「カロリー制限+筋トレ」を1年以上続けていますが、実際に10キロ痩せてカラダも引き締まりました。
学生時代は体重が60キロ前後だったのですが、80キロまで太り、そこから我慢するダイエットも含め59キロまで痩せることができました。継続は力なりといいますが、本当にそのとおりだと思います。
ただ、その「続けること」こそが難しいと思います。正直今もダイエットを継続できているのは、運やタイミングも関係していると思っています。
勿論運だけではなく、必要な知識を得るために日々勉強はしていました。継続できた理由の一つはそれです。そして毎日続けれる程度のものを欠かさず繰り返し、その数を少しずつ増やしていきました。
私の例でいうと、「夕食後のお菓子禁止」「甘い飲み物禁止」「飲み会以外のお酒禁止」「夕食は炭水化物抜き」「◯時間断食」など、一つ我慢できるようになったらもう一つ追加、それも我慢できるようになったら更に追加と、できることを少しずつ増やしていきました。
ただ、過去の自分だったら正直ここまでできていなかったと思います。
以前、仕事の関係でとある資格取得の為に勉強しなければいけませんでした。
ただ私は勉強が苦手で、活字を見ていたらすぐに飽きてしまいます。そしてその資格も必ず必要というわけではなかった為、やる気も起きなかったんです。
ただ後々必ず必要になるもので、いずれは挑戦する日がやってきます。早いほうが良いとは分かっているのですが、行動に移せませんでした。
かつての自分は、何かに挑戦することも面倒で、大事だと分かっていることも何かと後回しにしていたんです。
新しい挑戦
今までも筋トレや運動をしようと思ったことはありました。きっかけは色々ありますが、その一つは職場の先輩達とジムで運動しようという話になったときです。
トレーニングマシンやプールで泳ぐなど、最初は週1程度で行っていました。ただ、先輩たちと時間が合わなくなったり、脱落者が出たりと、結局続ける人はいなくなりました。
またある時は、とある漫画に影響されて筋トレを始めます。トレーニングウェアとトレーニングマットを買ってやる気十分です。
腕立て伏せと腹筋とスクワットを毎日100回+ジョギング。毎日やるぞと意気込んでいましたが、あまりにも辛すぎて2日も持ちませんでした。
過去の自分は、そもそも一人で何かを続けることができませんでした。新しいことへ挑戦しようとしても、途中で挫折してしまいます。そしてだんだんと何かへ挑戦することも少なくなっていきました。
人生の転機
私は転職を経験しているのですが、転職後は良い職場に恵まれたと思っています。というのも、環境面は勿論ですが、何より良い人達との出会いが多かったです。
そもそも転職も新たな挑戦でした。ただ生活がかかっていたので「挑戦せざるを得なかった」んです。何かに挑むことをしなくなっていた私ですが、生活がかかっているから挑むしかありませんでした。
ダイエットも人生をかけてやろうと思えば最初から成功していたかもしれません。ただそもそもダイエットで痩せようなんて思う人は、「太れるくらい余裕がある生活を送れている」人特有の悩みなので、人生をかけてまで挑戦しようとは思いませんよね。私はそうでした。
生活がかかっているということもあり、転職活動という挑戦はどうにか成功させました。人間本気を出せばなんとかなるもんですね。
転職後の職場は自分より若い人たちが多く、やる気と若々しさに溢れている環境でした。その頃私は30歳になる年で、仕事はそつなく淡々とこなすことが身についていました。しかし周りに感化され、今まで忘れていた挑戦する心を思い出します。
仕事面では心境の変化もあり順調でしたが、コロナ禍をきっかけに在宅勤務メインとなり、その頃から体重が増えていきます。
体重が増え続けているのはなんとなく分かっていました。今まで体重を維持できていたのは、営業職で朝から晩まで移動が多く、消費カロリーを稼げていたからです。
コロナ禍で在宅勤務メインになっても、食欲や食べる量は変わりません。人が太るのは総消費カロリーよりも総摂取カロリーが上回ったときです。そんな日が毎日毎日続いていれば、体重は増え続けます。
気づけば私の体重は80キロ、当時の自分と比べると20キロも太ってしまいました。
挑戦と試行錯誤
在宅勤務メインとなって大きく変わったのは直接営業に行けないことです。元々アナログ人間だった私は、メールやLINEなどよりも、電話や直接会って話すようにしていました。声色や表情が分かったほうが、相手との距離感を保ちやすいからです。
ただコロナ禍ではそうはいきません、ここで会社の方針もありスマホやPCを使ったオンライン通話を活用するようになります。
当初は操作など覚えることに苦労していましたが、慣れてくると快適です。なにより今までの移動時間の多さを考えると、タイパ的にも◯です。
オンライン通話での営業や打ち合わせがメインとなってから暫くして、上司から組織内での営業ロープレのお手本をお願いされる程度には使いこなせるようになっていました。
当時試したことは下記のとおりです。
【オンライン通話を試す】
・繋がらない場合の対処法を調べる・考える。
・対処法を試しても繋がらない場合の代替え案を用意する。
【音声や映像が問題ないか確認する】
・音声が聞こえない場合の対処法を調べる・考える。
・対処法を試しても聞こえない場合の代替え案を用意する。
・映像が映らない場合の対処法を調べる・考える。
・対処法を試しても映らない場合の代替え案を用意する。
【資料など問題なく映せるか確認する】
・資料を映せない場合の対処法を調べる・考える。
・対処法を試しても映せない場合の代替え案を用意する。
上記のことを事前に同僚と何度か試し、不具合が起きたときへの対処法を考えました。
クライアントへ予め準備してもらうことや確認することをまとめ、事前に連絡することを徹底しました。
最初は苦手だと思っていたことでも、勉強して知識を蓄え、実践して試行錯誤を繰り返せば、「誰かのお手本になれる」位にはできるようになることを実感しました。
一人で頑張りすぎないこと
営業職には大抵の場合競争があります。売上なり件数なり、時にはランキング形式に張り出されトップには表彰なんかもあります。
以前勤めていた会社では、顧客の取り合いで揉めたりなど見たこともあります。あとは何の時間か分からない無意味な会議も多かったです。売上を達成できてない人への公開説教とか、勝手にやってくれって感じでした。
ただ転職後の職場では全体会議は基本的に週頭の1回で、チーム会議も朝1と夕方の2回、内容も必要最低限で無駄と感じることはありませんでした。なにより成功事例の共有を誰もが惜しみなく行うという環境でした。
誰しも得意なことや苦手なことがあります。例えば私は既存の顧客からの紹介で新たに売上を上げるのは得意でしたが、一から信頼関係を構築して売上を上げるのはあまり得意ではありませんでした。
ただその苦手とする部分を得意とする人もいて、その人達が共有してくれることって本当にありがたかったんです。
新たなスキルを習得するには、正しい知識は勿論、実践と試行錯誤が必要です。その正しい知識を得るまでにそもそも時間はかかるものですが、それが当たり前に共有されている環境。そして実践と試行錯誤を繰り返す中でフィードバックがもらえるんです。
短期間で成長できたのは勿論、「何かを続けることを人に見てもらうこと」の重要性を特に実感しました。
自分一人の力で全てをなんとかしようとするのもいいと思います。ただそれには時間も労力もかかりますし、なにより一度挫けると中々立ち上がれません。そもそも一人だからサボろうが辞めようが誰にも迷惑をかけることもありません。一人で続かない理由の一つはこれだと思います。
だからこそ何かを本気で続けたい、続けなきゃいけない時は「協力者」が大切だと思っています。
続きは次回お話しします。
※このブログの内容はあくまで私個人の経験に基づいたもので、ダイエット効果や健康への効果を保証するものではありません。また、飲食物や健康食品、サプリメント、健康器具についても、すべての人に同じ効果が現れるとは限りません。使用する際は、必ずご自身の体調や状況に合わせて、用法や用量を守りながらお試しください。
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