだけのもの)

“う〜ん… こ、ここは……………………。 私、糸にまかれて…。

ミオは拘束された体で辺りを見渡すと、至る所で喘いでいる部下が目に入った。
それは、蜘蛛の下腹部から伸びている触手? 産卵管のようなものが、彼女達の下腹部へと続いていたのだ。
それが脈動するたびに彼女達は喘ぎ、気持ちよさそうな顔をしていき、しだいには。

A子 「あああん! もっと、もっと奥までぇ!! 」

B子 「なにか、なにかくる! ふぁああああぁぁぁああん」

“これは、いったい…”

ミオの顔が青ざめ、いっこくも早くこの繭からぬけだそうとした。
しかし繭は粘着質が高く、いくら引っ張ってもまったく破けることはない。
するとミオが、背後に大きな気配を感じ取り、ゆっくりと振り向いた。
そこには彼女達を襲っている同じ大きさの蜘蛛がいた。
それはまさに、ミオの順番が来たということなのだ。

「いやあああああああ!! 」

ミオは、目の前の蜘蛛から逃げようと這いづくばって逃げようとした、しかし。

「うっ! 」

それは突然の出来事だった。
ミオは下半身に奇妙な感覚を覚えそれを覗き込むと、それは他の部下達と同じように、蜘蛛から伸びていた触手が、
ミオの秘所にも突き刺さっていたのだ。

「ひいやあああああああああああああああああ!! な、なによこれえ! はやくはずせ!!! この化け物! 」

しかしその触手は外れるどころか、奥へ奥へと進んでいき、

「ああぁぁぁぁああぁぁ…………………」 

あっという間に女の神聖な場所まで辿りついた。

「ううう……………………。 はやく、はやくはずしてよぉ。 ううう… 」

ミオが泣きじゃくりながら悲願したが、もちろん外れることない。
すると触手が脈動しだし、ミオに紫色の液体を送り始めた。

「ひゃ! あ、熱い!! お腹の中が、熱い!! 」

最初は下腹部に熱さと奇妙な感覚だけを受けたミオだったが、
それが送られるたびにミオの顔が火照り始めた。

そして流し込まれ続けて、数十秒後。

「ひいいいい! な、なにこれえ!? 気持ちよすぎ! ひゃはははは…… 」

もうミオには抵抗する気力もなく、未知の快楽に成すがままの存在となっていくだけだった。
もちろん他の部下達も…。

数分後…


「大丈夫……………か! いったいなにが…………………です! 」

“うん? 誰か呼んでる。 あ、第3部隊の飛鳥隊長か。 どうしたのそんなに騒いで?………………………………
 そうだ! 私、蜘蛛に犯されて意識が…………………”

ミオは、任務中だというのに蜘蛛の化け物に犯されて、ひいひいよがっていた自分に対して、
言葉を失わずはいられなかった。

その時だった。ミオの意識に変な感覚が流れ込んできたのだ。
それはインベーダーが、他の星々を侵略していく映像で、蜘蛛が他の種族の生物を犯しては、仲間にしていく物だった。

“うそ…何よこれ!! 冗談じゃないわ! 私がこいつらと同じように? …………嫌よ。 何で私が蜘蛛なんかに…
 うっ!!! か、体が……なにかおかしい!? いやああ、ああ、ああああああああああああああああああ…… ”
  
「大丈夫ですか! いったい何があったんです! 」

『あ、ああ…………は……はやく、わた……わたし……からはな……はなれろ。あああ…………』

“なにかがあああああ…わたしのなかからあああああ…でてくるうううううう…
 あははっはははあはあはははあ…なんだろおおお…なんだかきもちいいいいいい…ああははっははあああああああ!!!! ”

そこで人間の時のミオは、どす黒いインベーダーの思想へと飲まれていくのだった。

“……………………うふ、ふふふ。 あははははははは!! 
 なんだろすごく清々しくて気持ちいい!! なんでご主人様に歯向かってたんだろう、ばっかみたい。
 あ〜ら、私の目の前に美味しそうな獲物がいるわ。 どうやら私に気付いてないみたい。
 あなたもすぐに私と同じようにしてあげるわね♪ ”




飛鳥編へと続く…

ボリューム少なめですが堪忍してください。

あとアイディア募集中!
飛鳥編のあとの展開、なにか要望ありませんか?
実はこのあとの展開何も考えてないのです。

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