ブラックなんて怖くない　黒色人生からの　　三度目の正直

《人間失格》


『恥の多い生涯を送ってきました』

作中のこの言葉は、借金苦で引きこもっていた私に響きました。人生、三度目のブラック、まさに私は『恥の多い生涯です』

あの太宰治さんの《人間失格》を現代版にアレンジした漫画作品で

主人公の青年が抱える闇と、転落、崩壊していく様を描いた三巻で完結の物語。




もうかなり前になりますが‥

当時の私は、賭け事に没頭し負け続け、大借金。支払いに追われ、嘆き落ち込み、他人との関わりを一番嫌っていた時期でした。

現在のように、多少なりとも借金というものに対して開き直れることが出来なかったのです。

こんな状況‥明るく楽しい夢のある内容の漫画なんて読みたいとも思いませんでした。

この頃は、人の少ない深夜を好んで出掛けることも多く、ふらっと立ち寄った24時間営業の本屋で見つけた《人間失格》

ダークなタイトルとなにかありそうな表紙‥

もちろん買って帰りました。


三巻で完結というのが残念でしたが、内容は濃く、とても良い作品でした。
ダークな漫画だと、これが一番好きですね〜

そして今も、借金苦なのは変わりませんが、当時を思い出していまだに読んでます


今回はただの漫画紹介になってしまいましたが‥

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興味があれば読んで見てください、おもしろいですよ(笑)