3DCG現場のメソッド　教えます。

https://vimeo.com/153289557

錆びた金属の質感メイキング動画です。V-rayで作られております。以前の記事にも紹介しましたが、全てがレイヤーという考え方で質感が考えられています。この質感がどのようなレイヤーで構成されているのかは上に張っている画像を見てもらえれば分かるのですが、まずbase metalという一番土台の金属を作ります。次にrusty shaderを作るためにold metal（古びた金属）とrust(錆び）という素材のshaderを作成してこれらをbercon noise とVraydirtを足して作ったマスクでmixします。mixして出来上がったrusty metalとbasemetalをweartear mapとVrayCurvatureを足して作ったマスクでmixすればうまい具合に錆びが入った金属shaderが出来上がるといった内容です。このプロシージャルマップを用いてマスクを作り合成していくというやり口はsubstanceと同じで、要はsubstanceなんか使わずともマップ組み合わせりゃ何でもできるぞってことがいいたかったのでしょう。。
ぜひこのようなレイヤーの考え方を使っていろいろな複雑な質感にチャレンジしてください。