2008年10月16日
「パラサイトアイランド」part3
初めて読む方へ注意事項!
性描写、洗脳、寄生、異形化、悪堕ち、百合といった属性が、
私のSS(小説)にはふくまれおります。
_____________________________________
4人が島についてから1時間は経っており、時間はAM11:00になっていた。
食堂には理恵、萌、澪の3人が座り込んでおり、沈黙が続いていた。
その沈黙を破ったのは理恵だった。
「渚……渚はどうなったんだろう……それに何、あの化け物は…? と、とにかく警察にこのことを話そうよ」
澪もうなづきながら口を開く。
『そ、そうだな。とにかく本土にこのことを話して、警察でも自衛隊でも呼ぼう』
萌が泣きべそをかきながらささやく。
「わ…私、渚ちゃんを………」
『落ち着くんだ、萌! オレだって…なんであんなことしたのか今でも悩んでるよ。
でもああしてなかったら、みんなが危ないと思ったんだ……。
2人も見ただろ、あの化け物を……本当に渚にはすまない。もし生きてたらすぐに謝るよ』
「そんな生きてるとか死ぬとか言わないでよ! 」
といい終わった途端、萌がまたわんわん泣き出す。
それから数分が経ち、落ち着きを取り戻した3人は武器になるような物を取りに、キッチンの安全を確認しに行った。
ゆっくりとキッチンのドアを開ける澪。
ドアの隙間から覗いてみると渚の姿はなく、床には謎の液体が飛び散っており、化け物もいなかった。
部屋には液体からなのか甘い甘美な匂いが漂っていた。
3人は自分にあった武器を手に取り、キッチンをあとにする。
理恵と澪はナイフ、萌はモップを持って3人で固まって行動した。
ふと理恵が疑問に思う。
“実際こんなことを本土や警察に話して信じてくれるだろうか? この島には化け物がいて渚をさらいましたと”
“それにもし電話が通じなかったら、3日後の帰りの船まで待たなければいけないことになる。”
「どうしたの? 理恵? 」
『あ、うん、大丈夫よ萌。早く電話を見つけましょ」
「うん」
そして理恵の疑問は見事に当たることになる。
_____________________________________
5分後…
ようやく支配人の部屋で電話を見つけたのはよかったが、電話線は切られていた。
そして追い討ちのように、隣のバスルームでは支配人らしき男の人物が苦痛な表情で、
あの謎の液体にまみれて倒れていたのだ。顔は紫色に変色しており、もちろん息はなかった。
「い、いやあああああああああああああああああ!! 」
萌の悲鳴が洋館に響き、他の二人は絶句した。
「あ、あ…ひどい…」
理恵も、この死体には驚いた。
なぜならここにいた死体が本物なら、ここで働いている職員は全滅しているかもしれないからだ。
もちろん渚も含めて。
「まじかよ! ちくしょう!! 電話も通じねえし、ここにはやっと見つけた人間は死体かよ! 」
あの男らしい澪でも、この状況と初めての生(なま)の死体を見たときには、さすがに震えていた。
しかし昔からホラー好きの理恵は、すぐに理性を取り戻し提案を出した。
「ねえ、ここは支配人の部屋でしょ。もしかしたらここで何があったか分かるかも」
『そんなことして何になるんだ? はやくこの島から出ることを考えようぜ! 」
「待って、船が来るのは3日後よ。それに今の状況を理解しなきゃ…… あの化け物も何なのか知りたいし」
『………そ、そうだな…こういう時こそ落ち着かなきゃな…』
理恵が澪なだめると、2人は部屋にある書類やファイルなどを読み漁った。
隅っこに座っている萌は、疲れ果てた顔で呆然としている。
支配人の日誌や客室名簿、他にも客のクレームを集めた物などいろいろな物があった。
しかしこの状況に適した情報は書かれていなかった。
理恵が部屋を探索してるうちに、机の引き出しから一丁の拳銃と何個合もわさった鍵を見つけた。
“なんでこんなところに拳銃が? やっぱりこの洋館にはなにかあるんだわ。”
理恵は拳銃をすぐさま手に取り、ズボンの後ろに拳銃をつっこみ上着で隠した。
「ねえ、ここにマスターキーみたいなのがあったわ。これでまだ生きてる人がいるか捜しに行きましょうよ」
するとゆっくりとこの部屋のドアが開く音がした。
“!?”
そこには見たことのない全裸の女性が立っていた。
「あなた達は……今日来ることになっていた人達? みんなそのままでじっとしてて、すぐに終わるから」
「う、うううぅ――あ、ああんっ! 」
その女は突然何かを感じているような顔で片手は胸に、もう一方の片手は秘所にあてていた。
するとみるみるうちに、さっき見た同じ化け物の姿になる。
「はああああん―――――いい…いいわああん」
『きゃあああああああああああああああ!! 』
また萌が悲鳴を上げる。
「さあ、あなたたちもわたしとおなじにしてあ・げ・る・♪ 」
そしてその女は天井に張り付くと理恵にまっすぐ近づいた。それも、ものすごいスピードで。
しかし理恵もそれに反応するようにズボンに突っ込んでいた拳銃を手にし、すぐに女に方に向けた。
引き金を引く理恵、それは理恵にとってとてもゆっくりな気がした。
_____________________________________
一発の銃声が洋館中に鳴り響く。
天井に張り付いていた女の容姿をした化け物は、ごとっと床に落ち倒れこむ。
するとナニを思ったか、その女は横になったまま、撃たれたところを長い舌で弄っている。
「ああん! なにこれ? いたくない? いたくないの。ただ…かんじる、かんじるううぅ!! 」
ぺちゃ、ぺちゃ…
恍惚の笑みを浮かべながら、まるで撃たれたところが秘所のように気持ちよく舐めまわしている。
その身の毛もよだつ光景を見ていた3人は、変な恐怖に襲われた。
「ほら今のうちよ! みんなこの部屋からでて!! 」
冷静を保っていた理恵がそう言うと、萌の体を掴んでドアに走った。
澪は、床で悶えている女をまじまじと見ながら2人のあとについていく。
数分後…
食料貯蔵庫に逃げ込んだ3人は内側から鍵を掛け、落ち着いた澪が口を開いた。
「まず、なんで理恵がそんな危ないものを持ってるのか、説明してもらうか」
『こ、これは…さっきの部屋の机の引き出しで見つけたのよ。なにかの役に立つかと思って…』
「なんでそんなものがこの島に――――ま、いいか。そんなことよりこの島からどうやって出るか…」
萌も流れる涙を拭きながら、話に加わった。
「ね、ねえ、ここ食糧貯蔵庫でしょ。なら人が助けに来るまで待ってようよ。」
『だめよ! あの化け物の正体が分からないのに、それにいつまでこのドアが持つのか分かんないし…』
萌の提案も良かったが、理恵の言うことも正しかった。
「そんなドアなんて、春香が本気を出せば数分も持たないわ」
3人の誰でもない声が後ろの方から聞こえてきた。
3人が後ろを振り向くと、見知らぬ白衣を着た女性が立っている。
「始めまして、渚の友達の方々。渚の母の飛鳥(あすか)です。どうやら娘は捕まったようね」
コミックを買うならアニメイト♪
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食堂には理恵、萌、澪の3人が座り込んでおり、沈黙が続いていた。
その沈黙を破ったのは理恵だった。
「渚……渚はどうなったんだろう……それに何、あの化け物は…? と、とにかく警察にこのことを話そうよ」
澪もうなづきながら口を開く。
『そ、そうだな。とにかく本土にこのことを話して、警察でも自衛隊でも呼ぼう』
萌が泣きべそをかきながらささやく。
「わ…私、渚ちゃんを………」
『落ち着くんだ、萌! オレだって…なんであんなことしたのか今でも悩んでるよ。
でもああしてなかったら、みんなが危ないと思ったんだ……。
2人も見ただろ、あの化け物を……本当に渚にはすまない。もし生きてたらすぐに謝るよ』
「そんな生きてるとか死ぬとか言わないでよ! 」
といい終わった途端、萌がまたわんわん泣き出す。
それから数分が経ち、落ち着きを取り戻した3人は武器になるような物を取りに、キッチンの安全を確認しに行った。
ゆっくりとキッチンのドアを開ける澪。
ドアの隙間から覗いてみると渚の姿はなく、床には謎の液体が飛び散っており、化け物もいなかった。
部屋には液体からなのか甘い甘美な匂いが漂っていた。
3人は自分にあった武器を手に取り、キッチンをあとにする。
理恵と澪はナイフ、萌はモップを持って3人で固まって行動した。
ふと理恵が疑問に思う。
“実際こんなことを本土や警察に話して信じてくれるだろうか? この島には化け物がいて渚をさらいましたと”
“それにもし電話が通じなかったら、3日後の帰りの船まで待たなければいけないことになる。”
「どうしたの? 理恵? 」
『あ、うん、大丈夫よ萌。早く電話を見つけましょ」
「うん」
そして理恵の疑問は見事に当たることになる。
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5分後…
ようやく支配人の部屋で電話を見つけたのはよかったが、電話線は切られていた。
そして追い討ちのように、隣のバスルームでは支配人らしき男の人物が苦痛な表情で、
あの謎の液体にまみれて倒れていたのだ。顔は紫色に変色しており、もちろん息はなかった。
「い、いやあああああああああああああああああ!! 」
萌の悲鳴が洋館に響き、他の二人は絶句した。
「あ、あ…ひどい…」
理恵も、この死体には驚いた。
なぜならここにいた死体が本物なら、ここで働いている職員は全滅しているかもしれないからだ。
もちろん渚も含めて。
「まじかよ! ちくしょう!! 電話も通じねえし、ここにはやっと見つけた人間は死体かよ! 」
あの男らしい澪でも、この状況と初めての生(なま)の死体を見たときには、さすがに震えていた。
しかし昔からホラー好きの理恵は、すぐに理性を取り戻し提案を出した。
「ねえ、ここは支配人の部屋でしょ。もしかしたらここで何があったか分かるかも」
『そんなことして何になるんだ? はやくこの島から出ることを考えようぜ! 」
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『………そ、そうだな…こういう時こそ落ち着かなきゃな…』
理恵が澪なだめると、2人は部屋にある書類やファイルなどを読み漁った。
隅っこに座っている萌は、疲れ果てた顔で呆然としている。
支配人の日誌や客室名簿、他にも客のクレームを集めた物などいろいろな物があった。
しかしこの状況に適した情報は書かれていなかった。
理恵が部屋を探索してるうちに、机の引き出しから一丁の拳銃と何個合もわさった鍵を見つけた。
“なんでこんなところに拳銃が? やっぱりこの洋館にはなにかあるんだわ。”
理恵は拳銃をすぐさま手に取り、ズボンの後ろに拳銃をつっこみ上着で隠した。
「ねえ、ここにマスターキーみたいなのがあったわ。これでまだ生きてる人がいるか捜しに行きましょうよ」
するとゆっくりとこの部屋のドアが開く音がした。
“!?”
そこには見たことのない全裸の女性が立っていた。
「あなた達は……今日来ることになっていた人達? みんなそのままでじっとしてて、すぐに終わるから」
「う、うううぅ――あ、ああんっ! 」
その女は突然何かを感じているような顔で片手は胸に、もう一方の片手は秘所にあてていた。
するとみるみるうちに、さっき見た同じ化け物の姿になる。
「はああああん―――――いい…いいわああん」
『きゃあああああああああああああああ!! 』
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そしてその女は天井に張り付くと理恵にまっすぐ近づいた。それも、ものすごいスピードで。
しかし理恵もそれに反応するようにズボンに突っ込んでいた拳銃を手にし、すぐに女に方に向けた。
引き金を引く理恵、それは理恵にとってとてもゆっくりな気がした。
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天井に張り付いていた女の容姿をした化け物は、ごとっと床に落ち倒れこむ。
するとナニを思ったか、その女は横になったまま、撃たれたところを長い舌で弄っている。
「ああん! なにこれ? いたくない? いたくないの。ただ…かんじる、かんじるううぅ!! 」
ぺちゃ、ぺちゃ…
恍惚の笑みを浮かべながら、まるで撃たれたところが秘所のように気持ちよく舐めまわしている。
その身の毛もよだつ光景を見ていた3人は、変な恐怖に襲われた。
「ほら今のうちよ! みんなこの部屋からでて!! 」
冷静を保っていた理恵がそう言うと、萌の体を掴んでドアに走った。
澪は、床で悶えている女をまじまじと見ながら2人のあとについていく。
数分後…
食料貯蔵庫に逃げ込んだ3人は内側から鍵を掛け、落ち着いた澪が口を開いた。
「まず、なんで理恵がそんな危ないものを持ってるのか、説明してもらうか」
『こ、これは…さっきの部屋の机の引き出しで見つけたのよ。なにかの役に立つかと思って…』
「なんでそんなものがこの島に――――ま、いいか。そんなことよりこの島からどうやって出るか…」
萌も流れる涙を拭きながら、話に加わった。
「ね、ねえ、ここ食糧貯蔵庫でしょ。なら人が助けに来るまで待ってようよ。」
『だめよ! あの化け物の正体が分からないのに、それにいつまでこのドアが持つのか分かんないし…』
萌の提案も良かったが、理恵の言うことも正しかった。
「そんなドアなんて、春香が本気を出せば数分も持たないわ」
3人の誰でもない声が後ろの方から聞こえてきた。
3人が後ろを振り向くと、見知らぬ白衣を着た女性が立っている。
「始めまして、渚の友達の方々。渚の母の飛鳥(あすか)です。どうやら娘は捕まったようね」
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