Adobe Character Animatorで作り始めた口パクアニメ。
動画も含めて完成まで、自分で面倒を見たかったのですが、Character Animatorで作る素材の作成が遅れてしまい、予定していた休暇が来て、それまでにできたのは素材作りまでとなってしまいました。
休暇は2日ほど取るので、その間はスタッフに任せて適当に作ってもらう事にしました。
絵コンテはなく、パワーポイントでできた字コンテがあるだけ。
あとはスタッフのセンスに任せて私は休暇を取りました。
使う素材は3体のキャラクターを用意しそれぞれに口パクアニメーションを付け、そのキャラクターの引き、アップ、ドアップという3パターンも作る事にしていました。
この3パターンの作成は意外と簡単で、Character Animatorのトランスフォームで拡大し、座標を調整し書き出せば一つのアニメーションで、いろいろな画面サイズの画面が作れるわけです。
スタッフの動画の進行状況を確認がてら休暇翌日の土曜日に出勤しました。
すると動画はほぼほぼ完成していました。
自分の中ではアップ、ドアップを使って欲しかったのですが、スタッフの作品の中では切り替えはほとんどされていませんでした。
ちょっと残念だったので、Premiere Proのプロジェクトを確認したところ、渡した素材の、アップとドアップが同じサイズになっていました。
あちゃ~、素材がなかったのか・・・
スタッフはそのあたりは無視して、作ってくれていました。
スタッフの作った動画がアットホームな素朴な感じに仕上がっていました。
自分のイメージとの違いがあったので、出勤したついでに自分のイメージの動画を作ってみました。
まだ画面のカットを繋ぎ合わせただけで、これからテロップ入れ、効果音入れ、音楽入れなど多くの作業があります。
しかし、それをやる必要があるかなぁって思い始めています。
スタッフが作った動画を否定する事になるかなぁっと。
スタッフが作った動画を作り直した素材(私が書き出しに失敗していた)に置き換えることで、私がやりたかったこともできるし、スタッフの動画の味も残せるのではないかと考えているのです。
自分が作りたいものより、そちらの動画の方が今回の作品としてはあっている気がします。